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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2681
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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1581.  ロスト・ソウルズ 冒頭の「近親相姦で生まれた子は悪魔となりこの世を終わらせる」に、ジョン・ハートがどう絡むのかゾクゾクっとしたのですが。腕の振るいようが無い超絶駄作に出演してキャリアを終わらせる事にならなくて何よりでした。英国男子の厄年は地方によって差があるものの一般的には年齢に4のつく年であるという知識を得た転んでもただでは起きない鑑賞だったと自分を慰めています。[DVD(字幕)] 1点(2018-05-18 22:05:57)

1582.  ジュリアス・シーザー (1953) 本作の主人公はブルータスであり、最初から最後まで思い迷っていた青臭い理想主義者を演ずるジェームズ・メイソンの実直な演技に魅入るものの心揺さぶられる事は無かった。一方で謀反の首謀者にして権力欲の塊カシウスを演ずるジョン・ギールグッドの飢えた狼のような眼差しが絶品。彼が現れる度に画面が不穏な空気に包まれ、ジェームズ・メイソンをも凌ぐ気迫に圧倒されました。もっと長い尺で登場人物の心の内を見せてもらいたかった。 movie legends 同士のツーショットのお宝映像に大感激で購入したDVDは私の大切なたからものになりました。[DVD(字幕)] 8点(2018-05-18 01:45:12)《改行有》

1583.  ゼンダ城の虜(1952) 《ネタバレ》 ルリタニア王国ルドルフ国王が戴冠式間近に、王位と王妃との結婚を狙う異母兄マイケルの陰謀で毒酒を飲まされ倒れる。英国から休暇に訪れた国王と瓜二つのルドルフ・ラッセンディルが身代わりで戴冠式に臨む。王妃は優しさ溢れるラッセンディルに惚れる。マイケルの腹心ヘンツォ伯爵によってゼンダ城に囚われた国王救出に向かうラッセンディル。という物語。 ジェームズ・メイソン演ずるヘンツォ伯爵は鑑賞史上最高の悪役で、まさに「華麗なる悪」のバイブルと呼べる存在。 ハンス・グルーバー(アラン・リックマン) フランツ・フォン・ヴァルトハイム大佐(ポール・スコフィールド) エミール・ビュイッソン(ジャン・ルイ・トランティニャン) 永遠に変わる事がないと思われた順位が一つずつ繰り下がる事になりました。 超絶オトコマエのルックス、紫の軍服の完璧な着こなしと身のこなし、ベルベット・ボイスで放たれる一言一句のクレバーさと腹黒さとふてぶてしさ、マイケルの愛人を口説きにかかる色気、主人マイケルを一突きで瞬殺する残忍さ。堪りません。 ノックアウト状態なのに更に繰り広げられたラッセンディルとの5分弱にも亘る剣での一騎打ちに完全にとどめを刺されました。 ヘンツォ伯爵判定勝ちの決着が-0.001点 ルリタニアン・ロマンスの語源となった傑作であり、現時点での best of James Mason に酔いしれた絶品。[DVD(字幕)] 9点(2018-05-15 02:31:54)《改行有》

1584.  ブラッディ/ドクターローレンスの悲劇 《ネタバレ》 「ロリータ」で三人が観ている映画に登場していたピーター・カッシング。怪奇役の第一人者と共演するジョン・ハート目当ての鑑賞。彫像が喋っているような端正且つ不穏な顔立ちでバイオリンなどを弾いているピーター・カッシングは豹変する事無く終了。何でやねん、アカンやろ。一方でカッシングの雇われ庭師であるジョン・ハートは終始一貫の狂乱模様で今回も女と格闘して反撃も食らっている、だけ。本作はジョン・ハートの役者人生において糧になったのか消えない過ちなのか知りたいところ。ローレンスのインドにおける悲劇が語られないのは脚本がそこで尽きたのか? 極め付けがお出ましになったグールで街中でたまにこういうオッチャン見かけるよなぁ、というシロモノに口アングリ。亡くなった妻の写真に実際に亡くなられた夫人の写真を使用したという名優カッシングにとっても不本意だったんじゃないかと思われる滅茶苦茶な作品。[DVD(字幕)] 2点(2018-05-14 03:49:06)

1585.  ロード・ジム(1965) 《ネタバレ》 お目当てジェームズ・メイソンの他にピーター・オトゥール、クルト・ユルゲンス、ジャック・ホーキンス、イーライ・ウォラック、ポール・ルーカス、エイキム・タミロフと重厚な俳優陣にビックリ。更に伊丹十三(この時は一三)出演に二度ビックリ。異国情緒溢れる舞台で、消えない過ち(事故シーンの迫力は特筆もの)に苦しみながら転落人生を懸命に生きるジムを熱演するピーター・オトゥールが素晴らしい。手に汗握った戦闘シーンの決着にハッピーエンドで良かったと思った時に、ジェームズ・メイソンが登場していない事に気がついた。??? 1時間48分を経過して、ペストよりも多数の人を殺したという鬼畜船長、人呼んで「紳士のブラウン」としてご登場。 クルト・ユルゲンスを子供扱いする貫録を示し、ジムの本質を見抜くあたりは流石の存在感。しかし、小汚い真似でジムを破滅に追いやる極悪人ぶりがステレオタイプで迫力に欠けたのが残念。 死をもって過ちの呪縛と訣別しようとするジムと彼を連れて帰ろうとするスタインとのやりとりに胸が詰まる。 長かったもののブラウン船長登場以降のシーンは本作にとって欠かせないものだった。 ジムの生涯を描いたスケールの大きい冒険活劇且つ人間ドラマとして十二分に楽しめた逸品。[DVD(字幕)] 8点(2018-05-14 02:54:49)《改行有》

1586.  イグアナの夜 オープニングクレジットにあったテネシー・ウィリアムズに期待と不安が入り混じる。『ロリータ』に続いてオヤジを窮地に追い込むスー・リオンに、「飽きもせずこの小娘が!」上がる血圧をクスッと笑えるリチャード・バートンの受け答えが下げてくれる。コメディものなのかと思っていたら、バートンが中国まで泳ぎに行こうとしてからラストシーンまでのデボラ・カー、エヴァ・ガードナーとの三人で過ごした一夜が実に味わい深く座り直して鑑賞する。特筆すべきはエヴァ・ガードナー。アン・バンクロフトをエキゾチックにした感のある男前な彼女が夜のビーチでマラカスボーイ2人組と絡み合う圧巻のシーンは「寂しい時に見る景色は美しい」が思い浮かんだ。初めてリチャード・バートンの色気を感じた作品で、不安が消し飛び尚且つ私の願い通りの結末が嬉しい。[DVD(字幕)] 8点(2018-05-13 21:26:31)

1587.  聖衣 巨額の製作費を投じたというのも頷ける史劇。スケールの壮大さとは裏腹に贖罪を実直に描いた地味な物語。キリスト教徒でない身には神に許しを請う考えが解らない。時間は元に戻せなく罪もなかった事には出来ないのであり、罪の意識を持った時点でこれからどう生きてゆくのか自分で考えて実行するのが償いだと思う。 How many fingers am I holding up, Winston? が頭にこびり付いているリチャード・バートン28歳時の演技は同じように淡々としているも遺作に比べて深みが無いのが残念。シネマスコープ初採用作に敬意を表します。[DVD(字幕)] 6点(2018-05-11 15:47:14)《改行有》

1588.  北海ハイジャック 《ネタバレ》 今作のジェームズ・メイソンは存在感はあったものの、渾身の力を振り絞っているとは感じられなかった。あの女性は死んではいないと思ったけれど、あの時あの場所で登場するのを筆頭にストーリーが嘘臭く、ロジャー・ムーアは嫌味なだけ、アクションは迫力に欠ける。持ち味である薄気味悪さを存分に発揮したアンソニー・パーキンスが本作のMVP。彼が最期に気力を振り絞ってスイッチを押そうとする唯一手に汗握ったシーンで、阻止したのがロジャー・ムーアというセンスのない演出に腹がたってしようがない。その手を抑えるのはジェームズ・メイソンでしょうが!!! と思うのは私だけか。欲求不満が募る作品。[DVD(字幕)] 6点(2018-05-11 00:20:56)

1589.  ウォーターシップダウンのうさぎたち 原作未読。野ウサギ達のサバイバル物語。水彩画のような風景とアート・ガーファンクルの澄んだ歌声が幻想的。一方で、ジョン・ハートを始めとする名優達の誇張の無い語り口で描かれる世界観は、弱肉強食、環境破壊、果ては全体主義までシビアであり小学生にはとてもじゃないが見せられない強烈さ。生き抜く事を考えさせられた余韻の残る秀作。[DVD(字幕)] 7点(2018-05-09 13:46:25)

1590.  ジョージー・ガール 《ネタバレ》 「自分の気に入らない役は絶対に引き受けない」と公言していたというジェームズ・メイソンが本作に出演したのが不思議。自分のお屋敷の使用人の娘ジョージーに恋をして愛人契約を迫りキスをし、奥さんがあっさりと亡くなって、挙句の果てに結婚までしちゃう。「ロリータ」の仇を本作で討ったかのようだけど大きく違うのはジョージーがおとぼけキャラですごいブサイクであること。唇を奪う前・最中・後の欲望が滲み出た生々しい目をこの娘に向けるのはアカンわ。何処にどう惹かれたのかさっぱり分からん。アラン・ベイツとシャーロット・ランプリングのどうしようもなく鬱陶しいアホバカカップルとは絡みなくコメディ劇の中で浮いた存在だった。笑うところも殆どなく主題歌もなんだかなぁ。「意外と面白くない」4点だけど、惚れ惚れする美貌で他人を切り捨てる姿を見せてくれたシャーロット・ランプリング20歳のデビュー作に「他人様に薦められなくもない」7点に。[インターネット(字幕)] 7点(2018-05-08 00:59:44)

1591.  ローマ帝国の滅亡 《ネタバレ》 予備知識はジェームズ・メイソン出演のみ。鑑賞史上初めての叫び声のない拷問シーンで掌にたいまつの火を3度押し付けられて声を上げずに耐えるお姿に握り拳!僅かな登場シーンでもいぶし銀の存在感に感激。クリストファー・プラマーが共演しているだけで嬉しいのに、超オトコマエで且つ主役は貴男だと言える熱演ぶりにも大感激。史実に即しているのかどうかは気にならず、長すぎる事と心理描写の浅さを差し引いても、壮大な音楽にのせて豪華なセットで数えきれない程の人馬エキストラと共に繰り広げる歴史活劇として楽しめた作品。[DVD(字幕)] 7点(2018-05-07 20:05:57)(良:1票)

1592.  第七のヴェール 「ある日どこかで」のクリストファー・プラマーとジェーン・シーモアを彷彿させるニコラスとフランチェスカの関係。迫力に圧倒された二度のコンサートシーン(グリーグ:ピアノ協奏曲第1&3楽章、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番第1&3楽章)において、フランチェスカを見守る屈折した男ニコラスの眼差しに、芸術だけではなく彼女も愛しているのが透けて見え胸をかきむしる思いに。ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番第2楽章を弾くフランチェスカへの一緒にいてくれとの必死の懇願が聞き入れられず激昂する姿も切なさで身悶えする。恋敵二人はニコラスに敵うはずもないのだが刺身のツマの如く無くてはならない存在だった。本作で完全に虜となったベルベット・ボイスのジェームズ・メイソンに酔い、クラシック音楽も堪能出来た逸品。赤ワインを買ってきてもう一度最初から鑑賞しほろ酔い気分で3つのシーンを何度も何度も観直してはキュンキュン。映画って本当にいいもんですね。[DVD(字幕)] 8点(2018-05-06 21:15:16)

1593.  ブラジルから来た少年 ヨーゼフ・メンゲレという実在した鬼畜医師を演じたのが「アメリカの良心」ともいうべきグレゴリー・ペックというのに仰天。私だって一度はこういう役をやってみたかったんだよと言わんばかりの怪演が特筆もの。ナチハンターのローレンス・オリビエ(この人もメンゲレ役が似合いそう)との肉弾戦はご老体同士とは思えない迫力で、それ以上にドーベルマンとの肉弾戦もどうやって撮影したのだろうと思うもの凄い迫力。意図が不明な陰謀の全容が明らかになってゆく過程に引き込まれ、荒唐無稽であるのに妙なリアリティがあり余韻が残る。お目当てジェームズ・メイソン(この人が一番メンゲレ役が似合う)の存在感の薄さを補って余りある秀作。[DVD(字幕)] 8点(2018-05-06 00:17:27)

1594.  砂漠の鼠 (「砂漠の鬼将軍」同様のロンメルを演ずる)ジェームズ・メイソン、リチャード・バートン共演に胸躍らせての鑑賞。唯一二人が顔を合わせるシーンで、ちょっと恰好つけ過ぎかとも思われたものの若きバートン相手に貫録を見せつけたメイソンにメロメロ。何度も何度も観直し(DVDの利点)1時間費やし2時間半の大作となりました。連合国側のバートン主役の肩のこらない戦争映画の良作。[DVD(字幕)] 7点(2018-05-05 01:31:39)

1595.  砂漠の鬼将軍 「ワルキューレ」「将軍たちの夜」でヒトラー暗殺未遂事件、ロンメル元帥に関して多少の知識有り。元帥の軍人としての葛藤が主に描かれており、ヒトラーをはじめとしてSSが欠片も持ち合わせていない騎士道精神に背筋が伸びる思い。今生の別れでは妻の気丈さが悲しみに輪をかける。遺品のコートを着用したジェームズ・メイソン渾身の演技に見惚れた傑作。[DVD(字幕)] 8点(2018-05-05 00:56:58)

1596.  イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 《ネタバレ》 ベネディクト・カンバーバッチ出演以外の知識無く、prime videoで適当に選んだ何の期待も無く観た作品が大当たり。 天才数学者に纏わる物語が見事に交通整理された三つの時系列でもって描かれた奥行きの深い作品。 第二次大戦時ドイツ軍の暗号解読に成功した勲章ものの功労者に対するヒトラー総統と大して違いのない国の仕打ちが余りにも酷い。チャーチルは何をやっとったんじゃ(怒) 収監よりホルモン治療を選び衰えてしまったチューリングがクリストファーと別れたくないと泣く姿に胸を衝かれる。非業の最期をテロップのみで示してくれた演出により、悔し涙が止まらない事態は避けられた。半世紀の時を経ての謝罪やら恩赦に、国としての取り返しのつかない損失を思い知ればいい。 主役はベネディクト・カンバーバッチ以外考えられず、一世一代の名演技に拍手喝采。[インターネット(字幕)] 8点(2018-05-03 23:02:26)《改行有》

1597.  海底二万哩 《ネタバレ》 原作未読、初見。 網にかかった大量のエビ・カニ、ウミガメと手を繋いでの行進、お茶目なオットセイ、電気ショックビリビリで退散する食人族(?)、ダイオウ(?)イカ このワクワク感といったら。いやぁ、もう、これは子供の頃に観たかったですねぇ。 単にSFファンタジーかと思いきや哲学的であり、動力と思われる原子力の先見性にも目を見張る。 カーク・ダグラス、ピーター・ローレ、ポール・ルーカスそれぞれに味わいが。 しかし、ネモ船長演ずるジェームズ・メイソンの前には三人とも霞んでしまった。 まず、その声に惚れ惚れし電気ショックビリビリ状態。これはポール・スコフィールドに続いて二人目。 端整な立居振舞とは裏腹に、地上に絶望し海に楽園を求めた憎悪を捨てないマッドサイエンティストの屈折模様にメロメロ。 冷静的確な指示ぶりにウットリ、ダイオウイカに先頭に立って立ち向かう漢の姿には胸熱で「死ぬな!死ぬんじゃない!」と拳を握り締める。 艇と部下と共に沈む覚悟を決めた際、「君たちは逃げたまえ」と三人に告げなかったのに-0.01点 宿敵ウォルト・ディズニーに監督を任されたリチャード・フライシャーの出世作にして渾身の傑作。[DVD(字幕)] 9点(2018-05-02 22:47:32)《改行有》

1598.  絞殺魔 《ネタバレ》 犯人の人物像、動機、逮捕までの過程に興味津々だったのですが。中盤であっさりと犯人が判明してからは垂直落下のようにトーンダウン。実話なので仕方ないとは言え超能力者やら二重人格やら脱力感が半端ない。被害者や遺族の無念さが押し寄せてきた自供模様に点数の全てを。[DVD(字幕)] 6点(2018-05-02 21:28:57)

1599.  ラビング 愛という名前のふたり 《ネタバレ》 1958年のバージニア州に於いては白人と有色人種の結婚を禁止する法律が存在した。曰く自然の摂理に反する、混血児が生まれてはならないだなどというヒトラー総統のような発想で自由の国アメリカが聞いて呆れるもの。ミルドレッドがロバート・F・ケネディ司法長官に手紙を書いたのが発端となり1967年6月12日合衆国最高裁判所が異人種間結婚禁止法は違憲であるという判決を勝ち取るまでのラビング夫妻10年の歳月を描いた物語。ほんの一瞬だけあった裁判シーンで弁護士の「二人の結婚がバージニア州にとって何の脅威を与えるのでしょうか・・・」陳述とラビング一家の真っ当で慎ましく仲睦まじくキチンとした食卓風景が重なる光景に、心底「その通り!」と心打たれました。あまりにも地味で淡々としているのが難と言えなくもないですが、罵り合いが一度たりともない夫婦の姿に「コレリ大尉のマンドリン」での「燃え上がった情熱が恋で、その燃えカスが愛」の至言がまざまざと浮かぶ秀作です。[DVD(字幕)] 7点(2018-05-01 21:54:57)

1600.  ミクロの決死圏 小学生の時に観ていてハサミを落としてしまうシーンのみ記憶。50年近く経て再見。小宇宙人体を舞台にした冒険SFは見応え十二分。奇想天外なアイデアを形にした製作に携わった方々と最高傑作の邦題をつけた方に敬意を表します。件のハサミのシーンの後の彼女を助ける際の男性三人の目がランランとしていたのに凄腕監督の茶目っ気を感じました。[DVD(字幕)] 9点(2018-04-30 23:26:46)(良:1票)

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