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U・ボート ディレクターズ・カット版 - かわまりさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 U・ボート ディレクターズ・カット版
レビュワー かわまりさん
点数 8点
投稿日時 2008-03-31 12:18:10
変更日時 2008-04-01 00:29:41
レビュー内容
閉鎖された空間で計器類だけを頼りにドンパチが展開する前半から怖かったです。ちょっとしたホラー映画でした。作品終了までまだ二時間近くあるからどうせ死にはしない・・・と鷹をくくれるのが唯一の救いでした。野戦と違って一人ずつ死ぬということはありませんしね・・・。しかし、どうせ戦争で死ぬのなら潜水艦の中にいて撃沈されるより野戦で頭をぶち抜かれるほうがよほどまし・・・同じ理屈で東京大空襲でじりじりと焼け死んだ人(10万人)より原爆で一瞬のうちに蒸発した人(広島7万、長崎4万+後遺症でじりじりと死んだ人は数知れず)のどちらがいいか・・・あまり中身のある議論ではありません。ところで当時のドイツ軍にはレーダーがなかったのですね。実際はアメリカで開発中だったのです。ゼロ戦飛来の探知と並ぶ画期的な応用としてパラシュートに搭載された原子爆弾開が地上から一定距離に達するまで爆発しないようにしたしかけがあります。当時、オランダからアメリカに移住した生え抜きの原子物理学者ハウスミットは英語を含むヨーロッパの4カ国語を話せるという理由で原子爆弾開発計画からはずされて、本人もわけがわからないままレーダーの開発に従事させられました。その理由は・・・ドイツ原子爆弾開発計画の全容を探る諜報部員にするためにとっておかれたのです。(彼は後に実際に活躍し、ドイツの原子爆弾開発計画は連合国のよりもはるかに遅れていたということを報告しました。)余計なおしゃべりを書きこみましたが、二十世紀の二回にわたる世界大戦は汲めどもつきない映画ネタの源泉で、私たちの曽祖父母の時代の馬鹿さ加減を後世に伝えるためにも、CGなどが発達し、戦争経験者がまだ生きている今のうちに優れた映画を多く作ってほしいものです。映画史の観点から評価はしますが個人的にドンパチとホラーは嫌いだし、いかにもドイツ的な唐突な終わり方も興ざめなので、平均点をあまり変えないような点数を献上します。
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