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プロフィール
コメント数 3267
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 41
小津安二郎 37
石井輝男 24
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 15
今泉力哉 21
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 14
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 17
ジャン=リュック・ゴダール 36
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 15
ジャック・ベッケル 13
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 27
アルフレッド・ヒッチコック 53
ジム・ジャームッシュ 15
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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1761.  我が家の楽園 いかにもアメリカ映画的な欺瞞に満ちた内容。 アメリカが豊かな国であるからこそ、語られるその内容たるは観ていて苦痛。 金もうけ、軍事的優位、領土的優位、あらゆる面においてアメリカという国が豊かであるがゆえに、この物語は非常に都合良く、その物語を進行していく。 大体、楽園とやらの家主であるあのおじいさんとやら。 金がなかったら、あんなに沢山の人間を養い、自分の好きなことだけをやって暮していけるはずがない。 なのに、一方では、銀行家が最後は金よりも友情を買うというオチが待っている。 あの銀行家もまた、余裕があればこそ、土地買収をやめて、あの楽園に落ち着いたのだ。 これが貧しい国ならどうだろう。 そもそもあの楽園とやらも存在し得ない。 つまりは、平和ぼけした偽善的なアメリカという国が舞台だからこそ、成り立つ世界なのだ。 独善的なアメリカ的自由主義の嫌な部分をヘドが出るほど見せ付けられた2時間。 これほど自己中心的で、無邪気に過った正義を語る映画を作れるのは、やはりアメリカという国しかありえない。[DVD(字幕)] 0点(2009-08-26 05:40:15)(良:1票) 《改行有》

1762.  M(1931) 1930年代にしては犯罪モノとしての完成度は高い。 そこはさすがF・ラング。 しかし、やはりどうも古臭さを感じる。 ただし、その古臭さを、サイレント作品を楽しむような感覚で堪能できれば、また別の面白味が出てくるかもしれない。[ビデオ(字幕)] 5点(2009-08-24 23:26:29)《改行有》

1763.  アフター・アワーズ まさに巻き込まれ型サスペンスの典型で、とにかく強引に巻き込んで巻き込こまれる。 ある夜の街に紛れ込んだ一人の男が、トラブル続きで、何故か家に帰れない。 そのトラブルとやらが、とにかく行き当たりばったりで、リズム良く楽しめるのだが、後半になるにつれ、ひたすら都合よくタイミングよく発生するトラブルイベントに少々ウンザリ。 普通に歩いて帰ればいいものを、わざわざ他人の家に上がりこんだり、怪しいバーに入ったりと、、まさに「家に帰らせない為のイベントを強引に詰め込んだ」感がアリアリだ。 その都合よすぎる展開は、しょせんアメリカ映画だ。 この手の、巻き込まれ型サスペンス映画の限界をみた気さえする。[DVD(字幕)] 5点(2009-08-23 03:18:03)《改行有》

1764.  マダムと女房 日本初の本格的トーキー作品として名高い本作。 日本映画をそれなりの本数観てきた私としては、避けては通れない作品で、楽しみに観たのだが、日本初のトーキー作品ということばかりが先行し、内容的には戦前の日本映画の中でも特に秀でたものは感じなかった。 田中絹代がとても若々しく、可愛らしいのが印象に残った。[ビデオ(邦画)] 4点(2009-08-23 00:22:18)《改行有》

1765.  ブルジョワジーの秘かな愉しみ 「秘かな愉しみ」とか題名にあるから、てっきり同じブニュエルの『小間使いの日記』みたいな淫靡な内容を勝手にイメージしてみたんだけど、見事に裏切られた。 しかも、何が言いたいのか分からず、困惑しながらの鑑賞となってしまった。[ビデオ(字幕)] 4点(2009-08-23 00:18:22)《改行有》

1766.  女は二度生まれる 浮世の世界に独り生きる女を徹底的にドライな視線で描いた作品。 地味な味わいながら、実にリアルにその世界が描写されており、川島雄三監督の社会派劇を撮る巧さというものも堪能できる佳作である。 結局、最後に損をするのは女の方で、男は勝手気ままに生きて、それで最後は女を捨てて去っていく。 どこに去っていくかと言えば、あの世であり、結婚であり、飽きて他の女の所へ行くのであり、様々だ。 いずれにしても、水商売という世界、そしてそこに関わる男達は、一時の享楽しか味わうことができず、安定した幸福感というものは味わえないんじゃなかろうか。 しかし、かく言う私も、そういう世界に身を置きたいという欲求があったりして、なかなか理屈一辺倒では割り切れないのが、この世界である。 そういったやり場のなさというか、世の常というか、人生の儚さというか、浮世の世界に生きる男女の鬱憤みたいなものが、ジメジメとした感じで実にリアルに伝わってきた。 そういう意味では、川島雄三監督の手腕が遺憾なく発揮されていると言えるだろう。[ビデオ(邦画)] 7点(2009-08-22 18:03:34)(良:2票) 《改行有》

1767.  あさき夢みし 終始、画面は暗いか、もしくは逆光。 これがまた観づらい。 ATGらしい実験的な試みだろうが、決して観ていて良いとは感じず、苦痛の2時間となった。 しかも、内容も分かりづらく、又、出演陣にも魅力を感じ得なかった。 ジャネット八田もなぁ・・・話し方からしてうざい。 ATGは低予算映画が多いが、大物の俳優・女優を使わなかった(使えなかった)ことは、確実にマイナスな方向にはたらいている気がする。 ただし、映像面で言えば、1974年という製作年から鑑みて、とても美しく、時代を超越しているようにも思える。 映像面に関しては、ATGの実験的精神が花開いていたのではないだろうか。 まさに時代を先行く映像美であった。[DVD(邦画)] 3点(2009-08-20 06:37:47)《改行有》

1768.  仮面の中のアリア 完全なる音楽芸術映画で、よほどオペラに造詣がない限り、その世界に入っていくのは難しい作品。 ただし、この手の音楽芸術映画は、尺がむやみに長いのが多い中、本作はコンパクトにまとめており、その点は好感が持てる。[ビデオ(字幕)] 2点(2009-08-19 01:26:37)《改行有》

1769.   祝!1500レビュー達成! 初めて観るトルコ映画。 でも、その国の映画を初めて観た時って、衝撃よりも違和感が先にきてしまう。 確か、キューバ映画を生まれて初めて観た時もそうだった気がする。 その国の文化というか、映画の方程式に慣れていないせいだろう。 まだ自分が、トルコ映画というものに精通していない証拠だ。 例えるなら、最近のハリウッド映画ばかり観ている人が、昔の日本映画を観た時に陥る状態に酷似しているかもしれない。 いずれにしても、内容うんぬんより、まだまだ観ていない国の映画が沢山あるんだ、という初心に帰らされた思いである。[ビデオ(字幕)] 2点(2009-08-18 20:43:54)《改行有》

1770.  人間蒸発 《ネタバレ》 またしても日中に疲れる映画を観てしまった・・・というのが、まず第一の感想。 さて、本作はまるでノープランな構成だ。最初は題名通りに蒸発した人間を追い求めるところから始まる。 しかし、次第に横道に逸れていき、最後には失踪した男のフィアンセ(これがまた古い言葉だ)とその実姉との罵りあいで幕を閉じ、投げっぱなしやりっぱなしで終わるという流れで幕をとじる。 実際、この姉妹というのが実におぞましい女性たちで、妹はマジで姉を嫌う神経質で怒りっぽいヒステリー、そしてその姉は、いかにも嘘くさい人間で、それでいてしかも不細工(いや、これは外見のことを単純に言っているのではなく、内面の汚さが表面に出ているという意味で)という取り合わせだ。 こんなキモイ姉妹に囲まれていたら、そりゃ男も蒸発するだろう・・・と言いたくなる。(いや、少なくとも私なら、ヨソに上品で落ちつきのある性根の美しい女性を見つけて蒸発します。) 主題となっている蒸発した男を捜すドキュメンタリーの旅は、作品半ばで完全にどこかにうっちゃられてしまう。 そして最後はクドイまでの、この姉妹の罵り合いが繰り返される。 そこで突然、今村昌平自らが登場! さんざん好き放題撮った挙句に、出た締めの言葉がコレ。 『結局、何が真実かなんて誰にもわかりゃしないッスよネ。」だ。 おいマジか!今村監督! これだけ出演者に負担をかけておいて、この締め方は何ぞや! 特に、姉を目撃したと呼び出された近所のアンちゃんが可哀そうじゃないかっ! まあ、それはそれとして、監督今村昌平が言いたかったことは、まさにドキュメンタリーの限界性であって、結局、カチンコがなってよーいドン!でフィルムを回している以上、撮る側の恣意性が介在しない真のノンフィクションなんて存在しない、ということだ。 撮る者は撮る側として意識してカメラを回し、撮られる者も撮られていることを意識して言動を行う。 そんな中で繰り広げられた現象が、全てを客観的に映し出しているとは到底思えないのである。 そしてこれと同時に、メディアというものが万人に発するメッセージ、例えばテレビによる情報の発信とかは、それをそのまま鵜呑みにするのは実に危険で、何が真実か何が虚像かは皆目分からないという事実、そんな事実を今村昌平監督はこのドキュメンタリーの中で訴えたかったのだろう。[ビデオ(邦画)] 7点(2009-08-18 13:37:14)《改行有》

1771.  ナポレオン(1927) サイレント超大作としての雰囲気は存分に味わえるが、それでも面白くはない。 正確に言うと、フランス革命などの歴史に精通しているか、もしくはナポレオンという人物によほど興味を持っている人でない限りは楽しめない内容だと思われる。 淡々と映像は進むので、意外と4時間は早く過ぎたが、映像の垂れ流し且つ内容の薄さは否めず、印象に残っているシーンがほとんどない。 同じアベル・ガンス監督作品なら、断然『鉄路の白薔薇』が良い。 [ビデオ(字幕)] 4点(2009-08-18 08:53:47)《改行有》

1772.  白い手 田舎の少年たちの、活き活きとした様を描いた平和的物語。 決して傑作とかではないし、強い感動が押し寄せるわけではないが、ゆっくりと平和な気分で観られる佳作。 それと、哀川翔がいい味を出していた。 やっぱり田舎のヤンキー上がりみたいな男を演じさせると、絶妙な味わいを発揮する俳優だ。[レーザーディスク(邦画)] 6点(2009-08-17 15:36:11)《改行有》

1773.  乾いた花 なんだか物凄くどんよりとした任侠映画で、その味わいは独特のものがあった。 池部良がニヒルなヤクザ役を演じているが、どうも違和感があった。 なぜなら、池部良と言えば、それまで爽やかな好青年役を演じることが多く、しかもそれが似合っていたからだ。 しかめっ面にドスのきいた話し方で、ヤクザ役を演じてみせているものの、内面に秘めた上品さというか、人間的優しさみたいなものが滲み出てしまっている気がした。 その後、ヤクザ役を演じることが多くなったらしいが、池部良にはずっと爽やかな役を演じて欲しかった。 歳を重ねると、それは無理な話かもしれないが、爽やかな池部良が好きな私にとっては、こういう役は合っていないと思えてならない。 加賀まりこだが、現在のおばさんイメージがあるので、本作のような謎めいた女性を演じられても、どうにも説得力がない。 池部良にしても、加賀まりこにしても、ミスキャストの感が否めない。 それでも、本作のどんよりとしたけだるい雰囲気は、観ていてその世界に引き込まれるだけのものがあり、それはそれで楽しむことができた。[ビデオ(邦画)] 6点(2009-08-17 10:24:52)(笑:1票) 《改行有》

1774.  ジェラシー(1980) 時間軸をずらし、サスペンスに満ちた展開で見せる。 しかし、これがかったるいのなんの。 後半の見せ場こそ、それなりに楽しめはしたが、それまでが退屈だ。 それに分かりにくさが、必要以上な気がする。 男と女の感情のもつれ、ジェラシーの怖さなどのテーマが主軸だと思われるが、それをもっと骨太にストレートに見せた方が良かったのではないか? 時間軸をずらし、謎解きのごとく見せる斜に構えた演出は逆にマイナスのような気がした。[ビデオ(字幕)] 4点(2009-08-16 23:28:13)《改行有》

1775.  大列車作戦 《ネタバレ》 バート・ランカスターの骨太なかっこよさ炸裂の作品。 序盤はよくあるアメリカ映画もので、相手方をただ悪者としてしか描けない勧善懲悪、ご都合主義映画かと思ったら、最後の最後であらら・・・の展開。 ナチスの大将がバート・ランカスターに言った最後の言葉にしびれた。 「おまえはそこまで必死に画を守ったが、画の良さなんかこれっぽっちも分かっていないだろ?」 みたいなセリフ。 バート・ランカスターの愚直ぶりを見事に皮肉ったセリフで、相手方のボスにも花を持たせるという洒落たはからいを見せている。 この辺りから、アメリカが単独で製作した作品でなく、フランスやイタリアが製作国に名を連ねているというのが伺える。 アメリカ色に偏りすぎておらず、絶妙なバランスを持った作品である。[ビデオ(字幕)] 7点(2009-08-15 00:44:48)(良:2票) 《改行有》

1776.  股旅 なんだかマッタリとしすぎで、これといって見所もなし。 「股旅」というヤクザな渡世人の生き様はよく理解できるものの、別に面白くも何ともなし。 音楽もショボイ。 まさに悪い意味でのATGクオリティ。[DVD(邦画)] 3点(2009-08-13 23:48:06)《改行有》

1777.  マイ・ネーム・イズ・ジョー 冒頭の5分から既にまったく肌に合わなかった。 これは相性が悪いというほかない。 音楽も好きになれないし、映像も凡庸、ストーリーも全く興味が湧かず・・・[ビデオ(字幕)] 1点(2009-08-10 02:05:29)《改行有》

1778.  東京裁判 《ネタバレ》 これまた、物凄いドキュメンタリー、いや記録映画を観てしまった。 良質なドキュメンタリーは、やはりどんなジャンルの映画も凌駕してしまう。 東條英機といえば、A級戦犯として知っているし、親からもよく話を聞かされたし、歴史の授業にも良く出てきた。 だけど、考えてみたら、肉声を聞いたのは初めてだ!! 東條英機の映像と肉声、そして話し方、手振り身振り、それらを観られたことは予想以上に衝撃だった。 A級戦犯たちの肉声や姿を観ることができるだけでも、極めて貴重な作品である。 ところで、本作はどういう立場から撮られたのだろうか。 アメリカ政府が、本作品の制作にあたってだいぶ協力したらしいが、それにしてはアメリカ批判色が強く打ち出されている。 なぜなら、締めくくりが、アメリカのベトナム戦争参入に対する批判の文字で終わるからだ。 それに、戦勝国アメリカが一方的に日本軍を裁いたというメッセージが強く伝わってきた。 客観的にというより、どちらかと言うとA級戦犯たちを擁護しているように感じた。 それが良いか悪いかではなく、そう感じたのだ。 ところで、この記録映画は実にリアルに昭和というものを描いている。 これほどまでに生きた昭和史を目で見た記憶は他にない。 そういう意味で、類い稀かつ貴重極まりないフィルムである。[ビデオ(邦画)] 8点(2009-08-09 23:36:13)(良:1票) 《改行有》

1779.  あした来る人 川島作品にしてはどうもイマイチだった。 三橋達也がどうにも煮え切らない役でイライラしたし。 山村聡は、演技はうまいかもしれないが、これまたどうも好感が持てない。 出演陣の中で唯一良かったのが三國連太郎。 まさに役になりきっている。 ほんと凄い。[映画館(邦画)] 5点(2009-08-08 23:24:04)《改行有》

1780.  箱根山 ラピュタ阿佐ヶ谷にて鑑賞。 この日は、“川島雄三ハシゴ”という贅沢で、この後、「シネマート六本木」で『あした来る人』を観たわけで、まことに川島雄三三昧な一日だった。 さて本作だが、これはとっても楽しむことができた。 全編にわたって、川島雄三ならではの独特のユーモアが充満していて、それはそれは心地よい。 しかも、現代においても色褪せないユーモア感。 これはさすが川島雄三監督!のひとことだ。 東野英治郎と西村晃の古今水戸黄門対決は個人的にツボ。 それと、加山雄三は頭のきれる好青年を演じていて、嫉妬してしまうほどの男っぷり。 そして対する星由里子もとっても可愛らしい。 森繁久彌も抜群の存在感。 キャストに魅力あり、又、川島雄三のユーモアのキレ、箱根山についてのウンチクなど、見所盛りだくさんの喜劇で、観た後の満足感、いや満腹感はかなりのものだった。[映画館(邦画)] 7点(2009-08-08 23:17:53)《改行有》

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