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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  ザ・ビッグ・ワン 《ネタバレ》 こういう映画はセンスが必要で センスの無い人間が、単にシニカルなドキュメンタリー風に撮っただけなら こんなに面白くは成らないと思います。 彼独特のブラックジョーク、そして自分の立ち位置を見切ったが故の突撃嫌がらせ取材 そういう諸々でバラバラな事柄を、効果的に1本の映画として成立させている映像センス。 これがムーア氏を有名たらしめたファクターでしょう。 アポ無し取材にしても、相手がどういう対応に出るかで自分自身の出方も素早く変えながら それを映画のネタにしてしまう、こんな芸当は常人には出来ない事です。 最後の方でノコノコと出て来たナイキの社長などはまさにその良い例で 余裕コイて、「会う」などと言った馬鹿社長をとことんコキ降ろしてやろうと 僅かな時間でその対応を考え、友好的に接しながら、言質を引き出そうとする所などはまさに圧巻です。 案の定、この馬鹿社長は完全に晒し者に成りました。 ムーア氏の提案にも満足に答えられないばかりか 自分の隠して置きたい恥部(14歳発言や、フリント工場建設拒否、守銭奴ぶり)まで曝け出す破目に成った。 ムーア氏の映画はいつも同じです。 「大企業や金持ちは金を儲けるならその分を恵まれない人間(つまり貧乏人)に再分配しろ」 「政府や政治家は真実(本当の意図)を隠して世論を誘導するな」 「マイノリティー、社会的弱者を圧殺するな」 大まかに言えばこの3点の為に戦っている。 しかし、逆に言うとムーア氏の取材姿勢や映画が 大企業や米政府の民衆に対する、体の良いガス抜きに使われてしまっている事も事実です。 映画を見て感化され、人々が一大政治勢力を作ったという話はまだ聞きません。 逆に最終的にはそこまで行き着かなければ、彼の目的は成就しないでしょう。 民主党もダメ、共和党もダメ、アメリカの状況は今の日本にも良く似ています。 ココから先は「散々暴いてきたアメリカのダメダメな過去を未来に向け、どう正すのか?」 そこまで踏み込んだ形にしないといけないのかも知れません。 「この映画の収益の半分をフリントの恵まれない子供達に贈る」 これを本編では宣伝がましい事を一切せず、映画の最後の最後にサラリと言ってのける辺りに 彼のマイノリティー、とりわけ、社会的弱者に対する暖かさや信条が垣間見えています。 [DVD(字幕)] 8点(2010-10-29 20:29:20)《改行有》

2.  ガタカ 《ネタバレ》 いま観終わりました。 ゥーン。 題材や言わんとする事は非常に面白いのですが それをいま1つ描き切れてないかと思いました。 脇役もジュード・ロウやサンダーバークレイなどの1癖有る人を使っている割には もう1つキャラが立ってないような。。 ただ近未来における選民主義の手法や手段などは結構良い線行っていると思いました。 まあ、粗を言えば幾らでも有りますが筋立てとしては間違ってないでしょう。 つまり生まれる前から遺伝子レベルで肉体的、精神的なハンデを予め排除し 優れた資質と能力を持つ個体が社会をリードして行く。 しかしこの映画で描かれているのは遺伝子を操作し優良な資質を持って生まれた弟が 有性生殖(つまりセックス)で生まれ劣悪な資質しか持たない兄に2回も遠泳勝負で負ける。 つまり監督さんの描きたかった事はそういう事で 生まれ持った資質も努力をしなければ生かせない。 選民主義という傲慢なドグマティズムの中であぐらをかけば人間は腐り堕落して行く。 逆に劣悪な遺伝子を持って生まれた個体こそがその差別社会の中で這い上がらんと知恵を巡らせ努力し そしてしたたかに生き抜いて行く。 主人公をいつも診察している主治医は何時からか彼が偽者と分かっていたのでしょう。 しかし彼が土星に飛ぶ間際、わざと彼を見逃してしまう。 つまり現実の組織とはそういう物であると主治医は分かっていた訳です。 社会や組織は理想主義では動かない。 偽りでもそこでひたむきに努力し結果を出し続けた者こそが尊いのだと。 これは現代社会にも通じる話で、いまやすっかりおとぎの国と化した日本。。。 いや。。。止しましょう。切なく成りますから。 [DVD(字幕)] 7点(2007-12-17 03:52:33)《改行有》

3.  うる星やつら いつだって・マイ・ダーリン すいません。。。フォーエバー以降の奴見て無くてDVDで借りたんですが 途中で(15分ほどで)耐えられなくて観るの止めました。。。 作画が全然違うとこれほど違うのかを見せ付けられた作品でした。。。[DVD(邦画)] 3点(2006-05-19 02:41:27)《改行有》

4.  トゥルーマン・ショー 《ネタバレ》 先ほどイライラしながらやっと見終わりました。 ひと口に言えば酷いです。まったくリアリティーに欠ける。話に成らない。 そもそもこの映画のコンセプトそのものに無理が有る。 まあ、無理を無理押しして作ったからこんな風に成ってしまったんだと思いますけど。 出生から30年以上本人が何も知らず私生活の全てを世界中にテレビで放映する。 それをやるバックボーンとしての世界観や動機付けなどがまったく無い。 突然に裏側で彼を盗み撮る裏方連中が紹介されそのまま何の説明も無いままに物語が進行する。 私は核戦争で人類が全部滅びて人間の皮被ったエイリアン連中が 人類の生き残りであるトゥルーマンを演出し見せ物にしていたっていう事なら納得しますが (実は最後までそれ期待してました。。。) 孤児のトゥルーマンを見世物ショーの為だけに養子縁組しそれを拡大して金儲けしながら 最後は彼自身を巨大な特撮セットの中に閉じ込めて大見世物ショーにする。 そのショーをまたなんの疑問も無く泣き笑いしながらテレビで見てる視聴者。 あるわけ無いでしょう。まったく。 その他唐突に彼に好意を寄せて真意を伝え様とする女性が出てきますが 結局彼女もテレビ見てるだけで自分では何の行動も取らない。 親玉プロデューサーに電話で食って掛かるだけです。 ココら辺の演出の薄っぺらさはどうなってるんでしょうか? まあ、兎も角見終わってドッと疲れました。疲れと共にこのいい様の無いイライラ感。 こんな点数付けるのは久しぶりですが今回は謹んで献上しますね。 おめでとうござます。 [DVD(字幕)] 2点(2006-04-28 00:21:59)(良:3票) 《改行有》

5.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 《ネタバレ》 久しぶりに見たので書き込みます。 この映画は草薙素子と言う主人公を通して 脳以外を義体化(サイボーグ化)した人間が 様々な情報と技術が高度化複合化した社会で、どういう感覚と思想、概念、理念を経て行くのか? これを描いた作品であると思います。 主人公の素性については殆どられません。オープニングで全身義体のサイボーグと分かるのみで あとは公安9課なる非正規の警察組織で、国家に特殊強化義体のプロトタイプとして管理されつつ 超人的な能力を発揮し、様々な事件を解決する言わば実験体として生きている。 主人公の生きる社会は電脳化なる脳のサイボーグ化が普及した社会で 人間は何時でもネットに接続し、あらゆる情報を直接脳に取り込み処理する事が出来る。 だが反面、その恩恵に浴せない大多数の貧民 そして薄汚れ、疲れている都市空間。。。 そんなある日「人形使い」なる天才ハッカーが、人の電脳その物をハッキングして記憶を上書きする事件が起こる。 ともかく、この物語を通して押井氏が言いたい事は、人間が人造物としての義体化を進めて行けば 最後はその個人を特定するゴースト、つまり脳を含めた肉体という「入れ物」が その個人にとって信用出来る物では無くなり  しまいにはそれすらも捨ててしまうだろう。と、言う事です。 最後草薙は人形使いに繋がり、融合し、自分も上部構造(物質的な脳を含めた肉体を脱し、あらゆる情報と繋がる生命体)へ旅立ってしまう。これは進化なのか? しかし、それが人間の最終的に行き着く場所なら、この世界に何の意味が有るのか? そう疑問する(その理由は彼のセーフハウスに並ぶ古ぼけた本が物語っている) 相棒のバトーは現実を選び そして素子と別れてゆく。 出て行く時、素子は冷たく自分自身を言い切ります。それを見つめる彼は苦しげでした。 「でも少佐は少佐なんだよ。」 素子が出て行った後の部屋で、彼は呟いたのでしょうか。 [DVD(邦画)] 10点(2006-04-10 04:11:36)《改行有》

6.  ザ・ワイルド 《ネタバレ》 なかなか面白かったです。ただホプキンスの為の映画って感じでそれをかなり強調した感じの映画なのでそれが見てる内に少し鼻に付きましたが。大自然の脅威やそこに生きる凶暴な生物との対決、それに比べてなんとも愚かしい人間同士のエゴ。。。見所は大熊との対決ですがそれ以外はホプキンスの個性が勝ち過ぎていてイマイチ配役を生かし切れて無いような感じを受けました。ただですがテンポ良く物語が進んで行くので飽きずに見れました。6点(2004-05-09 01:29:17)

7.  摩天楼を夢みて 《ネタバレ》 同じ「摩天楼」の付く作品に投稿してコッチにも入れたく成りました。同じ様な題名でも中身はまったく違いますが どちらも好きです(笑) この映画は舞台劇を映画化したかの様で台詞が異常に多く、初めて見た時は面食らいましたが作品としては非常に出来が良いのでアットゆう間に見終わってしまいました。私が観たのは日本語吹き替え版のDVDですが  コレ、字幕だと台詞追い切れるかどうか自信が有りません^^;それ程台詞の多い映画です。 ストーリーは売れないセールスマンの悲哀を描いた物ですが その根底にはこの頃(より少し前まで)の大不況下に有ったアメリカと一見自由で民主的なアメリカ社会が内包する矛盾や ドラスティックで皮肉に満ちた側面を見事に描いています。成績が上がらず次第に追い詰められて行く老セールスマンと それを内心ほくそ笑んで冷ややかに見つめながらも肩を叩いて励ます同僚。 転勤して来た新任の若い上司との確執など、少し極端ですが 現実に有る一般社会の縮図を切り取ったかの様な筋立ては見ていて少し憂鬱に成る事もしばしばでしたが  しかしそれを補って余り有る独特の台詞がマシンガンの様に飛び交って もうグイグイと劇中に引き込まれてしまいます。 ココ近年借りて来て見た映画の中では1,2の出来だと感じました。見て損は無い映画です。[DVD(吹替)] 9点(2004-04-30 20:12:58)《改行有》

8.  機動警察パトレイバー2 the Movie 《ネタバレ》 ログインネーム登録する前もこの名前で投稿してたんですが 久しぶりにこの映画を見たので再投稿します。  もう何回となく見てる作品で私にとっては「繰り返し見れる数少ない映画の1つ」です。 なんか1部思想の合わない人達には酷評されていますが(笑)  間違い無く1度見て損の無い作品だと思います。 この映画が10年以上前に封切られた事実もさる事ながら「日本という国の実体」を2時間という枠の中でここまで描き切った作品は皆無でしょう。 それは10年経ったこの現在、現実において切実な問題として表に現れつつ有ります。 国家としての「体」を成して来なかった日本。 いや、それを見せ掛けながら擬似国家として「成立、継続してしまっていた」日本。 今でもそれに気付いて無い人がこの国にどれだけ居るのでしょうかね。 劇中それを「知らしめる方法」と「その方法論」を 押井、伊藤の両氏が激しく、痛烈に掛け値無しに観衆へぶつけたからこそこの傑作が生まれたのだと思います。 私は是非いま10代20代の若い人に見ても貰いたい。 それだけの価値は有る作品です。[映画館(字幕)] 10点(2004-04-30 17:28:13)(良:1票) 《改行有》

9.  ジャッカル オリジナルに投稿したついでに書きますが面白く有りません。 はっきり言って酷い出来でした。製作者はオリジナルの方を見て これが「その後に出せる作品」だと思ったんでしょうかね?何人かの人も書いていますがまったくオリジナルを貶めてしまう駄作だと思います。2点(2004-02-01 01:45:23)《改行有》

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