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タイトル名 |
ショーシャンクの空に |
レビュワー |
うらわっこさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2004-07-21 02:22:18 |
変更日時 |
2009-11-15 21:30:03 |
レビュー内容 |
印象的だったこと3つ。 1.希望・生きていることの素晴らしさ。 どうしようもない状況に追い込まれた時、希望を持つことはやっぱり難しいもの。 普通に生きててそう思うのに刑務所の中で希望を失わなかった彼を見ると、負けていられない、と感じてしまう。それを嫌味なく、自然に思わせてしまうのがこの作品のすごいトコだと思う。 どんな困難がおこっても、それがどんなに理不尽でも、希望を持って生きなければ何もはじまらないんだと、私を励ましてくれる映画である。 最後の海のシーンは本当に美しい。生きていること、希望を持つことの素晴らしさを象徴してるみたいだった。 2.犯罪者の社会復帰。 犯罪者がどうなろうと私はどうでも良かった。所詮、犯罪者。見下していたのかもしれない。けれど、この映画は私の考えを少し変えた。彼らがスーパーで働く姿には胸が痛んだ。私は浅はかだったなと思った。罪を犯した者はいなくなるわけではないのだ。社会が存在を無視し続けようとも。彼らが社会に出てきたことを心のそこから喜ぶようにならければ、犯罪は減らないだろう。私達は防犯カメラの設置に力を注ぐより、そんな社会をつくらなけらばいけないと思った。
3.痛快なシーン。 脱獄の見事なところもハンマーの隠し場所も 所長のお金をがっぽり持っていくところも拍手したくなる! 金庫を隠した額の台詞もぴったり。
ただ、ハーモニカを拭くシーンがなかったのが個人的には残念でした。 せめて台詞の中にくらい登場して欲しかったと思う。
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