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タイトル名 |
華氏911 |
レビュワー |
チョコレクターさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2005-07-18 21:31:57 |
変更日時 |
2005-07-18 21:31:57 |
レビュー内容 |
この映画の公開前、私はタイトルを知って、「すごいセンスだ!」(レイ・ブラッドベリは怒っているようですが)と感心し、見る前から期待を大いにふくらませていたのですが、「ボウリング・フォー・コロンバイン」に比べると説得力はいまひとつだったかな。著しく偏った内容と思いますが、それでもこういう映画を作った勇気に敬服します。でも、この映画って本当に選挙向けに作ったのですね。911を周知の事実と考え、特に説明がなく、チェイニー、ラムズフェルド、ライス、パウエルなどがどんな人物だったのか説明がないので、何年もたってからこの映画を見ると、なにがなんだかわからなくなるでしょう。たとえば、911のときまだ生まれていなかった若者がこの映画を見たら、なんでパラシュートの話になるのかわからないと思います。この映画を後世に残し、こんなアホな大統領がいたということを語り継いでいくためには、もっと解説をつけた再編集版を作る必要があるでしょう。内容はおもしろいですが、見ていて疲れるので、元気がある日に見ることをおすすめします。無残な遺体の映像も出てくるので、苦手な人はそういうシーンは目をつぶってください。 |
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