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タイトル名 |
市民ケーン |
レビュワー |
エスねこさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2004-05-02 02:58:12 |
変更日時 |
2004-05-30 16:02:39 |
レビュー内容 |
皆様ごめんなさい。この映画、最初に観てからもう20年くらいになりますが、ぜんっぜんっ違う解釈をしてた…いまあまりに解釈が違うんで唖然としております。「その生涯を社会という雪道で一人遊び続けた、永遠の少年の物語」そう思ってました。だから、割と人生の哀愁とかを感じる事がなくて、カンシャクを起こすケーンを見ては「あー子供ってこんな風にぐずるよなあ」とか、ウェルズの観察眼の鋭さ、舞台設定の巧さに感動してた。そしてその金満孤立主義が(ハーストという形を取って)アメリカに蔓延しつつあった時代。オイラ的には苦悩の国のアイルランド人・ウェルズから見た、アメリカ文化の若々しさ・未熟さを愛憎交えて描いているように見えてます。(追記:などと書いてから、O・ウェルズがアメリカ人だったのを知った。ダブリンの劇場でデビューしたというキャリアは偶然だったのか…) |
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