|
タイトル名 |
キル・ビル Vol.2 |
レビュワー |
恭人さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2004-05-05 16:29:56 |
変更日時 |
2004-05-05 16:30:56 |
レビュー内容 |
随所にタランティーノ節がひしめき、なかなか魅力的な展開。エル・ドライバーとの死闘などまさに映画史上に残りうるオトシ方である。しかし……どうにも乗り切れない。ここからは、少々個人的すぎる日本びいきの感想になってしまうが、やはりタランティーノに暴走させるほど影響を与える映画は日本映画以外にはないということではないのだろうか? 昨今、日本では韓国映画を軸とするアジア映画が大ブームを起こしている。しかし、タランティーノにとっては、理屈を忘れるほどの心地よさは香港映画にもマカロニ・ウェスタンにも感じられなかったのではないか? 故深作欣二をはじめとする石井輝男・三池崇史といった監督を擁する日本映画界ほど無国籍なアクションものの魅力を伝えられはしないのだろう。これを機に日本人が今一度自国の映画に目を向けることを望みたい。 |
|
恭人 さんの 最近のクチコミ・感想
キル・ビル Vol.2のレビュー一覧を見る
|