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タイトル名 |
フロム・ダスク・ティル・ドーン |
レビュワー |
なにわ君さん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2004-07-08 16:13:01 |
変更日時 |
2004-07-08 16:54:59 |
レビュー内容 |
ヴァンパイア物の中ではかなり好きかな。いや観た時は、ほとんどの方と同じようにまさか、ヴァンパイア物とは思ってなかったんやけども。この映画がうまいのは、その化け物の正体を映画のジャンルごと観てる俺らにもわからなくした映画構成にあると思う。本来、ホラーって、こうでなきゃいけないと思うんやけどね。だって、これはモンスター映画ですよってわかってみるモンスター映画ほどおもしろくないものはない。モンスターが出てくるのわかってるんやもん。まさか、モンスターが潜んでたなんてって観てる観客も驚く展開がモンスター映画のあるべき姿じゃないやろか。それで、初めて映画の中の人と同じ感覚で見てる俺らも驚けるんじゃないやろか?それをジャンルを変えるって事でやりとげたこの映画はまさにアイデア物。ただし、ある程度、観る者を限定するモンスター物を観客に納得させるには、まったく違うジャンルにはできない。ある程度観る人達を制限しなきゃ、感動物を観に来た客にスプラッターは見せれない。だから前半のノリもダークな犯罪物にしたのでは?宣伝をあまりせず、情報が広まらなかったのもよかったんちゃうかな。まー、観方によっては、小さい子供が人形で遊んでて急に感極まってその人形達をぶっ壊して暴れるっていうノリに似てなくもないが。とにかく、ヴァンパイア好きには避けて通れない映画やとは思う。ただ、この映画がヴァンパイア物だって事に気づいてないヴァンパイア好きな人がもしいるとしても、紹介しづらい映画やねんけどね。ちなみに2と3もヴァンパイア物では好きな方やけど、やっぱり、1ほどインパクトはないかな。 |
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