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タイトル名 |
ぼくのエリ/200歳の少女 |
レビュワー |
奥州亭三景さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2010-11-09 22:42:00 |
変更日時 |
2011-01-24 08:17:54 |
レビュー内容 |
モダンホラーなんだけど、観終わった後に残る気持ちが”せつない”っていうのはちょっとビックリでした。 少年がヴァンパイアである少女を承知の上で受け入れる姿っていうのは、完全なる純愛の表現だと思います。そう考えるからこそ、モールス信号による二人の”会話”が、二人を隔てる壁であり、その壁を越える会話と見えるから微笑ましくもあり、同時に悲しくも感じました。 かなりやっている事はエグイと思うのだけど、PG12で抑えているというだけあって、表現は巧みだったと思います。(ホラー苦手なあたしがかなり食入って観たもんね。) イジメに関してはかなり表現が優しいと感じたのは日本人のイジメがもっと陰湿に感じるからかな?但し、あたしの子供の頃のイジメにかなり近い感じがあって、ちょっと嫌ではありましたけどね。
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