みんなのシネマレビュー
皮マンさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 225
性別 男性
自己紹介 当方のレビューは全て独断と偏向に満ちております。
「公平・公正なレビュー」などというつもりは金輪際毛頭まったくありませんので、どうぞご安心ください 。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123

1.  ビューティフル・マインド ノーベル賞もらうなんてえらいんだね〜 感動したね〜「はい一丁上がりぃ」 下世話さばかり鼻について美しい心なんてものは微塵も感じられません そんな人を小馬鹿にした映画を作って思惑通りアカデミー賞もらって「はい一丁上がりぃ」 卑しさばかり鼻について美しい心なんてものはこれっぽっちも感じられません[インターネット(字幕)] 0点(2022-01-04 15:55:43)《改行有》

2.  静かなる叫び にじばぶさんの仰るとおり。これはスタイリッシュな再現ドラマ以上のものではない。犯人に破滅的な行動をさせた心理的背景がほとんど描かれていない。そのため何の問題提起にもなっておらず、分析の手がかりもない。よって知的な興味は全く満たされない。エンドクレジットで犠牲者の名前を並べているが、この内容の無さでは本気で哀悼の意を表しているとは思えない。ヴィルヌーブ氏の作品は思わせぶりなだけで内容が極端に薄いか未消化。もう騙されないぞ。[インターネット(字幕)] 1点(2021-12-03 07:38:09)

3.  アドレナリン(2006) ただひたすらバカとエロをやるためだけのくだらない設定。すごいテンションで突っ走る、説教臭さの微塵も無いその振り切れた姿勢は賞賛に値する。浅いフェミニズムなんかを入れてアカデミー賞をもらって喜んでいる「マッドマックス」のジョージ・ミラーはこの監督の爪の垢を飲めばいい![DVD(字幕)] 8点(2017-01-12 19:50:37)

4.  選挙 《ネタバレ》 いくらなんでもここまで脂ぎった不快な人達が不快な行動をし続けるのを2時間見るのは正直言って辛い。おまけに連中の喜ぶ結果も不快で不快で一瞬たりとも救いがない。それこそが現実というのは間違いないが、長年生きてきて嫌というほど思い知っていることなので今更確認させられる意味もない。監督の提唱する観察映画は素材が全てなんだね。爽やかな人しか登場しない同監督の傑作「精神」を観てこの不快感を中和することにしよう。[DVD(邦画)] 0点(2016-08-23 08:45:49)

5.  サンシャイン 2057 《ネタバレ》 物語性不足もはなはだしい。おおまかなストーリーは東宝作品「妖星ゴラス」のアバンタイトル=隼号突入のエピソードみたいなもの。到底2時間持たせるような内容ではない。前任のイカロス1号が謎の救出信号云々〜の月並みなエピソードが挟まれているが、ストーリーを盛り上げることに一切貢献していない。それどころかホラー調になってSF作品としての焦点をぼやかしてしまっている。ミッション変更の瀬戸際に立った乗組員たちが「多数決ではなく、科学者としての正しい選択をしよう」という耳を貸すべき台詞が出てくるが、その後の選択の根拠というのが全く科学者らしからぬ「爆弾2個ならミッション成功率2倍!」などという丸八真綿のCM(ご存じない方はyoutubeで見てみてね)並のトンデモさでタメにする脚本ここに極まれりの感があった。真田広之は何を考えているのかさっぱりわからない。特攻賛美のようなヒロイックな演出も鼻につく。名作「スラムドッグ・ミリオネア」の奇跡的脚本をみごとにまとめ上げたスマートな監督とは思えない凡作だ。[ブルーレイ(邦画)] 2点(2016-08-12 11:55:39)

6.  題名のない子守唄 《ネタバレ》 釈然としない。ヨーロッパ映画らしく肌触りは深く豊かなのだが、意外なことにその印象に見合った深みが無い。一見感じる人間に対しての洞察もスパイシーなサスペンス風味も、イタリア映画の弱点である「人情」という湿ったフィルターがそれを濁らせてしまっているように思う。汚物やバイオレンスなどの激しい描写はバーホーベンやタランティーノなどの乾いた表現の方が好感が持てる。なによりこの物語を成立させる大前提「母の愛は絶対」というイタリア人的感性に全く共感できないので、ラストをいい話風に締めくくられてズルっとなってしまった。[DVD(字幕)] 3点(2016-07-29 09:03:45)

7.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 これはがんばって45分しか持たない内容だろう。荒っぽい脚本のどんでん返しのための純粋どんでん映画。こういうものを未体験のウブな人には楽しめるのかもしれない。しかし制作年からいってあまたの類似作品のある手垢の付きまくったどんでん手法であり、まったく新味がない。どんな画作りも許されるこの設定なら悪夢の見せ方に美学が欲しいがそれもなく、あるのは必然性を感じない陳腐なゴア描写ばかり。囚人の造形もダサすぎて見るに堪えない。本作と共通する構造を持つ「怪人カリガリ博士」のエレガントな不思議さ・異様さ・不気味さ・色っぽさを少しは見習って欲しい。1962年で既にあれだけのものが作られているんだぞ。[DVD(字幕)] 1点(2016-07-26 09:55:08)

8.  記憶の棘 《ネタバレ》 パーソナリティ障害のダメ人間を描ききった大傑作。悪魔的なまでに人間心理の深い部分に触れているのだが「分かる人には分かる」といった描き方なので一般ウケはよくないかもしれない。外見とはうらはらに未成熟で馬鹿な主人公アナが、異常に思い込みの強い少年の大胆な行動に翻弄される。婚約者、母親、姉妹の振る合いを見る限り社会的にはともかく心理的にはみな上手く大人になれていないタイプ。そんな親と環境に自分自身でいることを否定されて育ってきたとおぼしきアナも終始思い込みだけで行動している。気持ちに余裕が無く自分をケアすることに手一杯で人の立場を斟酌できない彼女を「私の話わかりづらいわよね(原語ではsorryの一言だが)」という短いセリフでさりげなく表現する知的な脚本がたまらない。子供に暴力を振るう婚約者の本性(彼の幼児性の現れだ)を見てもその問題を直視せずにごまかしてしまうアナの愚かさ。最後に至って少年だけははっきり成長するのに、そんな彼女と周りの大人は誰一人として成長できずに終わるという考えさせられるプロット。脚本、配役、演技、カメラ、演出、編集、どれをとっても申し分なしの100点。無駄なカットがないうえに行間に語らせる非言語的コミュニケーションの巧さ、?と思うシーンも後にはその意味がきっちり読み取れるようになっている構成の妙が素晴らしい。登場人物の心のありようを丁寧に読み解いていくと心理劇としての矛盾もほぼ見あたらなく細部までしっかり構築されている。本筋に関係ない部分は大胆に見る者に判断を任せており、監督の「客の理解力を信じている」姿勢が嬉しい。そしてこの映画を読み解くのにオカルト的解釈はまったく必要ない。更に素晴らしいのが複雑な心の動きを役者の表情と音楽で伝えきるセンス。心臓の鼓動を元にしたテーマ曲は画面と丁寧にシンクロしており、時に現実音と錯覚させるトリックが付されている。対位法を多用しているのも心地よい。ここらへんはPV出身の監督のキャリアが最大限活かされているように思える。エンドクレジットでかかる子供のコーラス曲は名曲で「銀河ヒッチハイクガイド」のテーマ以来の衝撃をうけた。生涯で最高クラスの一本。[DVD(字幕)] 10点(2015-04-29 12:19:59)

9.  レッド・バロン(2008) 映画学校の生徒が作ったような作品。NHK大河ドラマ並の陳腐な演出。推進力の無い脚本。なってない空間把握。台詞棒読みの演技。平板で美学のないカメラワーク。音楽がナルシスティック、等々良くない所ばかり目に付く。中でも一番の問題は役者の面構えが今風の若者である点。実年齢は史実である当時と同じくらいなのかもしれないが、時代を経る毎に精神年齢が低くなっていることがモロに画面に現れている。我が国でも今のアイドルが時代物をやるとコスプレをして遊んでいる兄ちゃんにしか見えない。そのためか絵空事感が全体に漂い、リアリティが全く感じられない。主役に華がないのに加え登場人物各々のキャラが立っておらず、誰が主役なのか混濁するほど。肝心の空戦シーンは空間把握が出来ていないカメラと雑な編集のせいで論理性が感じられない。なので撃墜王である主人公の腕がどう良いのか不明なのも辛い。もしかしてこれほんとにアイドル映画なんだろうか?[ブルーレイ(字幕)] 1点(2015-02-12 10:56:40)

10.  魔法にかけられて この設定にして彼女を何故ディズニーランドに連れて行かない!?最高の就職先ではないか。[DVD(字幕)] 6点(2014-10-19 09:26:26)

11.  ウォッチメン アメコミヒーローものでありながらアメリカ史(というか共和党)を問い直すというポリティカルな内容が良い。ひとりになりたいDr.マンハッタンが火星でまで行ってすねるのが笑える。ひたすら殴るだけのアクション・シーンと冗長なセックスは残念。ラスト近くにオリジナル・アウターリミッツのオープニングが登場する。本作と基本プロットに近いところがある第3話「ゆがめられた世界統一」に対するオマージュかと思うのだが確証はない。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-05-05 19:35:23)

12.  ライフ・オブ・デビッド・ゲイル 《ネタバレ》 ゲイルはなぜ彼女に調査を依頼したのか?結局事は彼のシナリオ通りに運んだのか?どうも根本的なところで腑に落ちない印象が残る。死刑を免れたいのなら早く証拠のビデオを提出すればいいし、免れたくないのならジャーナリストと危ういゲームをすべきじゃない。作劇上の都合が先に立って、論理的整合性がないがしろにされているのではないか。そもそも冤罪の可能性を訴えたいのなら、全力で無罪を主張しなくては効果が無い。あの作戦では死刑になっても自業自得と言われるのがオチだろう。ビデオ内で活動家の女性が自殺するシーンは、それに先だってジャーナリストが内容を予測して述べてしまっているので、得られるべきカタルシスがない。監督は観客の感情を操るのも不得手なタイプとみた。[DVD(字幕)] 3点(2013-07-30 13:03:33)(良:2票)

13.  千と千尋の神隠し 今時少女売春を賞賛した驚くべき作品。子供の売春どこが悪い!という危ない主張の込められた映画を日本中のよい子たちに見せたのだから宮崎監督は本当に逝っちゃっている。誤解しないでほしいが、けなしているのではない。古き良き、おおらかな日本の性風俗に対しての深い共感が胸を打つ。私には幼女趣味はないが、多くの人が “当たり前” と疑わない現在の性道徳に対し、くさびを打ち込もうとする宮崎氏のその勇気ある姿勢には尊敬の念を禁じ得ない。 但し普通の映画作品として特に面白いわけではない[DVD(邦画)] 10点(2013-04-10 13:17:36)(笑:1票)

14.  アバター(2009) キャメロンのセンスの無さが大爆発した大恥かき作。機械類からパンドラの風景からキャラのデザインから登場人物のメンタル面まであらゆる事象が既視感のある何かの寄せ集めで異世界感、未来感、センスオブ・ワンダーはゼロ。リアリティラインもぐちゃぐちゃ。ストーリー、絵、演出、音楽(映画に求められる全部だ)のダサさ陳腐さは度を超しており、見続けるには強い精神力が要る。幼児的心性の監督がやりたい放題やった結果のありえない作品としてアール・ブリュット的な価値はあると思うが媚びが強すぎて私は嫌いだ。TUTAYAの100円レンタルで平面で見て本当に良かった!こんなこっ恥ずかしい絵が飛び出してきたらと思うと恐怖すら感じてしまう。[ブルーレイ(字幕)] 0点(2012-12-18 10:58:56)(笑:2票) (良:2票)

15.  おばあちゃんの家 つらい……寂しい……苦しい……悲しい…………怒濤の苦しみ成分に対し、救われる部分があまりに少ないんだよお。にしても「あばれ牛だぁ~!!」ってリアルによくあることなのか?[DVD(字幕)] 5点(2012-11-22 11:12:14)

16.  テイラー・オブ・パナマ ジョン・ブアマンの監督作はどれも定型内に収まらないのが良いところ。予定調和的な作品の多いスパイ物で、先が読めないというだけでこれほどエキサイトできるのだから他の製作者もいいかげん考えてもらいたい。実際ピアーズ・ブロスナンは007よりこっちのちゃらんぽらんなスパイの方がよほど似合っている。今回ブアマンの本物志向はタイトルバックの仕立屋の仕事ぶりに現れていて、ワンショットで捉えたその所作は見事!のひとことに尽きる。ジェイミー“ワンダ”リー・カーティスの脱ぎっぷりにも驚いた。アクション・シーンも無く、ブアマンらしいいまいちカタルシスの感じられない作品だが、正しい奴がモロに正義漢ヅラした分かり易すぎる映画より、本質的な部分でスリリングな本作を断固支持する。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-11-22 10:53:44)

17.  ルルドの泉で 《ネタバレ》 無人の食堂ホールを見下ろすカメラ。そこにまず給仕、続けて主要な登場人物達が静かに集まってくる。BGMは現実音の荘厳なアベ・マリア。ごく自然に単なる食堂が、たちまち演劇的な空間に早変わりするみごとなオープニング。主人公の車椅子を押すのはやる気のない介護人の娘。彼女がなんとも色っぽいのが硬い印象の主人公と好対照をなす。奇跡を起こすと言われる泉にすがる人々が、単なる湧き水に勝手に意味づけをして一喜一憂するさまを淡々と描く。不治の病を持つ信者に奇跡の実在を問われた神父が、逃げをうつように語る「全ては心の問題」という説明が結局は正解というのがなんともしゃれている。ハリウッド製の作品ならひどい目にあうような介護人の娘が、絶好調で唄い(適度に音痴)踊る姿を捉えて終わるエンディングがオープニングのアベ・マリアと鮮やかなコントラストを見せる。印象的なリフがしつこく繰り返されるので調べたらイタリア語で「祝福」と言っていた。脚の麻痺の再発という不安を抱える主人公が享楽的な同年配の娘の空疎な祝福の歌を聴く皮肉。さすがイヤミの国おフランス![DVD(字幕)] 9点(2012-10-14 10:18:48)

18.  明日、君がいない スタイル、テーマ共に「エレファント」に似すぎ。これが文学だったら盗作扱いされるんじゃないのかね。監督が若いから許されるのかな。若い人には逆に完成度より新機軸を期待してしまうけどな。[DVD(字幕)] 2点(2012-10-12 09:47:08)

19.  ダウト ~あるカトリック学校で~ 《ネタバレ》 見終わったあと、一緒に観た友人と論争になった。神父擁護派のオレと校長擁護派のツレ。「あんないけずな奴(校長:メリルストリープ)はいない」というオレに「彼女は自分の職責を実直にまっとうしているだけ」という友人。「彼(神父:フィリップ・シーモア・ホフマン)の溢れるヒューマニズムを見れば多少の違反は目をつぶるべき」というオレに「彼は権力をバックに子供をおもちゃにする極悪人」という友人、といった具合。侃々諤々の議論の末、神父の説教が全く空疎な点、彼が聖書に挟んだ2片の押し花が挿入前と挿入後の肛門の暗喩に見える、という2点が決め手となって友人の見方が正解だろうということで納得した。実際町山智浩氏が“未公開映画を見るTV”で紹介していたドキュメンタリー「DELIVER US FROM EVIL」によると現実のカトリック教会では、この作品に描かれたようなよからぬことが横行しているらしいぞ。[ブルーレイ(字幕)] 10点(2012-10-11 15:28:34)

20.  エレファント 実験映像としてはとても興味深い。しかしここまで「ドラマが作品の外にある」というのはいかがなものか。こんな手間暇をかけるのならシナリオ的にもう少し粘って、独立した一編の作品として成立させる何らかのアイデアを投入して欲しかった。繰り返される長回しの連続は圧巻だが、その繰り返しが「一つの時間・空間を様々な人々が共有している」ということ以上の意味を持っていない点が特に惜しい。[DVD(字幕)] 4点(2012-10-11 14:46:53)(良:1票)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS