みんなのシネマレビュー
西部戦線異状なし(1930) - 一般人さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 西部戦線異状なし(1930)
レビュワー 一般人さん
点数 8点
投稿日時 2010-10-02 00:20:08
変更日時 2010-10-02 00:51:23
レビュー内容
先ほど見終わりました。
実は1979年版と間違えて借りてしまいました(笑)

ですがこちらを見て良かったです。非常に良く出来た作品でした。
とても1930年に撮られた映画だとは思えません。

戦闘と砲爆、機関銃座のシーンで、次第に横に流れて行く長回しの映像表現は
今見ても非常に斬新で、まるで自分がその場で撃たれているかの様な錯覚を感じました。
特に砲弾が横に連爆して行くシーンなどは鳥肌が立ちました。

その他、敵兵が塹壕へ飛び込んで来たり
タコツボを飛び越えて行くシーンなどは、下からのアングルが非常にリアルで
最後は銃剣でも間尺に合わず、シャベルを振り回して叩き合う白兵戦も圧巻です。
この辺りはまだ実戦経験者が多数居たはずですから、演技指導などをしていたのでしょうか。

この映画がハリウッド最初の戦争巨編であり、その後のアメリカにおける
戦争映画のバイブルと成っているというのもうなずけますね。

特に戦闘シーンの映像手法の全ての原点が
この映画に詰まっていると言っても過言じゃないかと思います。

しかし、戦闘シーン以外の場面設定で有ったり
台詞回しや演出などには、所々やはり時代を感じさせるものが有り
誰が誰だかはっきり区別出来なかったり、いま1つシックリ来ない所が有ります。

ただ、古参兵のカチンスキーを初め、まわりの配役は中々良い味を出していて
コミカルなシーンも有ったりと、ある程度感情移入出来る設定で

それが為にカチンスキーの呆気ない死は
現実の戦争の悲惨さ、儚さを如実に表していると思います。

ただ、もう1つ物足りないと感じてしまうのは
撃たれて血飛沫が飛び散ったり、モ切れた手足が宙を飛んだり、ハラワタがはみ出てたりの
リアルな現代風戦争映画のギミックに慣れてしまっているからかも知れません。
そういう部分を期待している人は見ない方が良いでしょう。

しかし、実際の戦争、時代的背景やその現実、という物を当て嵌めてみると
実際の第1次世界大戦から12年しか経っていないこの映画のほうが
ある意味で相当リアルであるのかも知れません。

一般人 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2013-11-14キャビン76.35点
2013-09-1696時間 リベンジ55.77点
2013-01-12コクリコ坂から35.70点
2012-11-29最後の忠臣蔵85.82点
2012-10-24ALWAYS 三丁目の夕日‘6486.78点
2012-08-20ミッション:8ミニッツ87.44点
2012-08-19ドラゴン・タトゥーの女56.82点
2012-08-16月に囚われた男86.91点
2012-04-01リクルート46.11点
2012-04-01完全なる報復35.45点
西部戦線異状なし(1930)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS