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| タイトル名 |
サン★ロレンツォの夜 |
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| レビュワー |
エスねこさん |
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| 点数 |
7点 |
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| 投稿日時 |
2004-10-16 11:54:16 |
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| 変更日時 |
2004-10-18 01:18:04 |
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| レビュー内容 |
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| 公開からはや２０年。ＤＶＤで見直すまで映像も切れ切れにしか覚えていなかった。主役の女の子が可愛かったのはもちろん覚えているが、あとはコンドーム風船くらいかな。だが、そもそもそういう性質の映画なんだと思う。これは記憶の鎮魂歌。『プライベート・ライアン』を超えると人間の感性はファンタジーと融合してしまうんだろう。そういう意味で、確信犯的に戦争映画の「ある一線」を踏み越えた監督の勇気を評価したい。この世には、語るには辛すぎる記憶ってのがある。リアルに語っても意味のない事だってある。無数のおとぎ話から血の臭いが拭い切れない理屈は、現代でも有効だ。 |
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