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タイトル名 |
NOTHING ナッシング |
レビュワー |
カイル・枕クランさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2006-03-15 05:14:28 |
変更日時 |
2006-03-15 05:14:28 |
レビュー内容 |
『CUBE』ではシチュエーションとの戦い、『カンパニーマン』ではアイデンティティとの戦い、そして今作では前2作の要素がミックスされたまさにビンチェンゾ・ナタリの入魂の作品なのだ。日本で言うアキバ系の仲良し二人組の男性が空白の世界に紛れ込んでしまうという内容。空白の世界では何もかもが自由に消せ、それは人間の感覚までも。とまあなんだか一見終末感漂わせる雰囲気だが、主役の二人は至ってアッケラカン。テレビゲームや楽器に興じたり好きにやっている。社会にうまく迎合できない二人は空白の世界で何かをみつける、というモノ。なんか新しい事に挑戦している感はあるんだけど、ウェス・アンダーソンやチャーリー・カウフマンに触発されているような気がしてならない!もっとナタリ監督独特の世界が俺は見たいんじゃー! |
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