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プロフィール
コメント数 1888
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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1841.  シシリアン・ゴースト・ストーリー 《ネタバレ》 マフィアに拉致監禁され、突然居なくなってしまった13歳の彼氏のことをただひたすら捜し続けた少女の姿を幻想的な映像で描いたピュア・ラブ・ストーリー。ギレルモ・デル・トロの作品を髣髴とさせるというキャッチコピーに惹かれて今回鑑賞してみましたが、正直「どこがやねん!」と思わず突っ込んじゃうくらい残念な作品でありました。もう雲泥の差ですよ、これ。とにかくストーリーの見せ方が恐ろしく稚拙。大して面白くもないお話がダラダラダラダラ続くうえ、意味不明なシーンが山ほど差し挟まれるもんだからもう眠いったらありゃしない。あの主人公が髪の毛を染めるシーンはいったい何の意味があったのでしょう?音楽の使い方もまるでなっちゃいない。何より、この「どうだい?芸術的だろう?」と言わんばかりの全編に横溢する監督の独り善がりなナルシズムが、もうとにかく気持ち悪くって仕方なかったです。そしてよく分からない唐突なラストシーンの後に表示される、実話を基にしたというテロップ。はっきり言って、これは死者への冒涜ではないかとすら僕には思えてしまった。正直、観る価値など欠片もない恐ろしいほどレベルの低い作品だと断言していいでしょう。主人公の女の子の今にもパンツが見えそうな超ミニスカート(実際何回か見えてたし!笑)に+1点![DVD(字幕)] 2点(2020-02-11 00:30:21)

1842.  リンクル・イン・タイム 《ネタバレ》 宇宙の彼方に消えた父親を追って、五次元世界を旅する少年少女を描いた冒険ファンタジー。あのディズニーが制作、なかなかお金が掛かっていそうな内容と何気に豪華な役者陣共演なのに世間では全然話題となっていなかった本作、どんなもんじゃろと今回鑑賞してみました。結果は……、え、これって本当にディズニー制作なんですか?どこかの新興宗教の勧誘ビデオかと思ったぞ。ひたすら続くスピリチュアルな展開と、やたらと愛を強調する説教臭いストーリーに終始あくびが止まらなかったんですけど!それにビジュアル・センスもダサすぎます!なんなんですか、この原色を多用した気持ちの悪い世界観は。こんなに早く終わってくれと思いながら観た映画も久しぶりでした。あと、おばさんたちのコスプレ七変化は見ていて痛々しいからやめてください(笑)。[DVD(字幕)] 2点(2020-01-06 22:00:19)

1843.  キラーズ・セッション 《ネタバレ》 キラー・アノニマス――。それは生まれついての殺人鬼たちがマンションの一室に集まり、互いの経験や悩みを全て話し合うことで更生を図るという秘密の共助組織だ。心の中の暗い衝動を抑えきれない生来の殺人者たちは、今夜も秘密のセッションを行うため椅子を並べ始める。ところがその日、アメリカの次期大統領候補が狙撃されるという大事件が発生、街はほぼ戒厳令とも言える物々しい雰囲気に包まれていた。そして偶然にもこの日に初参加することになった新人殺人者。だが、メンバーの一人が彼女こそその暗殺未遂事件に関与しているのではないかと疑問を抱き始める。次第に疑心暗鬼に包まれ、不穏な空気が漂い始めるマンションの一室。近くのマンションの屋上で全てを見守る謎の男も加わって、事態は意外な方向へと転がり始める。果たして殺人者たちは無事にこのセッションをやり遂げることが出来るのか?猟奇殺人鬼たちのグループ・セラピーというエキセントリックな設定で描かれるクライム・サスペンス。ジェシカ・アルバ&ゲイリー・オールドマン共演ということで今回鑑賞してみましたが、これがまあ酷い出来の作品でした。明らかにタランティーノを意識して撮られたであろう作品なのですが、正直完成度としては雲泥の差。奇を衒っただけの意味不明な設定に何が言いたいのかさっぱり分からないストーリー、魅力に乏しい登場人物がひたすら議論する中盤なんか眠いったらありゃしない。むちゃくちゃしてやるぜと言わんばかりのクライマックスなんて、監督の独り善がりもいいところ。どうしてこんな程度の低い作品に、名優オールドマンが出ているのかさっぱり理解不能です。率直な結論を述べさせてもらうと、観るだけ時間の無駄の凡作というほかありません。[DVD(字幕)] 2点(2020-01-01 01:14:32)

1844.  狂人ドクター 《ネタバレ》 19世紀に実在した、悪徳精神科病棟の狂気の世界を描いたサイコ・スリラー。あまりにも直接的なタイトルと実力派俳優ジェームズ・フランコが監督・主演を務めているということで今回鑑賞してみました。感想は……、鬼のようにつまらない映画でありました。それ以上でもそれ以下でもありません。主演女優さんのキレイなおっぱいに+1点!![DVD(字幕)] 2点(2019-11-10 23:18:47)

1845.  死の谷間 《ネタバレ》 核戦争後の荒廃した近未来。数少ない生存者である若い女性アンは、唯一核汚染を免れた小さな谷間で独りぼっちで暮らしていた。大自然に囲まれ、心の拠り所は父が遺していった小さな教会で毎日神に祈りを捧げること。今日も彼女はたった一人、一匹の老犬とともに誰も居ないコンビニから生きてゆくための食糧を調達してくる。そんなある日、唐突にその狭い谷間に防護服を着た黒人の男がやってくる――。誰も居ない世界で孤独に押し潰されそうになりながら暮らしていたアンは、久しぶりに交わす人との会話に喜びを隠せない。彼と一緒に暮らすことになったアンは、自然と心を許してゆくのだった。次第に惹かれ合っていく二人。だが、そこに新たに白人の若い男がやって来たことで、彼らの関係は微妙に壊れ始めてゆく……。絶望的なディストピア世界で揺れ動く男女の心の機微を淡々と描いた心理ドラマ。なんですけど、見事なまでにつまんない作品でしたね、これ。予算の関係なのか、ディストピア映画なのに、こんなに終末感のない映画も珍しい。なんか近場のキャンプ場で撮ったんじゃないかってくらい未来描写が皆無でした。当然ずっと山の中で物語が進行してゆくわけですが、これがただでさえ絵面が変わらないのに、肝心の物語がまあつまんないせいで最後まで観るのが苦痛で仕方なかったです。人類の危機なのに、やってることは終始まどるっこしい三角関係で深みも何もあったものではありません。また、信仰心に篤いヒロイン役をやったマーゴット・ロビーも全然役柄に合っておらずミスキャストもいいところ。最後のオチにいたっては、「こうやって思わせ振りのまま終わらせたら芸術っぽくなるんでしょ」という監督の浅はかな狙いが透けて見えて、もう腹立ってきましたわ。いやー、久しぶりにこんなつまらない映画を観てしまいました。[DVD(字幕)] 2点(2019-09-20 20:36:00)

1846.  スイス・アーミー・マン 《ネタバレ》 たった独りで無人島に漂流した若い男と、腹に溜まった腐敗ガスによって常に〝おなら〟が止まらない一体の水死体。あろうことか、男はその水死体に跨ると腐敗ガスを動力として島からの脱出を図る。その「水死体ボート」の力で何処かの海岸へと辿り着いた男は、その命の恩人である水死体を担ぎ、人の姿を求めて深い森の中へと分け入ってゆく。すると、死んでいたはずのその水死体が何故か彼に話しかけてくるのだった――。心に闇を抱えた孤独な男と喋る水死体との決死のサバイバルを不条理な展開で見せるシュール・コメディ。という設定だけ聞くと超おバカな映画のように聞こえるし、実際海の上をおならの力で疾走する冒頭のシーンから下ネタ全開でけっこう振り切れたそのエピソードに摑みはばっちりでした。でも、この映画のピークはその冒頭10分のみ。その後は中途半端に哲学的かつシュルレアリスムな展開になるのですが、これがまあ独り善がりもいいところ。正直言って監督やスタッフ、俳優たちが内輪のみでこの悪ノリを楽しんでるだけで、映画としては非常に出来が悪いとしか言いようがありません。もう完全なる出オチ映画でしたね、これ。見事なまでに全部のネタがすべっちゃってます。率直に言って、この作品は映画としての枠組み(主題)が全く固まっていないので、その中で何をやられてもまるでノートに書かれた落書きを見せられているようなもので面白くもなんともありません。死体役を演じたダニエル・ラドクリフ君も「どうだい?ハリー・ポッターイメージからの脱却に苦しむ僕が迷走の末、こんなキワモノ役を演じちゃってるぜ。どうぞ、みんなで笑っちゃってくれ」という自虐的な思惑が透けて見え、なんか痛々しくて逆に笑えないんですけど!まあ時間が短かったのと、つまらないけれどそこまで腹立つほどでもなかったので、ぎり2点で。[DVD(字幕)] 2点(2019-08-18 00:10:12)

1847.  アルカディア 《ネタバレ》 人里離れた森の中で自給自足の生活を送るカルト教団「キャンプ・アルカディア」。そこから逃げ出した兄弟が、10年ぶりに現地を訪れるところから物語は始まる。そこには何故か、10年前と変わらぬ姿で生活している信者たちがいて、彼らを温かく迎え入れてくれるのだった。兄は過去の忌まわしい記憶から不信感をあらわにするが、まだ子供だった弟は反対にこのカルト教団に戻りたいと思うようになる。次第に心が離れてゆく兄弟。だが、やがて理屈では説明できない不可思議な現象が兄弟を襲うようになる。同じところをぐるぐると走り続ける男、湖の底に蠢く怪しげな生物、いつの間にか空に浮かんでいた三つの月、そして自殺した自分の死体と一緒に暮らす謎の男――。いったい何が起こっているのか。兄弟はこの不可解な現象からなんとか逃げ出そうともがき始めるのだったが…。怪しげなカルト教団を巡るサスペンス・スリラーと思いきや、途中から最近流行りのループ物へと変貌するエキセントリックな物語。正直に言って全く面白くありませんでした、これ。とにかく前半無駄なシーンが圧倒的に多いのに、お話自体がかなりつまらないので、もう退屈で退屈で仕方なかったです。あの森の中の謎の何かと綱引きをするシーンはいったい何の意味があったのでしょう?途中からようやくループ物として物語が動き始めるのですが、これがまあトホホな仕上がりで失笑するしかなかったです。どうやら森のあちこちで小さなループが繰り返されているらしいのですが、これが非常に分かりにくい!こういう設定勝負の映画ってどれだけルールや法則がしっかりと練られているかがポイントとなるものだけど、本作はそこらへんがあやふやというかかなり適当なので観ていてさっぱり面白くないんですよね~。これではただ単に奇を衒っただけの凡作というしかありません。[DVD(字幕)] 2点(2019-07-26 12:54:07)

1848.  ヒューマン・ハンター 《ネタバレ》 地球温暖化の影響で極端に砂漠化が進んだ近未来のアメリカ。政府は人民省なる機関を作り、生産性のない人間を『ニューエデン』と呼ばれるユートピアへと強制的に移住させていた。そんな人民省で働く捜査官クロノスは、逃走を図ったある親子の捜査を担当することに。だが、その過程で彼はニューエデン計画の裏に隠された驚愕の真実を知るのだった…。毎度おなじみニコラス・ケイジ主演のそんなSF作品、あまり期待せずに今回鑑賞してみました。いやー、ニコラス・ケイジ主演とはいえ完全にB級の超低予算映画でしたね、これ。近未来の映画なのに、画面に近未来感が一切ないのはどうしたものか。申し訳程度にホログラフ携帯とドローンが出てきますが、あとは普通の砂漠に普通の木造建築の建物に普通の年代物のガソリン車がいっぱい出てきます。近未来なのに、むしろ技術退化してますやん(笑)。あと、脚本も演出もテキトー過ぎます!!予算の都合なんでしょうけど、主人公を追う彼の上司も連れてる部下は3、4人でしかも素人のシングルマザーにあっさり殺される始末。しかもその銃撃戦の舞台も、一昔前の戦隊ヒーローものみたいにどっかの倉庫みたいなチープな場所。最近の戦隊ものの方が絶対お金かかってますって!あと一緒に逃走する子供がニコラス・ケイジの本当の息子であることがいつの間にか判明してましたけど、そんな伏線ありましたっけ?多分眠気をこらえるのに必死で自分が見逃してただけなんでしょうけど、だからと言って見返すほどのもんでもないかな~。とまあ、正直な結論を述べさせてもらうと、観るだけ時間の無駄のクソ映画でありました。[DVD(字幕)] 2点(2019-05-20 23:41:12)

1849.  ブラッド・インフェルノ 《ネタバレ》 『悪魔のいけにえ』の劣悪なイミテーション、というかもろパクリ映画。演出も映像も演技も何もかもが素人レベル。観るだけ時間の無駄のクソ映画!![DVD(字幕)] 2点(2019-04-29 22:53:34)

1850.  聖杯たちの騎士 《ネタバレ》 成功を手にした脚本家と彼を取り巻く6人の女性たちとの愛と葛藤の日々を詩的な映像の中に描いたアーティスティックな群像劇。僕の大っっっ嫌いなテレンス・マリック監督の作品だったので特に観るつもりもなかったのですが、主演俳優陣の豪華さに惹かれて「今回こそはもしかして…」とこの度鑑賞してみました。なのですが…、やっぱりあかんかったですね(笑)。いやー、この監督は裏切りまへんわ~。ストーリーなんてあってなきが如し、ただただ意味があるのかないのかさっぱり分からない独り善がりなモノローグが延々と続き、もう眠いったらありゃしない。映像は美しいのかも知れませんが、はっきり言ってそれだけです。時々出てくるおっぱいで「おお」となるものの、あとはずーっと眠気との戦いを強いられます。最後まで寝ずに観れた自分を誉めてあげたいくらい(笑)。なんでこの人の映画に、クリスチャン・ベール&ケイト・ブランシェット&ナタリー・ポートマンなどと言った有名実力派俳優が毎回こぞって出演したがるのか、ほんとに謎。極度の不眠症に悩まされている方にお勧めの作品です。[DVD(字幕)] 2点(2019-02-24 21:49:41)(良:1票)

1851.  スプリット 《ネタバレ》 二十三重人格の誘拐犯と、彼に誘拐された三人の女子高生の攻防を描いたサイコ・スリラー。え、正直に言っていいですか。さっぱり面白くなかったんですけど、これ。あまりにもだらだらした展開に途中で寝落ち。次の日に続きから観始めたもののまたまた途中で寝そうになりながら、なんとか頑張って最後まで観終えました。その感想は、「つ、つまんねー!!」。ジェームズ・マカヴォイも幾つもの人格が共存する多重人格者をちゃんと演じ分けていたとは到底思えず…。最後のオチも意味不明。え、あの同監督の撮った超絶駄作『アンブレイカブル』と繋がってる?!そんなモン覚えてるわけねーって(怒)。[DVD(字幕)] 2点(2018-04-04 20:21:02)

1852.  フォービドゥン/呪縛館 《ネタバレ》 アメリカのとある郊外に佇む古びた洋館、ブラッカー邸。第二次大戦前に建てられたというその豪邸はかつて街の有力者が暮らしていたものの、今や寂れて酷い状態となっていた。そんな館を格安で借り、この度一組の夫婦が越してくることに。夫とともに幼い息子を育てている最中で建築家の肩書を待つ妻のディナは、引っ越し早々、この古びた館をリフォームする計画を立てる。古い屋敷だけにいたるところに襤褸が来ており、まともに住めるようになるのにかなりの時間と労力が必要だった。それでも新たな生活のために腕を振るうディナ。しばらくするとおかしなことが起こり始める。いつの間にか庭に現れ息子の姿をじっと見つめる猟犬、何度も襲う幻覚の数々、そして誰も居ないはずの小さな部屋に灯る幽かな灯り…。やがてディナは知ることになる。この館には見取り図にさえ載っていない秘密の部屋があり、そこはかつて“失望の部屋”と呼ばれていたことを――。古びた洋館に越してきた一組の家族が体験する、そんな恐怖の日々を描いたモダン・ホラー。最近つまらない映画にばかり出ているケイト・ベッキンセールが主演を務めた本作、あまり期待せずに観始めたのですが、そんな僕の期待値を遥かに下回るつまんない映画でしたね、これ。映画が始まってから中盤までとにかく思わせ振りな展開ばかりが続き、物語のギアが全然かからない。しかも怖がらせ方がいちいち古臭くて、ホラー映画なのに全く怖くないのです。正直退屈で眠たくなっちゃいました。挙句、後半からびっくりするぐらいグダグダな展開に。いつの間にか家へと招かれていた友人たちにいつの間にか酔っ払っていたケイト・ベッキンセールが突然キレ始め、しかもその間、大事なはずの息子は物語の展開上邪魔になるからとずっと何処かにほったらかしにされて、一連のその流れが終わってからまた再登場するというあからさまなご都合主義には開いた口が塞がりませんでした。また、物語の重要なカギとなる、過去に重度の障害を負った自らの子供を幽閉したという“失望の部屋”の扱いも雑。こういうデリケートな問題を単なるホラーの道具として使うのは極めて悪趣味というしかありません。最後は取って付けたようなハッピーエンド。え、まさかの妄想オチですか(笑)。久しぶりにこんな酷い映画を観てしまいました。あと、最後にもう一つ。日本の配給会社の方、いくら酷い映画だからってクライマックスの映像を丸々使い本編のお話をまるで違うような作品として宣伝するのはさすがにあかんのちゃいまっか。[DVD(字幕)] 2点(2018-03-23 00:07:00)

1853.  ハイ・ライズ 《ネタバレ》 超高層マンションを舞台に、そこに住む住民たちの些細な確執が次第に殺し合いへと発展していくさまを描いたバイオレンス・ドラマ。原作は一部でカルト的な人気を誇るJ・G・バラード。率直に言って、なんかすんごくつまんなかったんですけど、これ。一回目観たときは途中で寝落ち。次の日、続きから観始めたのにまたもや途中で挫折。その次の日にようやく最後まで観ました。都合三日かかって観終えた感想は、「時間と金返せ!!」(笑)。[DVD(字幕)] 2点(2018-01-01 17:57:12)

1854.  フィフス・ウェイブ 《ネタバレ》 謎の宇宙生命体〝アザーズ〟が突如として地球に襲来。大混乱へと陥った人類に、彼らは5つの段階を踏んで攻撃を開始したのだった。第1の波。それは強力な電磁パルスを発信し全ての電化製品やエンジンを使い物にならなくさせるというもの。第2の波。彼らは世界中で大地震を起こし津波を発生させると沿岸部の大都市に壊滅的な打撃を与えた。続く第3の波。強化した鳥インフルエンザを世界中で大流行させ、アザーズは生き残った人類をさらに追い詰めることに成功する。そんな中、密かに行われた第4の波。それはアザーズ自らが人類の脳へと寄生し互いに仲間割れさせるというもの。もはや人類の運命は風前の灯火と化していた。そして、最後の総仕上げとして謎に満ちた第5の波が着々と実行に移されるのだった……。宇宙人の襲来によりディストピアと化した世界で生き残りをかけて戦う一人のティーンエイジャーの壮絶な戦いと成長、恋と青春の日々をダイナミックに描いたサバイバル・アクション。主演は、『キックアス』で大ブレイクを果たしたクロエ・グレース・モレッツ。系統としては、最近ハリウッドで流行りのヤングアダルト系SF映画『ハンガーゲーム』や『ダイバージェント』の系譜に連なる作品なのですが、それらのショボ作品のさらに上をいく極めつけのショボショボ映画でしたね、これ。もう突っ込みどころの雨あられ。冒頭の津波シーンで予算を使い果たしたのか、以降のアクションシーンのショボいことショボいこと…。また、どうでもいい恋愛要素がだらだらだらだら最後まで続くため、ますます眠気を誘発させること半端なし。唯一の見どころであったクロエちゃんも、なんかちょっと微妙(笑)。結論。観終わった後、時間と金を返せと大声で叫びたくなる超ショボショボ映画でありました。[DVD(字幕)] 2点(2017-07-30 23:52:09)

1855.  X-ミッション 《ネタバレ》 頭空っぽ脳みそ筋肉なおバカ映画。自然大好き環境保護テロリストと彼らを追うFBI潜入捜査官、そして大自然を敬う伝説的人物が後世に課した偉業オザキ8。大企業にテロで制裁する傍ら、大自然への敬意を払うために空を飛んだり崖を登ったり滝に飛び込んだり…。主人公も捜査そっちのけでそれに付き合っちゃうとか、まあバカバカしいというほかありません(笑)。この作品の失敗は、こんなおバカな話なのに妙に真面目に作っちゃってるところでしょう。もっと突き抜けたバカ映画にしてくれたらまだ見られたかもしれないのにね。あと、どうしてその伝説的英雄が日本人なんだろうと思っていたら、途中から語られる反捕鯨思想…。なるほど、捕鯨国である日本のマーケットへの配慮というわけね(怒)。2点!![DVD(字幕)] 2点(2017-04-17 08:56:00)

1856.  パディントン 《ネタバレ》 こういうのを、「典型的な親が子に見せたいと思う情操教育に最適な映画」というんでしょうか。家族は大事、助け合うことは素晴らしい、そんな薄っぺらい道徳心の押し付けがいちいち鬱陶しい。こんなぬるーい映画を観せられて、現代の子供たちの果たして何人が有難がるというのだろう。子供向け、であることと、子供騙し、であることは根本的に違うと思う。[DVD(字幕)] 2点(2016-10-17 22:35:01)(良:1票)

1857.  エスケイプ・フロム・トゥモロー 《ネタバレ》 この作品はフィクションです。ウォルト・ディズニー社や実在する企業、団体、人物などとは一切関係ありません――。愛する家族とともにディズニーリゾートへとバカンスへとやって来た会社員、ジム。ところが、旅行最後の日に、彼は会社から掛かってきた一本の電話で解雇を通告されるのだった。妻に心配させまいとそのことを内緒にしたまま、ジムは楽しい夢の国で最後のバカンスを謳歌しようとホテルの部屋を出てくる。無邪気にはしゃぐ幼い息子や娘たちとともに、そんな夢の国へと直行するモノレールへと乗り込むのだが、やはりジムはこれからのことが気がかりで心は落ち着かない。そんな浮かない気分のジムの前に現れたのは、ピチピチした身体で周りに色気を振りまくセクシーな2人の若い女たちだった。辿り着いた夢の国で、子供もそっちのけにしてそんなセクシーな2人組を追いかけ始めるジム。さらには、車椅子に乗った横柄な中年男性や、自分のことを誘惑してくる妖艶な美女といった謎めいた人々が次々と彼の前に現れ、ジムは不穏で淫靡なもう一つの“夢の国”へと迷い込んでいく……。誰もが知る某超有名テーマパーク内で展開されるそんな不条理な世界を、運営会社の許可も得ずにゲリラ的に撮影した映像で綴ったシュルレアリスム劇。はっきり言わせてください!!恐ろしくしょーもなかったです、これ。まず言っておきたいのは、この映画の舞台がディズニーランドである必然性ってなんですか?ただ単に無許可でこのパーク内で撮影したってことをウリにしたかっただけで、このディズニーランドという舞台が一向にストーリーに利いてきませんやん。きっとそうやって撮った映像を何とか頑張って無理やり一つのストーリーに仕立て上げようとして完全に失敗したパターンでしょう。もう独り善がりもいいところ。それに全編白黒で描かれる映像だってただ単に奇を衒っただけの凡庸なもので、1ミリたりともセンスを感じませんでした。中盤あたりからは、この主人公のおっさんのゲロやらうんこするシーンやらが何度か差し挟まれて、汚いったらありゃしない。とにかく不愉快千万!こんなしょーもない映画で観客から金を巻き上げたこの監督は、犯罪者といってもいいくらい酷い。ディズニーさん、今からでも遅くないんでこんなしょーもないクソ映画で金儲けしたこのアホ監督には大弁護団を組んで訴訟を起こしてコテンパンにやっつけちゃってください!![DVD(字幕)] 2点(2015-08-28 21:34:32)

1858.  ザ・マシーン(2013) 《ネタバレ》 近未来。世界の軍拡競争の中心は、人工知能を搭載した人型ロボット兵器の開発に移行したのだった――。政府によって秘密裏に設立された地下の研究施設で、最新鋭ロボット兵器として開発された女性型アンドロイド、エヴァ。不幸な事故によって命を落とした女性科学者の記憶をアップデートされた彼女は、人間としての自分と兵器としての自分というアイデンティティの狭間で苦悩していた。あくまで人間として接してくれる優しい開発者の博士と、すぐにでも兵器として戦線へと送り出したい政府との思惑に、彼女のそんな思いは翻弄されていく。やがて、限界を迎えた彼女のストレスは、地下研究施設内で暴走を開始してゆくのだった……。美しい女性の姿をした人型ロボット“ザ・マシーン”の苦悩と暴走を抑えた演出で描き出す近未来SF作品。『ブレードランナー』にもっとも近付いた映画という宣伝文句に惹かれ今回鑑賞してみたのだけど、いやー、これの何処が『ブレードランナー』やねん!『ブレードランナー』の足元にも及ばんどころか、天と地にも格差が開きまくりの、例えるなら「最新鋭のスパコンと昔懐かしのゲームウォッチ」くらい差のある、質の悪~~い映画でした。とにかく物語が始まってから最後まで、登場人物誰一人としてキャラが立っていないのが致命的。マシーンを開発する博士ものちにアンドロイドとなる若い女性科学者も政府の役人もいったい何がしたいのか最後までいまいちよく分かんないから、物語が一向に盛り上がらない。ストーリーもずっと地下の狭い研究施設内だけでちまちま進行していくし、変なアンドロイドみたいなあの喋れない兵士もいったい何なのかよく分かんないし、最後の取ってつけたようなハッピーエンドも「はぁ、なんやねん!それ!」と腹立つし、唯一期待できた全裸の女性型ロボットが暴れまくるというエロ…、おっとセクシーシーンもCGでぼやかしてお茶を濁すしで、僕は最後まで観るのが苦痛で苦痛で仕方なかったです。こーゆーつまんない作品を観ると、監督や脚本家を初めとする製作陣は今まで面白い映画を観て来なかったんじゃないのって疑いたくなります。……て、ちょっと言い過ぎ?(笑)でも、それっっっくらい、つまんなかったです。[DVD(字幕)] 2点(2015-07-23 15:23:21)

1859.  トカレフ(2014) 《ネタバレ》 「トカレフ、TT-33。昔、ロシア軍が使っていた銃、装弾数8発、いまじゃこの街のロシアンマフィアたちが好んで使う。そう、お前がかつて襲撃し金を奪った、あのロシアンマフィアさ。それがお前の最愛の娘を殺したんだ」――。過去に犯罪集団の一員として様々な事件に関わってきたものの、いまや足を洗い堅気の生活を送っているポール。ところがある日、彼の最愛の娘が誘拐されてしまう。かつての仲間たちと手段を選ばず娘の行方を捜し求めるポールだったが、それも空しく娘は額を撃ち抜かれた死体となって発見されるのだった。娘をこんな目に遭わせた奴らを絶対許さない。彼は娘のために復讐を固く誓うのだった。やがて、娘を殺した銃が“トカレフ”であることが判明すると、ポールのかつての因縁の相手であるロシアンマフィアたちの存在が浮かび上がってくる……。ニコラス・ケイジ主演で、そんな娘を殺された父親の決死の復讐劇を描いたクライム・サスペンス。なんだけど、いやー、これが超つまんない映画で僕はびっくりしちゃいました。ニコラス・ケイジ主演ということで、それだけでかなりハードルが下がっているというのに僕のそんな下がりに下がりまくったハードルのさらに下をゆく(笑)完成度の低さでしたね、これ。とにかくお話のテンポが恐ろしく悪く、一向にストーリーが動きださないものだから、映画が始まって30分くらいもう眠くって眠くって…。具体的な敵の正体が分かり、ようやく父親の復讐劇が始まったと思ったら、ニコちゃんもさすがにしょうもない映画に出過ぎて疲れているのか、怪我して足を引き摺りながら逃げるロシアン・マフィアにいつまでたっても追い付けないって、あんた身体なまり過ぎっしょ!その後、主人公が街中でかなり無茶苦茶なカーチェイスをやらかして警察に囲まれたのに、そこに友達の刑事が現れて「俺が全責任を負うから逮捕せんで見逃せ」って素直に引き下がるとかどんなけ甘い警察やねーーん!挙句、最後に明かされる驚愕の真相も「はぁ、なんやねん、それ!客をナメとんのかーーー!!」と大声で叫びだしたいくらいアホらしいものでもう呆れるしかなかったです。うーん、昔は「ニコラス・ケイジ、しょうもない映画出過ぎ!」と笑って突っ込んでいられましたが、最近は本作といいもう笑えないくらい酷いレベルの作品が続いているのでちょっと心配になってしまいました。ニコラス・ケイジ、そろそろ長期休暇でも取って、自分探しの旅にでも出かけてみてはいかがでしょう?[DVD(字幕)] 2点(2015-06-15 12:32:48)

1860.  ムービー43 《ネタバレ》 頭のおかしい売れない脚本家が、銃でもってプロデューサーを脅し、映画化してもらうことを目的にロクでもない自作の物語を滔々と語るという設定のもと、本当にロクでもなく馬鹿馬鹿しいお話が延々と垂れ流されるオムニバス・コメディ。うん、正直に言わせてください。僕はこういう下品でお下劣で品性の欠片も感じられないような、そしてそれを開き直ったかのように逆に売りにするこーゆー作品って大嫌いです!のどにキン〇マの付いた男?息子への教育方針がイカれている夫婦?愛の証に彼氏にウ〇コをかけて欲しい女?素っ裸の女の格好をした携帯型音楽プレーヤー?彼氏の家で初潮を迎えてしまった女の子?……。「他の映画なら主役をはるような豪華な役者陣をこんなにも無駄遣いしちゃいました~~。あはは、面白いっしょ!」と言わんばかりの、製作者たちだけが勝手に盛り上がっているようなくだらない楽屋オチの連続に、観ていてもう心の底からうんざりしちゃいました。いくら僕の大好きなクロエちゃんが出ているとはいえ、これではあまりに酷いと言わざるを得ません。好みの問題と言われればそれまでだけど、僕はこういう下品極まりないうえに映画として最低限のセオリーを成していないような作品って、大嫌いです!!それに、冒頭のいかにもリアルなキン〇マに始まり、ウ〇コやゲロや経血などというとにかくばっちい物を延々と見せられてもう不愉快千万!!久し振りにこんなにも不快な作品に出合ってしまいました!!お口直しに、ファンザでも観ようっと。[DVD(字幕)] 2点(2014-10-27 07:36:27)

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