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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1888
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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1761.  ナイスガイズ! 《ネタバレ》 すんません、さっぱり面白くなかったんですけど、これ。豪華キャストに惹かれて今回鑑賞してみたんですけど、こういう軽ーいノリの映画がもともとあまり好きではないうえに脚本もいまいちのような気が…。僕のロリ心をビシバシ突いてくる、ヒロインの女の子の可愛さに3点![DVD(字幕)] 3点(2018-03-12 21:12:05)

1762.  サスペクツ・ダイアリー すり替えられた記憶 《ネタバレ》 かつて父親に虐待されたという過去を持つ男がその経験を基に自伝を執筆、それがベストセラーになるものの内容の重要な部分に虚偽が含まれていたことが判明し、一転して追い詰められていくというお話。ジェームズ・フランコやエド・ハリスといったなかなか豪華な役者陣が名を連ね、製作総指揮にはなんとロバート・レッドフォードがクレジットされています。とはいうものの肝心の内容の方は、最後まで何がしたいのかさっぱり意味不明な作品でありました。題名にもなっている主人公の本当の過去を巡るミステリーなのかと思いきや、途中から全く関係のない妻殺しの男のお話が挿入され、それが一つに繋がっていくのか言うと最後までそうでもなかったりで、観ていてとてもイライラさせられます。はっきり言って観るだけ時間の無駄の凡作でした。無駄に豪華な役者陣(エド・ハリス、禿げたなぁ笑)に+1点![DVD(字幕)] 3点(2017-10-29 23:14:01)

1763.  モンスターズ/新種襲来 《ネタバレ》 モンスターパニック+戦争アクションという組み合わせに興味を惹かれて今回鑑賞してみたのですが、びっくりするほど面白くなかったです。前作もそうでしたが、モンスターの存在意義がさっぱり分からない。[DVD(字幕)] 3点(2017-08-13 23:09:51)

1764.  ヘイル、シーザー! 《ネタバレ》 ちっっっとも面白くなかったです。[DVD(字幕)] 3点(2017-07-28 14:00:28)

1765.  マギー 《ネタバレ》 ゾンビ化ウイルスが蔓延するディストピア社会で、感染した娘が徐々にゾンビと化してゆくのを静かに見守る父親の話。それ以上でもそれ以下でもありません。正直、大して面白くない。だいたいかなりいい歳のシュワルツェネッガーが若い娘の父親役というのが違和感ありまくり。それにこれってゾンビという特異な状況を取り除いたら、後に残るのは平凡なそれこそ手垢にまみれたお涙頂戴の難病ものでしかありません。そもそもゾンビである必然性があったのか?映像も頑張ってアートな雰囲気を出そうとしていますが、はっきり言って凡庸そのもの。なんとも退屈な90分を過ごしてしまいました。3点。[DVD(字幕)] 3点(2017-07-12 00:41:51)

1766.  砂上の法廷 《ネタバレ》 公判の朝、廷吏が私に笑顔を向けたのは、私の負けが確実だからだ――。敏腕弁護士であるラムゼイはその日、不穏な気持ちで裁判所へと向かっていた。旧知の仲であった先輩弁護士が殺害された事件の初公判が開かれるからだ。容疑者は彼の一人息子である青年マイク。口論の末、父親をナイフで一突きにしたという第一級殺人罪。そう、ラムゼイは家族ぐるみで付き合いのあったその弁護士のためにも何としても息子の無罪を勝ち取らなければならなかった。だが、マイクは逮捕された直後から心を閉ざし、ラムゼイに対しても一言も口を利こうとしない。さらには召喚された証人たちの口から次々と明かされるのは、殺されたその父親が酷い家庭内暴力や派手な女性関係を繰り返していたこと。圧倒的に不利な状況の中、ラムゼイは不憫な境遇に追い込まれたマイクの母親のためにもと裁判を進めていくのだが…。果たして事件の真相とは?本当にマイクは父親を殺したのか?そして、ラムゼイは無事に彼の無罪を勝ち取ることが出来るのか?一人の少年の裁判を通して炙りだされる、そんなある家族の濃厚な愛憎劇をスリリングに描いた法廷ミステリー。キアヌ・リーブス&レネー・ゼルウィガー共演ということで今回鑑賞してみました。映画全編を通して描かれるのは法廷でのやり取りのみ、後はそれぞれの証人の発言から事件に至るまでの回想シーンを差し挟んでいくというスタイルの作品なのだけど、こういうタイプの映画ってほぼ会話中心になるのが常。なので主要人物を演じる役者陣がよっぽどの実力者でないと、とても見ていられないような冗長な作品になりがちです。対して本作。身も蓋もない言い方をしてしまえば、狂言回しとなるべきキアヌ・リーブスが圧倒的に大根なのです。ハリウッド・スターだけあって確かに華はあるのですが、それは頭空っぽにして観るべきアクション映画でこそ映える代物。こういう演技力を必要とする役に彼をキャスティングしたのは明らかな失敗だったと言わざるをえません。途中途中で挟まれるナレーションなんて棒読みもいいところ。おかげで退屈極まりない作品となってしまってます。また、脚本のお粗末さもそれに拍車をかけています。最後に明かされる衝撃の――というか無茶苦茶なこの真相なんて、突っ込みどころ満載。これに納得できる観客など果たしているのでしょうか?観るだけ時間の無駄の凡作というほかありません。[DVD(字幕)] 3点(2017-06-21 23:17:50)(良:1票)

1767.  ピエロがお前を嘲笑う 《ネタバレ》 超つまんなかったです。『ユージュアル・サスペクツ』と『ファイト・クラブ』を足して五十倍から七十倍ほどに薄めたような映画でした。とほほ。[DVD(字幕)] 3点(2017-05-23 22:02:27)

1768.  エージェント・ウルトラ 《ネタバレ》 戦車は進む。マンデルブロ集合が動く。コーラスは破られ、ボールを受け止める――。アメリカの片田舎で平凡なコンビニ店員として働くマイクは、どこにでもいるような冴えないフリーター。自己主張が苦手で漫画を描くことが唯一の趣味、マリファナを愛好し多少のパニック障害も患う彼だったが、それでも長年付き合っている彼女フィービーとそれなりに毎日をやり過ごしている。そんなある日、サングラスを掛けた謎の女がコンビニで働くマイクの前に現れる。唐突に意味不明な言葉を投げかけると、何事もなかったかのように店から出ていく女。だが、その言葉を聞いた瞬間、マイクの中に眠っていた何かが目覚めるのだった。直後に現れた二人組の車泥棒を、なんと彼はスプーン一本であっという間に殺してしまう。どころか一度も握ったこともない銃や兵器を難なく使いこなせるようになっていた。そう、彼はかつてCIAが開発したトップ機密の凄腕エージェントだったのだ!動き出したCIAの激しい追跡が始まる中、マイクは唯一の理解者であるフィービーと共に決死の逃亡を図るのだったが……。覚醒したコンビニ店員と彼を追うCIAとの激しい攻防を小気味よく描いた青春スパイアクション。とにかく一言言わせてください。これ、むちゃくちゃテンポが悪かったんですけど!!こういう気楽に観るタイプのエンタメ映画には、サクサク進むノリの良さが最も必要なのにそれが一切ありません!!あまりにもだらだらした展開に何度も睡魔に襲われてしまいました。きっとマシュー・ボーンを思いっきり意識して撮られただろうアクションシーンも、本家に比べて圧倒的にセンスが不足しているせいで全くキレがないし。脚本もとにかく矛盾だらけ。結局あのタフガイと呼ばれてた人たちは何だったの?あの悪玉のボスはいったい何がしたかったん??主人公の彼女の目的も意味不明。90分がものすごく長く感じちゃいました。観るだけ時間の無駄の凡作です。3点!![DVD(字幕)] 3点(2017-04-23 00:12:49)(良:1票)

1769.  白い沈黙(2014) 《ネタバレ》 深い雪に覆われたカナダのとある田舎町、造園業を営むレイン家の長女がある日、何者かに誘拐されるという事件が発生する。父親が9歳になる娘を車の後部座席に残したままパイを買いに行った僅か数分間の出来事だった。目撃者も物的証拠も何もなく、捜査は難航を極める。一時は父親であるマシューさえも疑いの目で見られ、レイン家は次第に崩壊してゆくのだった――。数年後、容疑者の目星すら立たないまま、事件はこのまま迷宮入りするものと思われていた。そんなある日、事態は予想外の展開を見せ始める。別居中のレイン夫婦の元に犯人からの挑発ともとれるメッセージが届き、ネット上に成長した娘と思しき画像が発見されるのだった。さらには事件を追ってきた担当刑事も謎の失踪を遂げてしまう…。果たして犯人の目的とは?何故娘は誘拐されねばならなかったのか?そして、少女は無事に両親の元へと帰ってくることが出来るのか?一人娘をさらわれた両親、彼女を決死の覚悟で追う刑事たち、そしてネット上で暗躍する児童虐待組織との攻防を淡々と追ったサスペンス・ドラマ。何の予備知識もないままに、ただ予告編がけっこう面白そうだったので今回鑑賞してみました。なんですけど、完全に騙されましたね、これ。びっくりするくらいつまらなかったんですけどー。この映画、結局何がしたいのか、何が言いたかったのか、最後まで観てもさっぱり分かりません。犯人捜しを目的とするミステリーにしては肝心の犯人が早々に登場するし、異常心理に鋭く迫る猟奇的事件を描いたサスペンスにしては犯人の目的がいまいち意味不明だし、娘を失った父親の哀しみを描くにしてはドラマが薄っぺらいし…。どれもこれもがとても中途半端というしかありません。さらには時間軸をバラバラにしてお話が進行していくのに、監督の力量がそれに全く追いついておらず、果たしてこれがいつの時代の話なのかすごく分かりづらい。おかげでとてもイライラさせられます。そもそも時間軸をバラバラにする意味が分からない。正直言って、この監督さん、まったく才能ないよ。3点っす。[DVD(字幕)] 3点(2017-03-30 23:22:11)

1770.  マジカル・ガール 《ネタバレ》 魔法少女ユキコ――。スペインの地で、重い白血病を患い余命幾ばくもない少女は、遠く離れたそんな日本のアニメを夢見ている。失業中の彼女の父親は、娘のせめてもの願いを叶えて逝かせてやりたいと思うのだが、明日の生活すらままならず、とても彼女が夢見る特注のドレスを買い与えてやることが出来ないでいた。自暴自棄に陥った父親は、宝石店に強盗に入ることを決意する。近くに落ちていた石を拾い、今まさにショーウィンドウを割ろうとしたその時、誰が吐いたのか空から嘔吐物が降ってくるのだった。そしてそれは、新たな悲劇の始まりとなるのだった…。様々な困難に直面した人々の偶然の出会いがさらなる悲劇を引き起こす様を終始淡々と見つめたヒューマン・ドラマ。スペインが制作した日本のオタク文化である萌え系アニメをフューチャーした作品ということで今回鑑賞してみたのだけど、これが近年稀に見るほどのつまらなさでびっくりいたしました。何が駄目かって、まずタイトルにもなっている魔法少女ユキコという、この物語の要が一切活かされていないこと。白血病の少女が日本語のポップソングをバックに踊ったり部屋にポスターが貼られているくらいで、このアニメがどんな内容なのか一切触れられていないのです。なのでこの少女がどうしてこのアニメにここまで心酔しているのかがまったく分からず作品としてのテーマがかなりぼやけてしまっている。せっかく夢のような萌え系アニメと辛く息苦しい現実との対比といういくらでも拡がりそうな魅力的なテーマを扱っているのに、これでは勿体ないと言わざるを得ません。また、魅力的なキャラクターが一切登場しないのもいただけない。というより、登場人物が皆揃いも揃って根暗で常に眉間に皺を寄せてぼそぼそと喋るような人たちばかりで、誰にも感情移入できませんでした。そして無駄なシーンが圧倒的に多い。「ここ、本当にいるの?」と思えるような退屈なシーンのオンパレードで、自分は途中から眠気と戦いながらの鑑賞となってしまいました。無駄を削っていけばきっと三分の一くらいで収まったんじゃないでしょうか。冒頭へと強引にループする、あまりにも無理やりなラストなどもはや目も当てられない。残念ながら、自分には観るだけ時間の無駄の駄作としか思えませんでした。[DVD(字幕)] 3点(2017-02-19 22:51:41)

1771.  虹蛇と眠る女 《ネタバレ》 オーストラリア郊外にある荒廃した砂漠の街を舞台に、突然失踪した二人の幼い子供を巡って次第に追い詰められていくとある夫婦を描いたネイティブ・ミステリー。ニコール・キッドマン主演ということで今回鑑賞してみたんですが、とにかくこれが驚くほど演出が稚拙でびっくりいたしました。もうほとんど素人レベルと言っても過言ではありません。ただ小汚いだけで一切センスを感じさせない映像が延々と続き、場面場面の繋がりもいちいち悪いし、あってなきが如しの退屈なストーリー等々、最後まで観るのが苦痛で苦痛で仕方なかったです。ところどころで差し挟まれる、さして意味のない砂漠の空撮映像がますます睡魔を誘発させ、最後まで観た自分を誉めてあげたいくらい(笑)。原題とは全く関係ない邦題の〝虹蛇〟も配給会社が客を呼ぶために無理やりひねり出した感が半端なく、後味が悪いだけで何も解決しないラストなどもはや目も当てられません。美熟女ニコール・キッドマンのフルヌード露出プレイに+1点。[DVD(字幕)] 3点(2017-01-30 02:15:17)

1772.  スーサイド・スクワッド 《ネタバレ》 近年稀にみるくちょ映画。特に脚本がダメダメ子ちゃん。ハーレクインのハミ尻に+1点![DVD(字幕)] 3点(2017-01-02 02:35:36)

1773.  ディーパンの闘い 《ネタバレ》 戦火を逃れ、故郷であるバングラディシュから難民としてフランスへとやってきたディーパン一家。郊外のマンションの管理人となり貧しいながらも家族水入らずの平穏な暮らしを手に入れた彼ら。だがその正体は、出国寸前に難民として認めてもらうため即席で一緒になった疑似家族だった。そう、彼らはそれまで口を利いたこともない全くの他人同士だったのだ――。イギリスに住む従妹の元へと向かいたい〝妻〟と何も知らずにただ連れてこられた9歳の〝娘〟とともに、ディーパンは強制送還させられないために偽りの家族生活を続けていた。そんな折、同じマンションに住む麻薬密売人たちの間で抗争が勃発する。平穏な暮らしの中で微かな絆のようなものを感じ始めていたディーパンたちの生活に再び、暴力の影が差してくるのだった……。難民問題に揺れるフランスを舞台に、そんな過酷な運命に翻弄されるとある疑似家族を淡々と描いたヒューマン・ドラマ。カンヌでパルムドールを取ったということで今回鑑賞してみたのだが、残念ながら、自分には何がいいのかさっぱり分からない作品だった。とにかく演出が一本調子で、主人公であるディーパンも魅力に乏しく、一本の映画として退屈極まりない。ドラマがようやく動き出すことになる終盤まで、僕は終始眠気と戦いながらの鑑賞となってしまった。映像もとても計算されて撮られたとは思えないほど粗悪なもので、これは本当にプロの仕事なのかと疑ってしまうくらいだ。無駄としか思えないシーンが幾つもあるのに、僕が本当に観たいと思ったシーンはバッサリとカット。編集もいちいち繋がりが悪く、場面場面がぶつ切りにされるので終始イライラさせられる。最近、カンヌがらみの作品を何作か観てきたのだが、どれもこれも残念なものばかりで、一時に比べ相当レベルが落ちていると言わざるを得ない。同じくヨーロッパの難民問題を扱った、巨匠ベルナルド・ベルトルッチの佳品『シャンドライの恋』における芸術性の高さを少しは見習ってほしい。[DVD(字幕)] 3点(2016-11-27 22:40:51)

1774.  レフト・ビハインド 《ネタバレ》 突然、何の予告もなく、世界中から数百万の人々が消える。目の前にいた人が、たった今会話を交わしていた友達が、手に抱いていた我が子が。ただ着ていた服だけを遺して――。そんな衝撃的な現象により世界中が大パニックに陥る中、高度1万フィートを飛行中の旅客機内部も例外ではなかった。正義感の強いジャーナリスト、横柄な夫から子供と共に逃げてきた女性、宇宙人の存在を信じて疑わない若者、異郷の神を信じるターバンを巻いた男、そして宗教にかぶれた妻から逃れCAと浮気に走るレイ・スティール機長…。機内が一触即発の危機に陥る中、機長は努めて冷静に問題解決への道を探ろうとする。一方、彼の娘であるクローイは大混乱に陥る地上で居なくなってしまった弟を求めて彷徨っていた。様々な人々の話を聞くうちに、次第にこの現象は〝あの方〟が深く関わっていることを知った父と娘は…。いまやすっかりB級映画の顔となってしまったニコラス・ケイジが主演を務めた、一風変わった設定のスピリチュアル・フライト・パニックものとも呼ぶべき作品。予告編を見て、その大上段に構えた規模の大きい設定にちょっぴり興味を惹かれてこの度鑑賞してみました。感想は、「は、ははは…。なんだこれ(笑)」。最初こそ、アホほど大風呂敷を拡げたこけおどし系の愛すべきB級フライトパニックものだと思っていたのですが、途中からやたらと神や聖書の話が出てきて、「こ、これはもしかして、そっち系なのか…」と懸念を抱いていたら、案の定、思いっきりそっち系へと突っ走って行っちゃいましたね、これ。原作はベストセラーらしいですけどこれって何処かの宗教団体のプロパガンダか何かなんですかねー。だって、人々を連れ去ったと思しき神様や救世主こそ出てこなかったからまだ良かったものの、一歩間違うとこれって色んな人々を霊界から降霊出来る何とかの科学の何とか代表が作った某映画とほとんど変わらないじゃないですか。例えるなら、ヨガ教室だと思って通っていたらいつの間にか教祖様のお話を聴かされてた感じ?とにかく、胡散臭さぷんぷん映画でした。さすがにこれ系の映画に出るようになったらニコラスももう終わりだよね~。まあトンデモ映画であることは間違いないので、ネタとして観るのも悪くないかもです。時間に余裕がない人、有意義な映画ライフを送りたい人、色々あって最近精神的に余裕がなくちょっとした言葉にコロッといっちゃいそうな人、は観ない方が得策です(笑)。[DVD(字幕)] 3点(2016-10-15 22:23:53)

1775.  天使が消えた街 《ネタバレ》 イタリアで実際にあったアメリカ人留学生殺人事件を基に、事実と妄想を幻想的に交錯させて描いたサスペンス・スリラー。きっと監督はデビッド・リンチのような作風を意識して製作したのだろうけど、出来上がったものは酷い代物でした。とにかく、現実と妄想のそれぞれの取り扱い方が恐ろしく稚拙。現実だと思って見ていた映像が実はドラッグが見せた妄想でした、という細かい夢オチのようなことが延々と繰り返されるため、観ていて本当に苛々させられます。挙句、最後までずっと引っ張ってきた事件の真相も結局はうやむやのまま終わるし、「なんやねん、それ!」と僕は怒りさえ込み上げてきました。観るだけ時間の無駄です。3点。[DVD(字幕)] 3点(2016-08-29 21:42:04)

1776.  トゥモローランド 《ネタバレ》 なんか全体的にごちゃごちゃしてて、いまいちよく分かんなかったっす。未来の描写もなんかいかにも「子供が夢見るワクワクランド」って感じで超ダサくないっすか??挙句、最後は「皆さん、地球環境を大切にしましょうね」って説教臭い――と言うより説教そのものなメッセージを残して終わり…。あの少女型アンドロイドも生意気なだけで全然可愛くないし…。申し訳ないですが、僕には観るだけ時間の無駄としか思えませんでした。うーん、3点!すんまそん!![DVD(字幕)] 3点(2016-05-28 22:13:45)

1777.  イントゥ・ザ・ウッズ 《ネタバレ》 意地悪な継母と義理の姉たちにいじめられ、森の向こうにあるお城の舞踏会に行きたくても行けない少女の物語――『シンデレラ』。貧乏暮らしから乳の出なくなった牛を売ろうと森を彷徨い歩き、魔法の豆と交換する少年の物語――『ジャックと天空の巨人』。森の中に住むおばあちゃんにパンを届けようとするものの、そこで待っていたおばあちゃんに化けたオオカミに食べられる女の子の物語――『赤ずきん』。母親を騙る魔女によって高い塔の頂上に閉じ込められた、長く美しい金髪を持つ少女の物語――『塔の上のラプンツェル』。誰もが知るそんな四つのおとぎ話に、魔女の呪いを解こうと彼・彼女たちの手にした重要なものを求めて暗い森の中へと足を踏み入れるパン屋夫婦の物語を絡めて描き出すミュージカル作品。ジョニー・デップとメリル・ストリープが夢の競演ということで、『シカゴ』という素晴らしい作品を撮って以降いまいちパッとしない印象のロブ・マーシャル監督の作品だったけれど今回鑑賞してみました。うーん、やっぱりいまいちパッとしない作品に仕上がってましたね、これ。何が駄目かって、そんな五つの物語が同時並行的に描かれるのですが、その中心を貫くようなものが一つもないせいでただごちゃごちゃと取っ散らかっただけの印象しか残らないところでしょう。つまり、観客が感情移入できる登場人物が一人も居ないんですよ。本作において、その役割を担い観客をぐいぐい引き込む狂言回しとなるはずのキャラクターはきっとパン屋夫婦になると思うのですが、いかんせん彼らがその役割を放棄しちゃってるせいでちっともこの世界に入り込めません。異世界を描くファンタジーにとってこれは致命傷と言ってもいいでしょう。個々の物語も肝心の要所要所を端折っているうえに、変なアレンジを施しているせいで矛盾や突っ込みどころも多く、とてもじゃないけど面白いとは言い難かったです。あと、個人的に赤ずきんちゃんを演じた女の子が全く可愛くないくせに物凄く小生意気なところが観ていてとても不愉快でした。肝心のジョニー・デップも早々に退場しちゃうし、良かったところと言えばメリル・ストリープの堂々とした魔女っぷりくらいでしょうか。ロブ・マーシャル監督、やっぱり『シカゴ』は奇跡の一品だったんでしょうね。[DVD(字幕)] 3点(2016-04-09 15:53:49)(良:1票)

1778.  アナベル 死霊館の人形 《ネタバレ》 おかしいわ、確かに捨てたはずなのに……。ほら、あなたが捨てたはずのアナベル人形が何故かここに戻ってるの――。出産を間近に控えた人形好きの専業主婦、ミア。幸せいっぱいの彼女はある日、夫からとある人形をプレゼントされる。それは昔からミアが欲しがっていたレアな人形だった。夫の優しさに胸をいっぱいにさせたミアは、さっそく部屋の中に大量に保管された人形の棚にそれを飾るのだった。だが、彼女は知らなかった。そのアナベルと言う名の古い人形には恐ろしい悪魔の力が宿っていることを……。ジェームズ・ワン監督が製作した正統派ゴシック・ホラーの秀作『死霊館』、その中に出てくる不気味なアナベル人形をモチーフに製作されたスピンオフ・ホラー作品。本家である『死霊館』がけっこうよく出来ていたので、その中に出てきたあのあり得ないほど不気味なアナベル人形(てかあまりにも不気味すぎて誰がこんな気持ち悪い人形買うねん!って突っ込んじゃうくらい笑)を取り上げた本作もそこそこ期待してこの度鑑賞してみました。結果は……、びっくりするくらい怖くないうえにびっくりするくらいつまらなかったです!とにかく観客を怖がらせようという演出が次々と繰り広げられるのですが、それ以前に肝心のストーリーにおける因果律が全く上手く機能してないから、これがまあ見事なまでに盛り上がらない。このアナベル人形さんがまず何をしたいのかが最後までいまいちよく分からないってのが致命傷でしょうね。結局、最後の方でこの母親の命を貰いたいってことが分かるのだけど、それはこの人形に取り憑いた悪魔の方の目的であってこのアナベル人形さんはほとんど関係してませんやん。だから、クライマックスでアナベル人形と悪魔の両方がちぐはぐに迫ってくるもんだから、これじゃ怖さが盛り上がらなくて当然。この不気味なアナベル人形がぐいぐい主人公を追い込んでこその恐怖でしょーに。対する主人公夫婦もせっかく捨てたアナベル人形がまた戻ってきて恐怖に震え上がるのかと思ったら「やっぱりこの人形は飾っときましょう」ってもう一度棚に置くって、思わず「はぁ?お前はアホか!!」って突っ込んじゃいました(笑)。最後もほとんどストーリーに絡んでこなかったおばさんが、急に「私が身代わりになるわ!」って窓から飛び降りてチャンチャン…。「もっとしっかり脚本練れやーー!!」と大声で叫びそうになっちゃったし。ちゅう訳で、観るだけほとんど時間の無駄でした。3点。[DVD(字幕)] 3点(2016-02-22 13:06:02)(良:1票)

1779.  ジュピター 《ネタバレ》 ちーーーっっっとも面白くなかったでちゅ。[DVD(字幕)] 3点(2016-02-14 01:39:21)

1780.  猿の惑星:新世紀(ライジング) 《ネタバレ》 いまや伝説と化しているディストピアSF映画『猿の惑星』シリーズのその前日譚として製作された前作。とあるウィルスの蔓延によって知能が異常に発達し、それまで当然のように支配してきた人類に反旗を翻した猿たちの闘いを描き、これが詰めの甘い部分が目立ったものの、徐々に拡がっていく猿たちと人間との戦いをサスペンスフルに描いていて、緊迫感溢れるエンタメ映画として僕はけっこう楽しめたんですよ。なので、その後の滅亡の危機にまで追い込まれてしまった瀬戸際の人類と地球の新たな支配者として台頭しはじめた猿たちとの種の存亡を懸けた戦いを壮大に描いた続編として僕はけっこう期待しながらこの度鑑賞いたしました。結果は……、なんですのん、このスケールのちっちゃなお話は(笑)。猿と人間の地球規模の壮大な戦いどころか、けっこう狭い森の中で人間と猿の小規模なコミュニティ同士のダムを稼動させるか否かみたいなこじんまりとした戦いだけで終わっちゃ駄目でしょ。続編なんだから最低限前作のスケールは超えていってくれないと。それに脚本もテキトー過ぎ!人間と猿たちの戦いを描きたいのか、猿のコミュニティでの内部抗争を描きたいのか、軸がブレブレでストーリーがさっぱり盛り上がらない。ダムを稼動させたいという主人公のおっさんも猿の味方なのか人間の味方なのかいまいちよく分かんないから全く感情移入できません。あと、武器庫の門番をしてた人間の2人組、敵の猿が近づいてきたのに、「なかなか愉快な猿だぜ」と意気投合し一緒に酒飲んじゃうとか、普通にアホ過ぎっしょ(笑)。そのすぐ後に、やっぱり武器を奪われちゃって殺されちゃうとかどんなけ緊張感ないね~ん!!そういうテキトーなところばかりがやけに目について、僕はまっっったく楽しめなかったです。前作が良かっただけに残念!![DVD(字幕)] 3点(2015-11-17 21:12:33)

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