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鉄道員(1956) - mhiroさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 鉄道員(1956)
レビュワー mhiroさん
点数 4点
投稿日時 2005-01-13 19:05:16
変更日時 2005-01-13 19:05:16
レビュー内容
ここでの点数が高い分、あえて厳しめの評価をする。前中盤までは、主人公がその厳格さで自暴自棄に陥り、あげく他人に迷惑をかけ、大事な家族をバラバラにさせる。自分の威厳を振りかざし、他人のせいにし、酒に入り浸り、女に手を上げる最低の父親。ところが病気になった途端改心して二人の息子や仲間と和解し、幸せな顔でクリスマスの夜に亡くなる、というストーリー。一見これで何事もなかったように終わっているけれど、自分が息子や娘の立場だったとしたら、今までのマイナスがプラスになっただけ。いや、自分の人生の一部を狂わされたことで悔恨は残るだろう。この父親の主人公に同情や感情移入などできない。今まで自分がしてきたことを思い起こし、なぜ自分の行動が周りの不興を買ったのかを理解できないまま、逝ってしまったのではないか。だとしたら、あのまま生きていたとしても家族が幸せになることはなかっただろう。日本の「東京物語」と重ねる人もいるみたいだけど、自分としては「蒲田行進曲」を思い出しながら見ていた。この映画の中で日ごろペコペコしている男が、自分の威厳を張るためだけに妊娠中の妻に暴行を振るうシーンがある。それをしきりに思い出した。とはいえ、名作中の名作。家族を温かく見守る母親、父親を慕う坊や、自分を思ってくれる親友などがこの映画にふっと安らぎを与えてくれる。前中盤は見るのもつらいが、ラスト30分だけは高評価。自分が若いために、この映画の良さを理解できないのか。この先評価が高くなることがあるのかどうか。10年たったら確かめたい。(TV、イタリア語、字幕スーパー)
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