みんなのシネマレビュー
ターミナル - delft-Qさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ターミナル
レビュワー delft-Qさん
点数 6点
投稿日時 2005-05-13 00:22:23
変更日時 2005-05-13 00:22:23
レビュー内容
まずいわせてもらうと、JFK空港はあんなにきれいではない(私の知っている限りでは、だが)し、米系航空会社であんなにきれいかわいいアテンダントは見たことない(笑)。それはさておき、それなりに面白かったと思う。私も宣伝から「感動ヒューマンドラマ」かと思っていたが、実際には「ファンタジーコメディ」とでもいうべきもので、泣くようなことはなかった。ストーリーは、まさに実写ファンタジーそのもの。ありえないけれど、観ていて楽しい展開ではあった。  しかし、ファンタジー基調ながら、ポイントポイントでリアリティが顔をのぞかせる。アメリアと決して結ばせることをしなかった「運命」はその最たるもで、そこだけは映画の他の部分から切り離されて、切ないだけではなく生々しくすらあった。この描き方は賛否分かれるかもしれない。  そこで私は、唐突ながら、『もののけ姫』との対比を試みたい(以下、『もののけ姫』のネタバレ有)。考えてもみれば、アシタカとビクターの境遇は似てはいないか? 使命を胸に故郷をあとにし、異郷で美しい女性と出会う。最初は孤独だが、次第に仲間ができるのも共通する。そして、『もののけ』ではアシタカは故郷を捨て(?)、サンとともにある生活を選ぶ。対してビクターは、アメリアと一瞬クロスオーバーするも、そのまま別れゆき、故郷へ戻る。前者はどこかアシタカとサンの関係に一種の「甘さ」を残すが、後者はそこは冷厳にリアリスティックに描いた。どちらを是とするかは、これはもう好き好きの世界だろうが、間違いなくいえるのは、『もののけ』はあの描き方によって消化不良感が残り、本作はこの展開によって印象を強くした。スピルバーグの手練れというべきだろう。  にもかかわらず、私もラストは物足りず、中途半端感が拭えなかった。ということで、6点也です。ラストで1~2点は損したと思う。
delft-Q さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2023-10-09沈黙の艦隊(2023)65.50点
2021-11-02DUNE デューン/砂の惑星(2021)56.30点
2020-09-17道(1954)107.91点
2019-12-25アウトロー(2012)66.20点
2019-12-25スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け66.76点
2019-07-02言の葉の庭45.66点
2019-05-03キングダム(2019)86.06点
2018-08-14ミッション:インポッシブル/フォールアウト77.07点
2017-11-07君の名は。(2016)107.00点
2017-09-24ブリッジ・オブ・スパイ77.16点
ターミナルのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS