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タイトル名 |
クリード 炎の宿敵 |
レビュワー |
ロカホリさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2019-01-16 20:08:14 |
変更日時 |
2019-01-16 20:08:14 |
レビュー内容 |
前作のヒットから二匹目のドジョウでドラゴ親子を設定したのは安易だなと思って観ましたが、ロッキー戦の敗戦から不遇な人生を送っているドラゴや息子それぞれの悲哀や苦悩が十分に感じられたのは良かったです。が、最終的にはたいしてクリード&ロッキーと関わりもなくあっさりと親子共々退場させ救済が一切ないし、難聴設定のクリード嫁を思い出したのか赤ん坊までそれを受け継がせる意味も分からなかったし、色々とネタを詰め込みすぎて散漫になり薄くなっている印象。主役が黒人というのもあってかブラックミュージック満載だし黒人上げの風潮に乗っかってる今どきの作品ですね。その弊害かロッキーシリーズのような盛り上がる音楽もなく、試合も見せ場がなく淡々と予想通りな展開が続いていくだけだったな。クリードの物語にしろ『ロッキーのテーマ』くらいはきっちりと見せ場で流せば良いのになと思いました。前作からして恵まれすぎていたクリードにはあまりノレなかった口ですが今回も同様。ロッキーは負け犬が諦めずに努力して這い上がる物語でしたが、クリード関係はキャラクターが現代っ子らしく全てにおいて軽いのが難点。せめて「全てを取り戻す」と執念を燃やしていたドラゴ親子にもっとフィーチャーした方が良かったと思う。良い味が出ているロッキーとドラゴの枯れ具合だけが見どころ。 |
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