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タイトル名 |
ゼロ・グラビティ |
レビュワー |
VNTSさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2014-05-31 00:12:55 |
変更日時 |
2014-05-31 00:13:24 |
レビュー内容 |
誰のためでもない、自分のために必死になる。それが生命力のエネルギー源となっていた彼女。誰も地球で待ってないし、助かる見込みもないし、神様も当てにならない。この映画の脚本は、大抵の映画でありがちな感動への布石をあえて潰すことで、ヒロインの単純な「生への欲求」を引き立たせる事に成功している。監督があえて背水の陣を選んだかのように見える。そう、ヒロインも背水の陣で知恵を絞り頑張っていた。監督のマインドがヒロインに投影されている。 きっと、監督も誰のためでもなく、自分のために必死になりこの映画を作ったのだろう。 |
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