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プロフィール
コメント数 67
性別 男性
年齢 38歳
自己紹介 最近、映画の評価基準はこんな感じです。

 ①ストーリー、演出、設定の妙、自分に影響を与えたかを考慮する。

 ②それらを含めた上で「映画を通してでしか表現できない作品である」といえるかどうか。

 という感じで見ています。

 スタッフロールが終わり、スクリーンに拍手を送りたくなるような映画に出会えることを願っています。

◆最近グッと来た映画◆

 
 『ショーガール』
 『colorful』(原恵一)
 『ヒーローショー』
 『ゴッドファーザー』

 ポール・ヴァーホーベンが最近好きなんだと気がつき始めました。あとは山田洋次と井筒和幸がご存命の監督の中では好きです。
 

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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  ロンゲスト・ヤード(1974) 《ネタバレ》 ◆囚人VS看守という対立構造がまず良い。そして、囚人チームのメンバーを集める過程が『七人の侍』を髣髴とさせるキャラ立ちの良さ。さらに、受付嬢とHしても良いって分かったときの主人公の「おおぅ」と漏らすため息と表情のリアリズムがとても良い。◆でも何に一番心揺さぶられたかというと、30年間刑務所にいるというおじいさんの、見る側にとっての印象が、最初と最後で180度変わるという壮絶などんでん返しを体験させてくれることだとおもう。主人公は男の決断、すなわち、刑期が延びようとも仲間とともに権力から勝利を勝ち取る、という選択をしたが、その選択をおじいさんは30年も前に行っていたということが分かったあの瞬間、「後悔はしてない」というあのおじさんの表情!!それが分かった瞬間涙が出た。◆おそらく主人公にとっては未来は明るいものではないとは思うが、その結論が、より今の勝利することの輝きをよりいっそう際立たせており、ニューシネマ的なのだが大団円でもある、ラストとしては『ロッキー』を超える最高の部類の後味を見せている。そして、おじさんと主人公の肩を組んだバックショットで、私は画面に拍手を送っていた。最高の映画です。[DVD(字幕)] 10点(2011-03-03 23:18:21)(良:1票)

2.  男はつらいよ 寅次郎頑張れ! 《ネタバレ》 ◆とらやに居候している若者ワット君と食堂の娘、そして寅さんとワット君のお姉さんとのラブストーリーが平行して描かれています。とうとう恋愛の中心人物として寅さんが描かれなくなってしまったのかと思い、さびしい、というのが感想です。◆本作の最大の見所は爆発シーンでしょう。これは「マジでビビり」ました。寅さんシリーズにはあまりにも異質な爆発シーン。これだけでも本作を見る価値があると思います。◆内容は、そろそろネタが尽きてきたかなという印象を受けました。寅さんの恋愛模様は二の次で、若いカップルの恋愛がストーリーの中心になっていることと、寅さんがキチンと振られていないことからそれを感じました。◆特に、マドンナが寅さんと付き合えない理由が描かれていないのはいただけない。あの描き方では、寅さんがマドンナに利用されている印象しか持つことができない。山田洋次は最後に必ずハッピーエンドで終わらせることにこだわりを持っている人ですが、本作の終わり方は、寅さんについては何も解決しておらず、見た後に不満が残ります。(最後に大空小百合を出す必然性もあまりない。後味を良くしようとしての演出なのかもしれないが、フォローになっているとはいいがたい。)◆爆発シーンの異質さと、若い二人の恋愛模様はそれぞれいいのですが、本作の主人公は寅さんであることを考えたときに、寅さんがないがしろにされているように思いましたので4点を引いて6点を献上させていただきたい。[DVD(字幕)] 6点(2007-08-26 22:48:05)(良:1票)

3.  ゴッドファーザー PART Ⅱ 《ネタバレ》 ◆正直言いますと、最初見たときには何がなんだかよく分からないまま終わってしまった、という感じで、今回もう一度ちゃんと見直してみました。そしたらストーリーは理解できました。◆やはり気が付くと、ビト(マーロン・ブランド)とマイケルとの比較、という視点で映画を見ている自分がいました。マイケルはビトに比べて、平気で人を殺すし、人情よりも金を大切にする。その割には、ファミリーをも大切にしたいという。そして空回りしていく。◆これは、マイケルの力量が足りないことに問題があると思いがちですが・・・これは仕方ないんですよね。劇中にもありますが、時代が違うんです。◆プロレスを例に挙げますと、今、新日本プロレスは、必死になって猪木や闘魂三銃士のようなカリスマ性を持ったレスラーを輩出しようとしています。そしてそれが見事に空回りしている。年々観客は減っている。でも、空回りしているのは、努力が足りないからじゃない。むしろ、技の技術、展開の仕方、演出面は過去に比べて数段上である。にもかかわらず、人気がでない。これはね、時代なんですよ。時代を包んでいた雰囲気やプロレスを見る観客の温かい目なんです。◆ビトの頃にはまだ金ではない、温かい雰囲気があったんです。そしてマイケルの時代、問題は以前にもまして複雑になり、金が物を言わす時代になった。にもかかわらず、マイケルは父親と自分を比較する。しかし、比較したところで時代という基準がまるで違う、そこに気付かずただただ、自分が小さく見えてくる。そんな抜け出すことのできない、ネガティブスパイラルにマイケルは、はまっていったのだと思う。◆そんなマイケルの気持ちが痛いほど伝わってきたので9点を献上させていただきたい。 [DVD(字幕)] 9点(2006-02-07 14:00:55)(良:1票) 《改行有》

4.  ペーパー・ムーン 《ネタバレ》 ◆この映画の一番いいところは、トリクシーの存在だとおもいます。詐欺師のモーゼは歳の大きく離れた少女のアディをビジネスパートナーとみなし、アディはモーゼをお父さんとも恋人ともつかない存在とみなす。その微妙な二人の関係がこの映画の面白さの根底にあり、そしてその関係がもっとも活きたのが、あまり美人でもないし、かといって魅力が無いともいえないトリクシーさんの存在なのだと思うのです。 ◆モーゼは遊園地(?)で出会ったダンサーのトリクシーに尽くし、アディの特等席だった車の助手席にも彼女を座らせる、アディはそれにやきもちをやいて「あの乳牛をおろさなければ車に乗らない」と反抗する。そんな、むくれて一人で座っているアディを説得するためにトリクシーがやってくる。僕はここのシーンがとても好きなのです。 ◆まず、トリクシーはむっつり顔のアディに建前で説得する。ところがアディは黙ったままだ。頭にきたトリクシーは車に戻ろうとするが思いとどまり、観念して自分の本音を語りだす。「今まで私は男と長く続いたことが無いの、だからほんの少し、デカパイのトリクシーを前に乗せて」・・・それを聞いたアディは少し微笑んで一緒に車に戻っていく。 ◆このシーンでは、モーゼとアディの奇妙な関係無くして、アディは微笑まないと思うんです。仮に微笑んだとしてもそれはありがちな、アディがモーゼを父親だと思っていて、トリクシーを「お母さんとして認める」というシーンになると思うのです。しかしそれでは押し付けがましいホームドラマにしかならないでしょう。そうではなくてアディはモーゼを父親とも恋人ともとれない複雑な気持ちで見ていた。だからこそアディはここで彼女を、いったん母親でも恋敵でもなく、自分に悩みを話してくれた人間として受け入れるのです。だからそれを示すために、少し笑った。 ◆僕は、一瞬ですが、年齢も、立場も、とっぱらって一人の人間を受け入れる、優しさに満ちたこのシーンが好きです。 ◆そんな広大なアメリカの土地の中で慎ましやかに人間関係が結ばれる映画ですが、トリクシーさんと別れて以降、乗り換えたトラックのようにストーリーが減速していったので、その分を引いて7点をつけたいと思います。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-05 21:36:45)《改行有》

5.  砂の器 《ネタバレ》 何十年という気の遠くなる期間を経て、成長したわが子の写真を見た千代吉の「アアァァァッ」という叫びほどに親子の愛や、断絶の悲しみ、孤独が伝わってきたシーンはありませんでした。どんなに素晴らしい音楽でも、どんなに味わい深い丹波哲郎の語り口でも、どんなに四季を交えた美しい親子の旅の回想シーンであっても、千代吉のお腹からえぐりだすような魂の叫びほどには、多くのことを語らなかったように思います。 [DVD(字幕)] 8点(2005-10-31 20:50:01)《改行有》

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