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タイトル名 |
危険な遊び(1993) |
レビュワー |
MAZEさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2005-08-01 22:08:11 |
変更日時 |
2005-08-01 22:09:06 |
レビュー内容 |
子供の持つ残酷性、暗黒性、猟奇性…これは、有る言葉で、さも当たり前の様に 表現される「無邪気」…本当だろうか?子供も人間であると言う事を無視した言葉だ。 この三つは特有の神秘性と言う薄皮に見事に隠され、普段は突出する事が無い。 切欠がなければ……そう、切欠が……
母を亡くしたマークは父の友人宅に預けられる。そこでであったのがヘンリー… 残酷物語の幕開けだ。 特質すべき物は「嫉妬」だ。これはどんなに些細でも誰もが抱え込んで見せまい とする面。子供はコレを露骨に出す生物だ。 妹や片親になってしまった憐れなマークに、実母の優しさが向けられる好意…これが ヘンリーを嫉妬させるトリガー。 子供の持つ残忍性が徐々に牙を剥いて行く過程がとても良く描かれている。
最後に待つ物…究極の選択。…貴方ならどちらを選ぶだろうか............................. |
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