みんなのシネマレビュー
ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場 - 鱗歌さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場
レビュワー 鱗歌さん
点数 8点
投稿日時 2013-03-10 08:49:14
変更日時 2013-03-10 08:49:14
レビュー内容
邦題はスペクタクル作品を装ったようなサブタイトルがつけられており、そういう期待をもって観ると肩透かしですが、でもまあ、嘘でも無いかな(と配給会社の片棒を担ぐ)。歴戦を戦い抜き生き延びた猛者たる主人公も、今では、出世しそびれヤサグレてしまった老下士官。勲章は山ほどもらってるけれど、戦っているうちに軍の価値観が変わっちゃったんだから、しょうがない。当時の日本で言うところの、新人類。こんなヤツらには負けておれぬ、と軍のなかでは一本筋を通し続け、初老の割に強過ぎちゃうキャラなのが、観てて痛快に思える人もいれば、「クリント氏、何だかカワイくないぞ」と思える人もいるかも知れない。でも軍を離れれば何かと弱いところがあるのが、やっぱりこの主人公の愛すべきところ。自分の居場所は自分で何とか切り開く。お国のために戦うんじゃない、自分のために戦う。自分のために戦おうと思えば、周りに働きかけていくしかない訳で、ポンコツどもに囲まれていても、ポンコツ集団なりに何とか形になっていくもの。クライマックスでは突如、グレナダ侵攻という実戦に立ち向かうことになるのだけれど、あくまで皆、精鋭集団としてではなく、必死なポンコツ集団として戦いに臨み、小粒といえど勝利をおさめれば、ひと仕事終えた充実感がそこにはある。自分の居場所に対する実感がある。という、戦争スペクタクルなんぞではなくてこれはあくまで人間臭いドラマ。ただ、部下に戦死者が出てしまったことについて、もう少し丁寧な描き方が無かったものか、とは思うのですが…。
鱗歌 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-06-02悪と仮面のルール65.25点
さいころ奉行66.50点
2024-05-26007/美しき獲物たち76.02点
2024-05-26任侠清水港87.75点
2024-05-19ドッペルゲンガー85.74点
2024-05-19デモリションマン74.74点
2024-05-06ベイビーわるきゅーれ76.71点
2024-05-06セルラー97.09点
2024-05-06騎兵隊86.00点
2024-05-06風来坊探偵 岬を渡る黒い風76.00点
ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS