みんなのシネマレビュー |
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1781. 特攻大作戦 《ネタバレ》 アルドリッチ好みの役者を揃えての十八番反骨野郎物語。盛り上がりは模擬戦闘がピークで実戦は大作戦も何もあったものでないグダグダぶりを経た結末に完全に冷めてしまいました。将官のみならず紳士淑女もろとも焼き殺すというのはアルドリッチならではでしょうか。「戦争に綺麗も汚いもあらへんで! 核爆弾で何十万人もの老若男女焼き殺しとるやないか」とでも言いたげなライズマン少佐の姿でした。いくら主役とは言えチャッカリ生き残ってるのが不愉快なところでアルドリッチそこは妥協したのでしょうか。[DVD(字幕)] 5点(2023-03-07 15:38:51) 1782. ホット・ロック ゼロ・モステル繋がりでの鑑賞。美味しい役どころで確かな存在感でした。 泥棒モノとしてぬる~いお話でコメディに振り切れるでもなく。 「このオバサン誰??・・・」から結末まで、目くじら立てなくてもよいものの、「これで良いの? ホントにいいの?」脱力状態です。ルパン三世が思い浮かんだ不思議な作品。[DVD(字幕)] 5点(2023-03-03 01:55:05)《改行有》 1783. カットスロート・アイランド 《ネタバレ》 主演の男女、悪の親玉それぞれが華に欠けていて、島もお宝もアッサリ見つかる展開も相まって盛り上がれない。ドッカンドッカンを気楽に眺めているぶんにはまずまずかなといったところ。ギネス認定大赤字作品というのは意外でお金の使いどころを誤ったのでしょうか。こき下ろす程ではない作品でした。[DVD(字幕)] 5点(2023-02-28 23:38:56) 1784. プロデューサーズ(1968) メル・ブルックス監督デビュー作と言うことで鑑賞。冒頭のゼロ・モステル&ジーン・ワイルダーのけたたましさにリモコンを持ったままでの鑑賞に。監督特有の生理的に汚いシーンが無いのは好感でしたが、ナチス、ヒトラーおちょくりモノとしてやり過ぎ感に口アングリながらも、肝心のヒトラー役が今一つだったのが物足りない。絶体絶命どう凌ぐか期待したのですが、やっつけ仕事のような結末が残念なところです。[DVD(字幕)] 5点(2023-02-25 23:47:45) 1785. 大人は判ってくれない 子供時分は親に、6年続いた反抗期の長男に、どうして判ってくれないのか、絶望で身悶えた事が思い起こされました。 相手を少しだけでも判ろうとせず、自分だけ被害者ヅラしていたのが今になって分かります。 何かして稼ごうとする事無く自立をうそぶくドワネルくん、行く末を考えさせられるラストショットが印象的。[DVD(字幕)] 5点(2023-02-23 14:16:23)《改行有》 1786. プライベート・ベンジャミン レンタル理由を忘れてしまって(恒例)の鑑賞。 親離れする際のアホアホ顔が覚悟を決めた顔に変わるのがクライマックスでした。 何処まで上り詰めるのかへの期待が脚本の迷走でペシャンコになったのは何とも残念。 ただ、「何度でもやり直したるで!」力強いラストショット後ろ姿は余韻を残します。[DVD(字幕)] 5点(2023-02-11 20:26:29)《改行有》 1787. バニシング・ポイント(1971) 《ネタバレ》 余りにも広大な光景に、何時も見る私鉄やJRの窓から見るゴチャゴチャした街並みの何千年前の姿なのかと妙な感慨が。挿入される過去シーンと逃走&撃沈への心情が繋がらず、反体制を謳っていそうで響くものが無かった作品です。[DVD(字幕)] 5点(2023-01-10 00:03:08) 1788. 都会のアリス 子供らしからぬ姿と子供らしいあどけなさが入り混じる不思議な魅力を見せるアリスに点数の全てを。内面がノッペリと描かれたフィリップには退屈さしかなく。当たりかもと思ったけどハズレだった残念な作品。[インターネット(字幕)] 5点(2023-01-05 16:40:28) 1789. オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体 実話だというのが信じ難い奇天烈軍事作戦に興味津々だったのですが、映画としての脚色と思われる男女三角関係に熱が醒めてしまいました。ナチス側の視点が無いのでサクサクと進む作戦に盛り上がれなかったのも痛いところ。お目当てコリン・ファースが役作りなのか知りませんが体も顔までも弛んでいてショックを受けたのも残念です。[DVD(字幕)] 5点(2023-01-01 23:04:03) 1790. 五月のミル 登場人物全員の脳天気というかお気楽というか大らかな姿はフランスならではか。盛り上がるところ無くお開きとなった明後日には忘れてしまうであろう作品。ルイ・マルなのに残念。[DVD(字幕)] 5点(2022-12-29 22:27:32) 1791. 我等の生涯の最良の年 《ネタバレ》 戦勝国アメリカ復員兵3人の再出発へのドラマ。長過ぎました。ダラダラと語られて段々と嫌になってハッピーエンドでも何の感慨も無く。名作の誉れ高かっただけに意外でビックリしています。ご贔屓ではありますがフレデリック・マーチのオスカー受賞は異議あるところです。[インターネット(字幕)] 5点(2022-12-26 00:58:26)(良:1票) 1792. 肉体の悪魔(1947) 高校生とオバサン、にはとても見えない二人のよろめきドラマに興に乗れません。オバサンの浅はかさが痛々しく白けてしまいました。今年ジェラール・フィリップ生誕100年映画祭が行われていますが、オバサン役のミシュリーヌ・プレールが100歳で存命であるというのにドラマチックなものを感じます。[インターネット(字幕)] 5点(2022-12-17 19:57:05) 1793. リバー・ランズ・スルー・イット 昭和の名曲が浮かぶ川の佇まいが幾つも時代が過ぎて行くのを感じさせられます。控え目な演出に監督の生真面目さを見ました。[インターネット(字幕)] 5点(2022-12-14 02:02:00) 1794. 赤と黒 デジタルリマスター版 高名な原作小説は未読。ジュリアン・ソレルの野心が大した事無く3時間以上に亘る不倫劇は退屈でグッタリとなりました。ジェラール・フィリップ、ダニエル・ダリューに期待特大だっただけに残念です。[インターネット(字幕)] 5点(2022-12-12 01:29:48) 1795. 夜の騎士道 私的に厚かましくてしつこい人間は虫唾が走るので、いくらジェラール・フィリップとは言え胸糞キャラでありました。(ゴメンナサイ)ただ、ダンスシーンだけはウットリ。お相手ミシェル・モルガンの着こなしにも惚れ惚れ。[インターネット(字幕)] 5点(2022-12-05 14:02:38) 1796. 鉄路の闘い フランス国鉄職員達の抵抗奮闘ぶりが描かれています。名だたる名優を起用した「大列車作戦(1964)」のようなドラマ性が皆無のドキュメンタリー作品に、史実を知った以上の感慨が無く。 ナレーターがシャルル・ボワイエというのに「エーッ!」即確認しましたが違うように聞こえました。[インターネット(字幕)] 5点(2022-12-04 11:38:43)《改行有》 1797. ルシアンの青春 《ネタバレ》 ルシアンの浅はかさは17歳なので仕方ないにしても、ゲシュタポの拷問場面を目にしながら手先であり続けるのには酌量の余地は1ミリもありません。無責任な彼の母親も酷い。罪には罰が下る事を知った彼を描かない演出や、フランス黒歴史を提示するのはルイ・マル監督ならではですね。[インターネット(字幕)] 5点(2022-12-03 01:51:47) 1798. ザ・ドライバー なかなか面白い筋立てでしたがライアン・オニールとイザベル・アジャーニから陰気くささしか感じず興に乗れない。オレ様ぶりが目を惹いたブルース・ダーンのお陰で何とか完走。駐車場内で車をボロボロにした運転技術が凄かった(+1点)[インターネット(字幕)] 5点(2022-12-02 11:16:46) 1799. ダンテズ・ピーク 火山噴火パニックものとしての映像はなかなかの迫力。噴火が起きるまでお決まりの展開なのはまぁ良しとして、起きてからの無理筋に興醒め。リンダ・ハミルトンを町長としたのが大間違いで、映像に見合わないスケールのちっちゃい話になってしまいました。サラ・コナーとジェームズ・ボンドの共演だっただけに残念。[インターネット(字幕)] 5点(2022-11-29 23:39:51) 1800. 最後にして最初の人類 20億年という時の流れに気が遠くなりそうです。100年にも満たない一生の取るに足りなさと価値を思うところです。壮大なスポメニックと幽玄な音楽、秋の夜長、癒やしの一時でした。[インターネット(字幕)] 5点(2022-11-22 10:34:56)
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