みんなのシネマレビュー
おおかみこどもの雨と雪 - あにやん‍🌈さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 おおかみこどもの雨と雪
レビュワー あにやん‍🌈さん
点数 3点
投稿日時 2012-07-22 00:24:03
変更日時 2012-07-22 00:24:03
レビュー内容
初日の六本木は老若男女で溢れていて、つくづく日本人は日常的にアニメに親しんでいる民族なんだなぁ、と。この映画はそんな日本人のアニメを見る能力「アニメ力」に安易に依存してしまっている気がしてなりません。茶色のトレスラインの花畑寝ころびによって一発で『魔女の宅急便』のオープニングに繋がるイメージ、『トトロ』のさつきとメイのように庭を駆けめぐり、みんなで大きな口を開けて笑う、それは監督のジブリコンプレックスと言うよりも観客の既視感、既に成立しているアニメというものに対するイメージに依存しながら映画を運ぼうとしているように思えるのです。そういう判りやすいアニメの文法をあえて無視して脚本や演出に目を向けると、この映画、隙間だらけという感じ。人の心の移ろいが悉く点で描かれていて、その流れは「観客に備わったアニメ力によって行間を埋めておいて下さい」という甘い作りになっている感じがします。母の子を育てる意志も、雪の人への心の目覚めも、雨の野性への目覚めも、村の人々が家族に向ける善意も、転校生の雪を信じる意志も、全部が隙間だらけで、それが善良なるアニメ文法の映像によって描かれる事で観客側で自動的に善良なる方向へ補完されてめでたしめでたし、みたいな。それでいいのか?と。誰かに褒めて貰いたいのかな。そもそも誰に見せたかったんでしょう? 先生に褒めて貰いたくて自分の言葉を失った作文みたいな映画だと思いました。
あにやん‍🌈 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-06-01映画『からかい上手の高木さん』66.50点
2024-05-30猿の惑星/キングダム56.80点
2024-05-30悪は存在しない66.33点
2024-05-30ゴジラ×コング 新たなる帝国65.75点
2024-05-29関心領域76.75点
2024-05-29デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章87.50点
2024-05-29マッドマックス:フュリオサ87.16点
2024-04-12デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章67.00点
2024-04-08ゴーストバスターズ/フローズン・サマー45.25点
2024-04-08オッペンハイマー16.50点
おおかみこどもの雨と雪のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS