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LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標 - 鉄腕麗人さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標
レビュワー 鉄腕麗人さん
点数 8点
投稿日時 2016-10-22 01:26:35
変更日時 2016-10-30 23:24:34
レビュー内容
コンバット・マグナムの重い弾丸が宿敵の利き腕をぶち抜く。茫然自失の相手に対し次元大介は言う。

「お前がどれだけ軽い銃を使おうが知ったこっちゃないが……俺に言わせりゃ、ロマンに欠けるな」

最高かよ。と、思う。


2012年に放送されたテレビシリーズ「LUPIN the Third -峰不二子という女-」は、“度肝を抜かれる”とはこのことかと思えるほど衝撃的で、凄すぎた。
オープニングのモノローグからエンディングに至るまで、「え、これほんとにテレビで流していいのか?」と戸惑ってしまうくらいに。
モンキー・パンチの原作に対する強烈なリスペクトを礎にした、妥協の無いエロティシズムと、香しく漂うハードボイルドと、刹那的なキャラクターたちのクレイジー感、そこから織りなされる甘美でキケンな世界観には、ルパンシリーズに限らず、これまでの殆どのアニメ作品では確実に遠慮されてきたものが、問答無用に溢れかえっていた。
おおよそテレビアニメには似つかわしくない“背徳感”と“贅沢感”に圧倒された。

そして、今作は、その「峰不二子という女」の流れをくんだシリーズ第2弾。
待望の劇場公開作品であったが、あまりに公開規模が限定的だったことと、尺が50分少々と短すぎることで、クオリティーに懐疑的なイメージを持ってしまっていた。
ようやく鑑賞に至ったわけだが、何の事はない、最高である。

「峰不二子〜」程の淫靡さは必然的に無いが、“相棒”になったばかりのルパン三世と次元大介の絶妙な距離感と、それが徐々に強固なものになっていく塩梅が堪らない。敵キャラクターのビジュアルとギミックの禍々しさもすこぶる良い。
そして何よりも、「次元大介」とういキャラクターが本来持ち得ている“正しいハードボイルド”が堪能できる仕上がりが素晴らしい。

唯一の欠点は、上記の通り尺が短すぎるということだけだ。
ラストの銭形警部登場からのまさかのシークエンスに、思わず「○○ー!?」と声を上げてしまった。
おいおい、続編はまだか?この制作チームにさっさと金をやってくれ。
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