|
タイトル名 |
尼僧物語 |
レビュワー |
The Grey Heronさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2017-10-30 00:41:30 |
変更日時 |
2017-10-30 00:41:30 |
レビュー内容 |
1920年代のベルギーで女子は尼僧になり医学校に研修で派遣される以外医学を学べなかったそうで。ベルギー領コンゴでの医療活動の目的の手段であった尼僧生活。人間離れした厳しい戒律模様を冗長に感じる程丹念に描いている。シスタールークとしての日々の葛藤をフォルテュナティ医師が「君は人としての意思を持っている。修道院が望む尼僧にはなれない」と端的に指摘する。二人のごく淡い思いが忘れ難い。地下活動に身を投じる為還俗するラストシーンの後ろ姿。監督のカトリックへの批判を感じました。キャピキャピしていないヘップバーンを堪能出来た良作。 |
|
The Grey Heron さんの 最近のクチコミ・感想
尼僧物語のレビュー一覧を見る
|