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タイトル名 |
赤い月 |
レビュワー |
南浦和で笑う三波さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2004-03-01 17:32:41 |
変更日時 |
2004-09-28 23:19:44 |
レビュー内容 |
常盤貴子が脱皮できずという感じ(シーン的には相当なことをやっているが)はいなめない。なかにし礼原作の、太平洋戦争時に、中国大陸にすべてをかけて移住した日本人のたどった運命を描いた映画。この時代のこの内容が今映画化された意味を自分なりに考えると、21世紀にはいり、ちょっと山っ気のある日本人なら誰でもインターネット証券会社などを通じて全財産を中国に投資できる時代になり、また、中国投資が有望であることをマスコミが喧伝して付和雷的投資行動をとりがちな時代だからこそ、大陸にすべてを投じた前世紀の日本人がどのような人生を送ったのかを知っておいてほしい、というメッセージがこめられているような気がする。 |
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