みんなのシネマレビュー
グッドフェローズ - あろえりーなさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 グッドフェローズ
レビュワー あろえりーなさん
点数 9点
投稿日時 2001-10-23 16:24:35
変更日時 2008-09-04 01:26:17
レビュー内容
「ゴッド・ファーザー」以降、全てのマフィア映画がゴッドファーザーと比較され、また制作者もそれを唯一の基準として模倣するだけになってしまったんですが、「ゴッド・ファーザー」というのは「美化」の要素が非常に強い、言うならば「最もリアルなマフィア」というより「人々が最も理想とするマフィア」の具現化なわけです。だからゴッド~以降のマフィア映画は、理想や美化が先走る作風になっていった。そんな中で、ただただリアルなマフィアを描くということに徹底したのがマーティン・スコセッシなわけです。本当のマフィアっていうのは、ムショに何度も入るし働きずめで格好悪い事ばかり起こる。99%が史実だというこの作品。全編に渡って見応えがあると言っていい。女を連れたレイ・リオッタが地下へと歩き夢の世界へと向かう手持ちカメラのシーン、女房に乱暴した隣人の顔面に鉄拳を喰らわすシーン、トランクの中でまだ生きていた男にナイフで刺しまくるシーンなど、どれも脳裏に焼き付くものばかり。でも一番凄いと思ったのはやっぱりジョー・ペシが絡むシーンですよ。この作品のジョー・ペシは本当にマフィア役の人間国宝として永久保存したいぐらい素晴らしい。中でもとびきり凄いのはジョー・ペシが笑い話をしていて、皆がゲラゲラ笑いまくってると突然おい、俺は笑い者か?とキレだし周りが瞬時に凍り付くも、冗談だよと言ってまた笑いに戻るあのシーン。あの「手に負えなさ加減」が画面全体にほとばしっていて、ああ、これはまぎれもない傑作だな、と私が確信したシーンでした。
あろえりーな さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-12ヴァチカンのエクソシスト66.60点
2024-05-06貞子DX55.80点
2024-05-06ある閉ざされた雪の山荘で54.83点
2024-05-01黄龍の村65.66点
2024-04-2465 シックスティ・ファイブ54.40点
2024-04-14女子高生に殺されたい56.25点
2024-04-10ジョン・ウィック:コンセクエンス76.89点
2024-03-31グランツーリスモ86.68点
2024-03-31ドミノ(2023)56.57点
2024-02-25キングダム 運命の炎66.40点
グッドフェローズのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS