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タイトル名 |
評決 |
レビュワー |
チャターBOXさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2003-07-01 17:44:28 |
変更日時 |
2005-10-17 13:59:06 |
レビュー内容 |
法廷劇の白眉。この時期のポール・ニューマンは自らがアルコール依存症に苦しんでいたようで、演技には思えないほどの迫真性が伝わってきました。宿敵コンキャノン演じるジェイムス・メイスン以下の競演陣も秀逸。医療過誤事件。病院を経営する教会側からの和解(案)をはねつけ、「絶対的真実の追求と正義の死守」に目覚めた弁護士、信念に基づく陪審員の評決、これらは裁判制度のあるべき姿を実に雄弁に物語っています。ボストンの寂しい冬景色や、各登場人物の微妙な心の動きなども見事に表現されていて、全く共感できました。 |
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