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早春(1956) - ボビーさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 早春(1956)
レビュワー ボビーさん
点数 9点
投稿日時 2004-09-27 22:06:05
変更日時 2004-09-27 22:20:50
レビュー内容
刺激の無い日々、平凡で退屈な毎日。そんな日々の中、男は刺激を求めた。穏やかな風景、川の流れのように静かに流れる時間の進み。僕は身を任せて画面に食い入った。そんな中、小津監督の動かないカメラが動いた。それは、男の心が動いたのを知らせるかのように動いた。ハイキングの最中、人々は歩く。それと同じペースで小津監督のカメラが動いた。目を凝らして見ていないと気遣いくらい、あっさりと動いた。そしてトラックの荷台に乗る男と女。その時はこれからの展開も気にせず笑った。その時、僕は“明るい映画”であると錯覚を起こした。しかしストーリーは急転する。男は過ちを犯し、泥沼にはまった。ふと気付けば自分の心境は複雑になり、気持ちは落ちこみ、暗い気持ちになった。ちょっと前まで感じていた、この映画に対する想いとはまったく反対になっていた。そう、まさに“暗い映画”と感じるようになっていた。これほどまで深刻な映画も小津監督は作っていたのだと知り正直驚き、そして感動した。ラストもとても良かった。カバンとハンガーにかけてある洋服を目にした時、僕自身がとても安心し、嬉しくなりまた感動した。この映画は140分と言う長さを全く感じさせない、素晴らしい作品です。
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