みんなのシネマレビュー |
|
1761. ジェントルメン(2019) 欲の皮が突っ張った男達のクライムアクション。今風というのか映像も台詞もスタイリッシュ。ヒュー・グラントがらしさを存分に発揮しての狂言回し役でのこれ以上無いゲスさが特筆もの。辛抱強く相手をしているチャーリー・ハナムの胸中「このゲスが」が透けて見える落ち着き振りが見応えあり。展開がめまぐるし過ぎて感慨湧かず。まぁ、感慨を求める作品ではないのでしょうね。 その昔アル様と共演した男前コリン・ファレルがうちの町内会で見かけるオッチャンと同じ様な姿なのが何か寂しい。ヘアメイク、スタイリストは一体何を(怒)[インターネット(字幕)] 5点(2023-06-07 15:30:31)(良:1票) 《改行有》 1762. 文化果つるところ 舞台は何処なのだろうか。監督の蔑視を感じる住民達に嫌悪感を感じたところ。男優三人の熱演ですが見ていて嫌気がさしました。念願叶っての鑑賞だったので残念です。[インターネット(字幕)] 5点(2023-05-31 16:53:49) 1763. アニマル・ウォーズ 森林帝国の逆襲 冒頭のピタゴラスイッチのようなトラップを筆頭に賢い(?)動物たちがブレンダン・フレイザーをひたすら辱めるお話を気楽に眺めていました。途中吹き替えにしましたがライマンの関西弁に世の中銭や!なキャラ=関西弁に異議あるところで字幕に戻しました。 ブルック・シールズとは気づかなんだ。翌年のルーキーハウスガールと違った華に欠ける姿だったからなのか。 ブレンダン・フレイザーは恥ずかしい作品で本作以降役柄を厳選するようになったとか。 しかしながらトホホな役柄を生真面目に演ずる姿に好感が持てました。 賑やかで肩の凝らない作品を楽しめました。[DVD(字幕)] 5点(2023-05-30 15:46:43)《改行有》 1764. 地獄のヒーロー 《ネタバレ》 不謹慎ながら爆発の炎の得も言われぬ美しさに見とれてしまいました。 ヒーローと言えばヒーローですが、救い出したのが4、5人というのが何だかなぁ。 それでも奮闘報われたチャック・ノリスのどや顔ラストショットの爽快感がグッドかと。[DVD(字幕)] 5点(2023-05-28 20:05:06)《改行有》 1765. メリー 殺人!のドイツ語版リメイク作だそうで。陪審員の評議模様、真犯人の最期には見るべきものがありましたが、総じて凡庸でヒッチコックらしさを感じられない作品でした。[インターネット(字幕)] 5点(2023-05-26 13:45:48) 1766. オールド 1時間で2年、1日で48年、子供がドンドン成長してゆくビーチ。犬や猫・植物・・・蝉はどうなるのか・・・そんなことばかり思い浮かんで、けたたましい人々の惨状がサッパリ頭に入って来ない。オチも小賢しい感じで私には合わない作品でした。[インターネット(字幕)] 5点(2023-05-24 06:29:18) 1767. アルキメデスの大戦 《ネタバレ》 大和を作らせない為の奔走ですが、結果は明らかなので話をどう着地させるのか興味はありました。フィクションなので目くじら立てなくても良いのですが、依り代として沈めて日本を滅亡させない、論には白けました。艦には3,000人超の人間が居るんですけどね。[DVD(邦画)] 5点(2023-05-20 01:23:48) 1768. スパイ・ゲーム(2001) 《ネタバレ》 退任まで1日でどうやって救出するのか? 回想録が続くのは当然かと。ドイツとレバノンのシーンで自己愛に満ち約束を屁とも思わないCIAのセイギカンが見応えあり。サイドショー作戦をディナー作戦に書き換えメデタシメデタシに終わるまで野暮を承知でシーアイエーはこんな間抜けな組織なのか・・・馬鹿らしさで1秒も盛り上がれず。 レッドフォードの白すぎてシワシワのお顔が寂しかった。[インターネット(字幕)] 5点(2023-05-08 12:24:56)《改行有》 1769. みんな元気(2009) 子供達の将来に期待をかけて懸命に働いてきた父親。私が頑張っているのだから子供達も頑張るべき。愛してやってるのだから愛し返せ。乖離していた親子の思いに旅を通じて気づく親。元気が一番、普通で上等が身につまされる作品でした。真面目なお父さんもデ・ニーロが演じると魅力的なのが流石名優。[インターネット(字幕)] 5点(2023-04-26 15:58:14) 1770. フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い 育ての親を殺された養子4人の仇討ち話。強盗殺人に見せかけて実は・・・真相に迫る過程はそこそこ見応えありましたが、ママと子供のエピソードが殆ど描かれておらず、単なるドンパチものにしか見えなかったのが残念。中山秀征似のテレンス・ハワードとキウェテル・イジョフォーが印象深く、持ち味を存分に発揮した狂犬ぶりを見せるマーク・ウォールバーグはまずまずかなといったところです。[インターネット(字幕)] 5点(2023-04-25 16:15:34) 1771. レイトナイト 私の素敵なボス トーク番組の司会者として30年、43回エミー賞受賞した超絶優秀なキャサリン・ニューベリー。子供・友達を作らず、名前を覚える気が無く番号で呼ぶ部下に対して暖かみのカケラもなく、気に入らないと剪定するように「クビよ」と言い渡す。そんな女王様が視聴率低下で降板の危機に見舞われる。新スタッフとしてインド系アメリカ女性モリーが加入して。何となく先が読める展開で落ち着くところに落ち着いた結末。目新しいところは製作・脚本も兼ねた才媛振りを見せるミンディ・カリングが唱える人種の多様性ですが、くどすぎて白けてしまいました。 還暦には見えないエマ・トンプソンの役作りは惚れ惚れするところで溜息が漏れました。 「褒めて育てる」とは無縁の切った張ったの職場の厳しさが描かれた小品です。[インターネット(字幕)] 5点(2023-04-25 03:38:22)《改行有》 1772. 高慢と偏見(1940) 《ネタバレ》 ベネット一家のお母ちゃんの銭ゲバぶりにイラッとするわ笑わされるわ強烈なキャラでした。その他にも英国お貴族様の嫌らしさ滲む面々に辟易。喋るマネキンのようなローレンス・オリヴィエよりもグリア・ガーソンが高慢に見えて白け通しでありました。[インターネット(字幕)] 5点(2023-04-23 03:24:50) 1773. 名探偵コナン 黒鉄の魚影 ジンと灰原の手に汗握る対決に期待を寄せて「時計じかけの摩天楼」以来の劇場鑑賞。コナン君の無双ばかりで期待はずれに終わりました。[映画館(邦画)] 5点(2023-04-23 03:15:49) 1774. 鳥(1963) 初見。ジェシカ・タンディ出演に100へぇ。ダラダラ描かれる人間模様が思わせぶりなだけで全く興に乗れず、何時になったら鳥が暴れるのか退屈でした。イナゴや砂漠飛びバッタのように理由も無く暴れる鳥の描写はなかなかでしたが、それだけの作品でした。[インターネット(字幕)] 5点(2023-04-11 19:50:44) 1775. トゥモロー・ワールド 原因不明で世界で子供が生まれなくなり18年、英国以外暴動によって国が崩壊、押し寄せる難民を排除する治安部隊。 人類舐めたらアカン!設定を封印してSFモノとして観るぶんにはまずまずといったところ。 ビッグネームのマイケル・ケインとジュリアン・ムーアの雑な扱いに大いに異議あり。 ケインが語る「信念と運命」に加点。 乳児見守り一時停止からドンパチ再開シーン、全編に亘ってのゴミクズ溢れかえる街並みに、産まなければ始まりませんが、産んだ子供に教育と道徳を授ける事が重要かと思わされたところにも加点。[インターネット(字幕)] 5点(2023-04-07 14:07:06)《改行有》 1776. 美女ありき エマと提督の不倫話をヴィヴィアン・リー、ローレンス・オリヴィエが演じるとは生々しいキャスティング。 キャンキャンとした棒な台詞回しは相変わらずな彼女に引きずられ提督として男として中途半端な姿に興醒め。 二組の夫婦皆が世間体に縛られた関係で因果応報なエマの末路と併せて侘しいものでした。[インターネット(字幕)] 5点(2023-04-04 16:17:15)《改行有》 1777. わたしは最悪。 仕事とつきあう男を取っ替え引っ替え自分に正直に生きる30歳ユリア。自由奔放な生き方の何処が最悪なのか分かりません。 いろいろな選択をしながら歳を重ねる事を思わされる作品。生理的に汚いシーンが多かったのが難点。[DVD(字幕)] 5点(2023-03-19 01:02:47)《改行有》 1778. コンボイ 題名は昔から知っていてトラック大暴走モノだと思っていました。 オープニングタイトルロール。クリス・クリストファーソン、アリ・マッグローに萎え、バート・ヤング、アーネスト・ボーグナインに期待上昇、そして特筆ものの音楽(+3点)が実に心地よくワクワクしていたところへのサム・ペキンパーというのに「アチャー、そんな殺生な・・・」 トレードマークのスローモーションでのトラック横転をはじめ映像は迫力あるものでしたが(+2点)、ハナシがそれに見合わないケチ臭さで、積み荷は?荷主さんは?と無粋な事が思い浮かんでしまい残念です。[DVD(字幕)] 5点(2023-03-12 23:59:16)《改行有》 1779. めまい(1958) 似ているといっても双子じゃあるまいし。無理筋感を押さえ込まれる魅力も感じず。ヒッチコックなので高所恐怖症に堪えての格闘を期待したのですが。強制終了のような結末も併せてパッとしない期待はずれの作品です。[DVD(字幕)] 5点(2023-03-10 00:33:54) 1780. 特攻大作戦 《ネタバレ》 アルドリッチ好みの役者を揃えての十八番反骨野郎物語。盛り上がりは模擬戦闘がピークで実戦は大作戦も何もあったものでないグダグダぶりを経た結末に完全に冷めてしまいました。将官のみならず紳士淑女もろとも焼き殺すというのはアルドリッチならではでしょうか。「戦争に綺麗も汚いもあらへんで! 核爆弾で何十万人もの老若男女焼き殺しとるやないか」とでも言いたげなライズマン少佐の姿でした。いくら主役とは言えチャッカリ生き残ってるのが不愉快なところでアルドリッチそこは妥協したのでしょうか。[DVD(字幕)] 5点(2023-03-07 15:38:51)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS