みんなのシネマレビュー
手紙(2006) - 亜流派 十五郎さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 手紙(2006)
レビュワー 亜流派 十五郎さん
点数 10点
投稿日時 2006-11-15 06:27:12
変更日時 2006-11-15 06:33:10
レビュー内容
年賀状すら廃止してしまった私はここ数年手紙を一切書いていない。メールは一応するものの手紙ほど真剣に送ることなどない。そんな私も母からの手紙だけは捨てられない。この時代にメールの届かない、手紙でしか繋がる事の出来ない場所、社会から隔離された人間にとっては社会と唯一つながる手段が手紙。残された2つの家族とってそれぞれの立場は真逆でありながら、受刑者から送られてくる手紙は事件を思い起こさせ、差別を生む忌まわしいものでしかない。反省、後悔をどれだけ手紙で繰り返そうとそれは彼の自己満足でしかなく、弟からの本当の手紙により本当に自分のしたことの意味を知る。自分が社会とのつながる事を一切否定されて、本当の後悔の念が生まれる。社会との繋がりは断たれても断ち切りようのないものが血の繋がり。兄の合掌に込められた想いは様々な気持ちが幾重にも折り重なる深さと重さを湛えていた。”手紙”は人と繋がるための手段ではあるけれど、繋がっているのは”手紙”ではなく相手のことを慮る”気持ち”であり”気持ち”さえ繋がっていれば何が起きようが恐れることは何もない。
亜流派 十五郎 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2007-12-18椿三十郎(2007)35.56点
2007-08-19マリー・アントワネット(2006)55.17点
2007-08-15不都合な真実86.66点
2007-08-14世界最速のインディアン47.41点
2007-07-25時をかける少女(2006)77.24点
2007-07-25ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団75.65点
2007-07-25ダイ・ハード4.076.65点
2007-06-19武士の一分45.99点
2007-06-18バベル55.41点
2007-06-01パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド44.79点
手紙(2006)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS