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ガタカ - 鱗歌さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ガタカ
レビュワー 鱗歌さん
点数 9点
投稿日時 2015-05-19 22:39:09
変更日時 2015-05-19 22:39:09
レビュー内容
生まれつき「劣等」の烙印を押された男は、他人になりすまし宇宙飛行士を目指す。わずかな痕跡からも人物同定がなされてしまう未来社会。異分子である彼は、ひたすら「自分自身の存在を消すこと」によってのみ、存在が許される。うわーコレ、ツラい。何がツラいって、我々も社会生活を乗り切っていくにあたって多かれ少なかれ、そういう不自由、偽りの仮面を被って素の自分を隠し続ける不自由の中に、生きてる訳ではないですか。何とも身につまされますなあ。そういえば、同様に身につまされ系設定のSF作品『TIME/タイム』も、同じくアンドリュー・ニコル監督の作品でしたね。まあ何にしましても、本作の主人公、別に我々のように穏便に暮らしたいがために自分を消している訳ではなく、宇宙飛行士となる夢のために敢えてこの苦難に身を投じている、というところにドラマが生まれます。打ち上げられるロケットが遠くに垣間見える。この「垣間見える」ということが、主人公の憧れの気持ちを実によく表現しています。現実世界以上に厳しい設定の世界でありながら、ラストはいささか甘いものであるかも知れませんが、ただ甘いだけではなく、そこには犠牲を伴うという苦さもあって、余韻が残ります。それにしてもジュード・ロウ、「他人になりすまされる」役が、良く似合う・・・?
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