みんなのシネマレビュー
昭和おんな博徒 - 鱗歌さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 昭和おんな博徒
レビュワー 鱗歌さん
点数 9点
投稿日時 2019-05-26 05:08:52
変更日時 2019-05-26 05:08:52
レビュー内容
大映の江波杏子と、同じく大映に島流しにしたのに(?)帰ってきちゃった松方弘樹とで、任侠モノ。という、東映の苦しい事情が見え隠れする任侠映画末期の一本ですが、このキャスティングが、どういう訳だかピタリとハマってしまうのです。
とにかく主演の江波杏子が、魅力的ですね~。女の脆い弱さと、女のしなやかな強さとを、見事に表現してます。一見、冷たい表情にも見えるのですが、ちょうど能面が角度によって異なる表情を表すように、不思議な陰影を見せる。
一方の松方弘樹は、と言えば、どんなにガンバっても貫録が無くって、一見、物足りない印象なんですが、観てるとこれもまた妙に役にハマってくる。江波杏子を心ならずも、しかし結果的に任侠の道へと引きこんでしまう存在。しかも彼女が映画を通じて第一級の侠客となるためには、物語上、彼は死なねばならず、彼女の肥やしとならなきゃいかんワケで、ちょうど、この頃の彼のお坊っちゃん顔の持つ果敢無さと、絶妙にマッチしてます。
もちろん彼が舞台から去っても、ちゃんと天知茂という後釜がいるから大丈夫。彼のエキスも吸い取ってますますパワーアップする女主人公。それにしてもこの、天知茂の眉間のシワの深いこと深いこと。どうやったらあそこまで眉間にシワが寄るのか。これはもう、「シワ芸」と呼んでもよいでしょう。
鱗歌 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-05-26007/美しき獲物たち76.02点
任侠清水港87.75点
2024-05-19ドッペルゲンガー85.74点
2024-05-19デモリションマン74.74点
2024-05-06ベイビーわるきゅーれ76.71点
2024-05-06セルラー97.09点
2024-05-06騎兵隊86.00点
2024-05-06風来坊探偵 岬を渡る黒い風76.00点
2024-05-06恋愛準決勝戦87.10点
2024-05-05悪魔の赤ちゃん3 禁断の島74.75点
昭和おんな博徒のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS