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アメリカン・ラプソディ - 花守湖さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 アメリカン・ラプソディ
レビュワー 花守湖さん
点数 10点
投稿日時 2005-12-06 22:32:45
変更日時 2005-12-17 21:48:12
レビュー内容
ハンガリーからアメリカに亡命するとき、1人だけ家族から置き去りにされてしまった女の子が、ようやくアメリカで家族と再会したとき、すでに女の子と家族との間に深い亀裂が生じていました。 この女の子は監督自身です。これが監督の自伝映画だということは、DVDのメイキングで知りました。一度壊れた家族の絆は元に戻るのか?家族とは何か? 人にとってふるさととは何か? これは私のツボを直撃した映画でした。 前半の6歳の主人公は、可愛らしい女の子が演じ、後半の16歳になった主人公は、スカーレット・ヨハンソンが演じています。 特に印象的な場面は、このスカーレットが、家族の反対を押し切って、ハンガリーにいる育ての親に会いにいくところです。 美しいブダペストの街並みを、物思いに耽りながら、彼女が歩いていく姿は、まるで美術品を見ている様に、絵になる光景でした。 それと主人公の育ての親は本当に人が良い人たちなのですが、逆にそれが育ての親と、生みの親との狭間で、彼女が悩み続ける原因になっていくのでした。 実の母親と娘の激しい争いも見られます。スカーレットのヤンキー姉ちゃんぶりも必見ですが、母親を演じるナスターシャキンスキーも、娘から愛されない苦悩をうまく演じていました。 娘から愛されないと焦る母親の気持ちが、娘に対する束縛心に変貌し、それが異常な行動を駆り立てて、悲劇へとつながっていきます。 家族のあいだでおこる様々な困難を抱えつつ、スカーレットがブダペストで知った真実とはなにか? 旅を通して1人の少女が大きく成長した様子が伺えます。これは家族の再生の物語。 家族に悩みと救いと希望を抱く人の道しるべになりえる作品。
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