みんなのシネマレビュー
ツリー・オブ・ライフ - poppoさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ツリー・オブ・ライフ
レビュワー poppoさん
点数 8点
投稿日時 2011-08-18 07:36:36
変更日時 2011-08-18 07:36:36
レビュー内容
物語はいたってシンプルにひとつの家族、そのなかで自己を確立していく少年時代の回顧録という形をとっている。
しかし、その回顧は、具体的なエピソードだけでなく、万物の創造や宗教を想像させる壮大な映像が多用され、非常にシンボリックなものとなっており、聖書の「ヨブ記」の神とヨブの関係と、強権な父と子の関係をリンクさせているようでもある。
殊に「モルダウ」の調べに乗って家族の幸福な時代が顧みられるシーン、どんな人の人生にもある一瞬の蜜月を切り取った映像は非常に美しく感動的だ。
この映画は「物語」ではなく、一編の「映像詩」として楽しむのが正解かもしれない。
一つ一つの映像に意味づけを探したりするよりも、ただスケール感に圧倒されるとか、自分の家族に思いを馳せるとか、宇宙から見たらどうでもいいし、という前向きなパワーを養うのもアリだと思う。
家族愛に涙しようなんてハンカチ握りしめて観に行ったら大火傷するだろうし(途中退席する人や早々に深い眠りに誘われる人も多くお見受けした)、積極的に他人にお勧めしたいとは思わないが、それほど高尚でも小難しくもなかったと、私自身は感じた。
世の中がどんなに不条理でも、わたしたちは壮大な宇宙の中で神に愛されている一員であり、そしてちゃんと帰るべき場所があるよ、という優しい優しい「映像詩」である。(8.17新宿ミラノ座)
poppo さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2021-05-16チョコレートドーナツ96.98点
メランコリック87.94点
2011-11-05冬の小鳥87.00点
2011-11-05ケース3945.72点
2011-11-05デストラップ/死の罠76.23点
2011-10-18ぼくのエリ/200歳の少女07.10点
2011-10-17キャッツ&ドッグス 地球最大の肉球大戦争64.60点
2011-10-17キャッツ&ドッグス75.39点
2011-10-17アンナと王様76.47点
2011-10-17いつでも夢を(1963)55.66点
ツリー・オブ・ライフのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS