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タイトル名 |
叫びとささやき |
レビュワー |
鱗歌さん |
点数 |
9点 |
投稿日時 |
2008-05-06 18:24:25 |
変更日時 |
2008-05-06 18:24:25 |
レビュー内容 |
劇中に挿入されるバッハの無伴奏チェロ組曲第5番のサラバンド。一切の装飾抜きで、最小限の音によって表現される苦悩、それはまさに人間の原罪そのものを音楽によって表わしたもの、とも言えそう。そしてこの映画からも、これに近い印象を受ける。最小限の人間関係により表わされる、現実という名の悪夢。そこから浮かび上がる、人間が生きることそのものの辛さ、そして皮肉。その辺のホラーより、余程コワい映画。 |
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