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タイトル名 |
男はつらいよ 寅次郎かもめ歌 |
レビュワー |
東京50km圏道路地図さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2006-08-14 18:39:41 |
変更日時 |
2020-09-27 01:45:56 |
レビュー内容 |
この映画のポイントは何と言ってもセブンイレブンじゃないでしょうか?ちょうど80年頃、家の近所にもセブンイレブンが出来て、小学生ながら便利な世の中になったもんだなあと思ったものです。コンビニの登場・隆盛により日本人の生活は一変します。奥尻のイカ工場から都会のコンビニで働くというギャップ。これからバブル経済がスタートしようとする時代の変化と、日本の古き良きモノを愛する寅さん(コンビニでは買い物しなさそう・・・)が段々住みにくくなる時代がやってくる事を暗示しているようにも感じます。 <追記>14年ぶりに再見。詩の朗読で学生たちが感動しているのに居眠りしている寅さん。ある意味労働の美化をあざ笑っているとも言えるこの対比的シーンは非常に印象的。今回は父親代わりとして恋愛要素はなかったようにも思えるが、「朝帰り」に怒って出て行ってしまうのはやはり「フラれた」と解釈可能であり、惚れていたと言えるのではないだろうか。願書を出したのも学びなおしというよりは、マドンナと一緒に居たいという気持ちの表れと考えるのが自然であるような気がする。 |
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