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タイトル名 |
火垂るの墓(1988) |
レビュワー |
森のpoohさんさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2007-08-19 10:03:54 |
変更日時 |
2007-08-19 10:12:07 |
レビュー内容 |
考え方として、こんなに不幸になったのはあなたのせい。と、考えてそれを強く思いすぎると利己主義になり戦争はそういう心から始まるのだと思います。 戦争という利己主義の最たるもののなかで翻弄される人々を描き、どういう時代だったのかを描く事により後世に何かを伝えたい思いと思います。 主人公の判断をどうかという点は若い人間にはありがちな考えで、それが死に直結するかどうかは考えていなかったのでしょう。 北朝鮮のコッチェビ(ストリートチルドレン)のように何歳であろうと生きてゆくには自分でどうにかしなければならない。盗んでも生きなければという状態であったという事ではないでしょうか。今も別の国ではある現状だからその事に目をそむけては本質には触れられないと思います。 気持ち良い作品じゃないですが、意味のある作品と思いますよ。 |
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