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タイトル名 |
サクリファイス |
レビュワー |
kazu-chinさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2008-10-02 08:52:37 |
変更日時 |
2008-10-02 08:52:37 |
レビュー内容 |
前半のオットーの趣味に関する長いセリフ、夫婦間・親子間が上手くいっていない様子、アレクサンデルが母の庭を手入れして却って美を壊してしまった話、オットーがアレクサンデルにマリアと「愛し合う」ことで”救われる”と告げるシーン・・・・それぞれの話に何の繋がりがあるのか今ひとつ読み取れなかった。 子供に名前が無いのは何故か? そもそも家に放火する意図は?
無理矢理解釈を試みると ◆家とギクシャクした家族関係 →破壊すべき、あるいは破壊せざるを得ない「今の世界」。 ◆名の無い”子供”→ 希望を託すべき「未来世界」の象徴。 でしょうか?
アレクサンデルが自分の家に放火して、救急車で運ばれていくシーンには唖然。 犠牲になったのはアレクサンデルじゃなく、残された家族じゃ・・・・。
あまりに抽象的すぎて理解を超えてますが、映像美というのは確かにあったと思います。 ミルク瓶が床に落ちてパッと飛び散るシーンに、それを強く感じました。
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