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タイトル名 |
ブレインストーム |
レビュワー |
R&Aさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2011-04-28 14:12:39 |
変更日時 |
2011-04-28 14:12:39 |
レビュー内容 |
他人の五感を体感できる装置の発明にまつわる科学者と会社とのありがちな対立のドラマに一度は崩壊した夫婦関係が再生されてゆく大人のラブストーリーが絡んでゆくのだが、そこから偶発的に起こった「死」によって全く新たな展開を見せてゆくことになる。映画はこの新たな展開を重点的に描こうとする。対立のドラマとラブストーリーはその後も活かされ、この新たな展開の駒として盛り上げてゆくのだが、ここは逆でしょ。新たな展開、つまり「死の体験」という魅力的な展開によって前者を盛り上げていかないと。科学者の遺志を継ぐための行動なのか単に「死の体験」をしたいのかよくわからん状態で「死の体験」が一人歩きしていってる。まあ、見せたかったのはその体験映像だってのは分かるんだけど。で、その映像は監督がこれまで特撮スタッフとして係わってきた映画を想起こそすれ、映像自体に感動はなかった。でも想起すること自体が一種の感動ではあったと思う。 |
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