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タイトル名 |
サルバドル/遥かなる日々 |
レビュワー |
A.O.Dさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-10-26 02:21:23 |
変更日時 |
2004-10-26 15:43:36 |
レビュー内容 |
この映画は凄い。1986年といえば内戦の真っ只中、そんな状況において、メキシコオールロケで仕上げたこの作品には、オリバー・ストーンの並々ならぬ熱意を感じる。虐殺、人権蹂躙などの非道を、過去のものではなく、今現在のもので生々しく描いたこの作品は、アメリカの政策、矛盾を徹底的に、かつ正当に告発するものになっている。俺はアメリカは好きだ、"ハリウッド"、"自由の国アメリカ"、だけどこういう側面も知っておく必要があると思う。それは、一部の面だけ見て、悪い面から目をそらしてたのでは、それは偽りに他ならないと思うからだ。もちろんこの作品が資料としてしか成り立たないのであれば、8点は付けない。そこはさすがオリバー・ストーン、素晴らしいドラマ性を含んでいる。それと、見るのならDVDをおすすめします。特典として撮影の裏話や、カットされた未公開シーンなどが入っていて、よりこの作品の素晴らしさ、監督の熱意を汲み取ることが出来るからです。 |
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