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タイトル名 |
グラン・トリノ |
レビュワー |
カシス103さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2009-05-04 19:13:44 |
変更日時 |
2009-05-04 19:13:44 |
レビュー内容 |
39人の平均が8.6点は高すぎにしても、評価の高い映画だとは思う。 けど、好みじゃないんだよね。 ミリオンダラーほどの辛さはないけど、やっぱイーストウッドは暴力的なことを描くのが好きなんだなぁ、って思う。 この映画の訴えどころ、感動のあたえどころ、にあれほどの暴力は必要ないと思う。 そういう思いでみてみると、つっこみどころはいろいろある。 ・タオが同民族のギャングに仲間入りのテストと、そそのかされグラントリノを盗もうとして失敗するのだが、それで、ギャング達からあれほどの仕打ちを受ける必然性がない。 ・ギャングによってスーが犯され、家を襲撃されるが、誰が犯人か、警察に言わない。のが「クチの固い民族」でかたづけられているが、いかにも変。 ・最後に、ウォルトが一人丸腰でギャングに向かっていくが、ライターを出しただけであれほどメッタ撃ちにあうことが不自然。確率的にはギャング側から撃ってこないことが十分に考えられたハズ、もしそうなった時、ウォルトはどうしたのだろう。丸腰だから、そのままスゴスゴと帰ってくるしかなかったのでは? この映画のテーマは理不尽な暴力が存在する、ことを訴える ものでないと思いたい。
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