みんなのシネマレビュー
ガタカ - sting★IGGYさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ガタカ
レビュワー sting★IGGYさん
点数 8点
投稿日時 2005-09-04 02:25:52
変更日時 2005-09-04 02:25:52
レビュー内容
為ってほしくないが確実に近付きつつある未来をシミュレートし
(着床前診断は正にその一例)現代社会に警鐘をうち鳴らした作品である。
今を遡る事60年前ナチスドイツのヒトラーを始めとしたファシストの時代には
選民思想が高らかに謳われていたがこの作品の時代はDNAの段階から
種の選別だけに飽き足らず遺伝子操作で所謂完全な人間を創造している。
科学の力に傾倒し倫理観をも踏み外した社会を創る事自体が
不完全な事なのだとなぜ気付かないのか。
いつの時代も人間は罪な生き物である。
そんな忌避的な社会に不完全な人間として生まれてきたヴィンセントの
生きる為に足掻き努力を積み重ねて夢を掴み取る執念には悲哀を越えてむしろ敬服する。
また完全であるが故に己のプライドに堪えかねて自殺未遂を冒し半身不随になりながらも
歴史に名を残す(生きて来た証を残す)為にヴィンセントに夢を託したジェローム。
恐らくこの作品の根底に流れる『人間の心までは完全には征服できない』といった
メッセージが彼のラストの生き様に込められているのではないか?
やっと本当の完全な人間に為り得た彼の心情は推して知るべし・・・。
sting★IGGY さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-04-13すずめの戸締まり96.52点
2024-03-02マダム・ウェブ55.62点
2024-02-09機動戦士ガンダムSEED FREEDOM77.50点
2023-11-21ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE87.37点
2023-11-21オールド・ガード66.42点
2023-11-21君たちはどう生きるか(2023)75.84点
2023-10-22イコライザー THE FINAL87.20点
2018-09-18ザ・プレデター34.92点
2017-11-19THE WAVE/ザ・ウェイブ36.00点
2017-11-11ブレードランナー 204956.48点
ガタカのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS