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タイトル名 |
ペイ・フォワード/可能の王国 |
レビュワー |
かちょりきさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2002-06-11 01:31:33 |
変更日時 |
2002-06-11 01:31:33 |
レビュー内容 |
↓の“いく”さんの意見に賛成です。ラストの不可解な死=陳腐なお涙頂戴という図式は、それこそが陳腐な発想でしょう。私は本作を観た当初は、何故あそこで殺されなければならなかったのか理解できませんでした。もちろん今も、理解できたとは言えません。しかし、本作のテーマというか、語りかけてくる「わからない“何か”」についてはいろいろ考えさせられました。文字通り「衝撃のラスト!」に納得がいかず、酷評を下していらっしゃる方がたくさんいらっしゃるようですが、本作はなにも、あのラストがすべてではありません。作品の本質は、もっと別のところにあります。主人公の不可解な死ばかりに気を取られすぎることなく、できればぜひ、もう一度本作を振り返ってみてください。これは、決して「駄作」の部類に分けられるような作品ではありません。(とはいいつつ私も低い評価を下していますが) |
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