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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  空軍大戦略 青い空をバックに、英独の戦闘機が凄惨な空中戦を繰り広げる様は奇しくもとても美しい。実物の飛行機の美しさはそれだけで絵になる。とことん本物にこだわった空中戦の映像美、そして空の戦場とのどかな地上の風景との対比に、何となく「シン・レッド・ライン」を思い出した。いかにも英国映画らしい、貴族趣味的な映像美と控え目なヒロイズムがとても心地よい。本作はバトル・オブ・ブリテンで、圧倒的な戦力差に立ち向かった英空軍のドラマである。苦悩するダウニングと、素人同然のパイロットたちの死闘、生死のドラマには胸が熱くなる。しかしハリウッドの戦争映画とは違い、独空軍の方も詳細に描かれており、一人うかれたゲーリングと、最初は血気盛んだった独軍パイロットたちが、敗北を悟りつつ戦場に向かう姿はどことなく痛ましい。延々と続く空中戦とリアルな人間ドラマには、単なる娯楽作を超えた戦争の悲哀がこれでもかというほど込められている。と同時に、戦場にまだ騎士道精神といったものが存在しており、どことなく牧歌的なのが楽しい。戦争も映画も古き良き時代が偲ばれる。戦争オタクもそうでない人も楽しめる傑作である。[ビデオ(字幕)] 10点(2006-01-29 18:48:39)

2.  明日に向って撃て! 一攫千金を夢見る犯罪者や銀行強盗を「倒錯したアメリカンドリームの一形態」と表現したのは、一体誰であったか?しかしたとえ倒錯したものであったとしても、それがアメリカンドリームであることに変わりはない。当時でさえ、というのはつまり、劇中の西部開拓時代と映画が製作された七十年代にしてすでに、ブッチとサンダンスの二人はボリビアに逃亡しなければならなかった。そして壮絶な最期?どちらかというとバート・バカラックは苦手なのだが、彼の音楽が作品の雰囲気を、殺伐とした西部劇から、おしゃれな犯罪映画に塗り替たことは認めざるを得ない。21世紀となり、ヴェトナム戦争も反戦運動も完全に過去のものとなった現在のこの時代に、この作品を観る者が一体どれだけこの主役の二人に、手離しで共感できるのか定かではない。しかし彼ら二人の生き方は、現在でも十分魅力的には違いない。時代に取り残されても迎合することを拒み、自ら滅びいく自由な魂の何と美しいことか。そして時代に対する鋭敏なセンスは、普遍性をも獲得する。むしろ今の時代だからこそ、ぜひ若い人たちに観てほしい作品である。10点(2004-08-19 23:02:13)

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