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ヒトラー 最期の12日間 - あろえりーなさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ヒトラー 最期の12日間
レビュワー あろえりーなさん
点数 8点
投稿日時 2007-08-15 23:12:29
変更日時 2007-08-15 23:12:56
レビュー内容
そう、ヒトラーの内面は、ユンゲの言うように謎である。家庭ではよき夫であるのに、総統としてのヒトラーは実に冷酷。決して文章や当時のフィルムだけではわからない、生のヒトラーが、ブルーノ・ガンツの見事なまでの人体模写によって蘇っています。そしてその当時の空気や雰囲気、敵に追いつめられた絶望的な状況下が、まるで自分がそこにいて目撃しているかのように、生々しく見せてくれます。こうやってドイツ人がドイツ人の手で映画化するというのは、大いに意味があるでしょう。なんせタブー視されているものですから、タブーの中の世界では自由な意見も公平な判断もあったもんじゃない。こういう作品が世に出る事によって歴史をきちんと検証出来る土台作りの一躍になれればいいですね。ヒトラーの思想に「優生学」「弱肉強食の原理」がありますね。彼が書いた「我が闘争」にも、この映画の台詞の中にも出てくる。強い者が弱い者、劣った者を支配する。それが自然の法則であって、情けとかは不純なものだって。この点がヒトラーは悪魔だって言われる所以なんだけど、でもこれはある意味では凄く正しいと思うのね。だって、まさにその力の原理によって、第三帝国は連合国に破れたのだから。これほどの皮肉はないですな。
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