みんなのシネマレビュー
敦煌 - six-coinさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 敦煌
レビュワー six-coinさん
点数 8点
投稿日時 2004-12-15 13:13:23
変更日時 2004-12-15 13:16:20
レビュー内容
井上靖の原作を読んだのが映画とほぼ同じ時期、随分前のことで原作の内容を明確に記憶していないが、この映画はなぜか好きだ。ヒロインの中川安奈さんがとても美しく見え、昔見た当初は話の本筋そっちのけでこの2人の悲恋物語が気に入っていた。後に敦煌の洞窟に描かれた仏教美術の壮大さをTV特集等で知り、それにからむロマンに胸踊り自分もいつか敦煌へ行ってみたいと思ったものだ。原作を読んでいないと中国名の登場人物達の伏線がちょっと分かり辛いとは思うが、壮大なスケールの物語をこれでもかと大袈裟に演出するのではなく、下っ端の兵隊の立場から泥臭くリアルに描いているところが良いと思う。見ているだけで、砂埃と汗で皮膚や口の中がザラザラしてきそうだ。三国志のように、リーダーの立場から描いた中国の歴史絵巻はどれも壮大であるが、その大きな歴史の流れの中、強者の号令一下、粒ほどの存在も残すことなく砂漠に散って行った、主人公達のような人々も想像し切れないほど大勢いたことだろう。「名無しの死体にはなりたくないのだ」と衣服に記名した主人公趙行徳。彼に頼み我先に記名を願った朱王礼を始めとする兵隊達。戦の炎の中、数え切れない教典を運び出す僧侶達。彼らの姿に弱肉強食の歴史に埋もれながらも自分達が歴史に存在した証を少しでも残したいと懸命の努力を続ける儚さを思う。夏草やつわものどもが夢のあと。
six-coin さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2008-10-19イントゥ・ザ・ワイルド86.98点
2008-02-17アマデウス ディレクターズカット98.25点
2008-01-06フォレスト・ガンプ/一期一会87.38点
2007-12-31ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記65.50点
2007-12-31ベオウルフ/呪われし勇者35.51点
2007-12-31アイ・アム・レジェンド65.27点
2007-09-30スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ54.91点
2007-09-30べクシル 2077 日本鎖国54.07点
2007-09-30トランスフォーマー55.70点
2007-08-08レミーのおいしいレストラン76.66点
敦煌のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS