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タイトル名 |
砂と霧の家 |
レビュワー |
チョコレクターさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2005-11-12 09:21:32 |
変更日時 |
2005-11-12 09:22:21 |
レビュー内容 |
先が気になるので最後まで我慢して見ましたが、不愉快な気分になる映画でした。原作を読めば詳細がわかるのかもしれませんが、なぜジェニファー・コネリー演ずるキャシーがあそこまで堕落してしまったのかがわかりませんでした。やめていたタバコと酒を口にしても特に変化しなかったので、タバコと酒は原因ではないらしい。子供が欲しいかどうかで夫婦の意見が食い違って夫が出て行ったと言ったけど、それだけであそこまで無気力な生活になっちゃうものか? 実は彼女が夫を殺していて、あの家の床下から夫の死体が出てくるのではと推測していましたが、そういうどんでん返しもありません。あの女はただのダメ女で、あいつが諸悪の根源なのに、なぜか彼女だけが生き残り、何の罪にも問われないという、なんともやりきれない話。それにしてもなぜあの保安官は家族を捨ててあの女に走るかね? いくら奥さんに女としての魅力を感じなくなったとはいえ、奥さんは良妻賢母なのに、キャシーみたいな不幸と堕落のオーラを出しまくっている女のために家庭を捨てちゃうなんてバッカじゃないの。キャシーが美人じゃなくて、デブでブスだったらあり得ない話。ベン・キングスレー演ずるイランから亡命してきた大佐が、生活のために二つのブルーカラーの仕事をしながら、食事をスニッカーズですませて小遣い帳をつけ、家では大佐としての威厳を保とうとしている鬼気せまる演技はすごかった。それにひきかえ、キャシーのダメダメさは腹立たしい。 |
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